小4。人生初漫才。

はい!こちゃす!!


前回のnoteでこれから書いていく事のお題的なものを募集致しまして、ありがたいことにいくつか頂いたので、今回はその中から「もっちゃん少年期の記憶」とやらを書いていきたいと思います。



少年期の事でまず今一番に思い出したのは、漫才をした事です。



あれは10歳、小学4年生ーーーーーーーー





僕には仲の良い「石島」という友達がおり、こいつとは家がおんなじ方向という事もありホンマに毎日一緒におった。



それはもうホンマに毎日。毎日やし、毎分やし、毎秒。一緒におった。



小1の初日からずっとつるんでた。



学校の帰り道は石島の家を通ってから、僕の家というルートなのだが石島はランドセルを置いたら「ただいまー!」「いってきまーす!」のカツオスタイルを生で実行し、いつも1分以内に僕に追いついた。


たまに3分かかった時とか謝ってた。


僕も全然ええよとか言うてた。


意味がわからない。全然ええやろそら。



そして、そんなこいつとなぜこんなに毎日一緒におったかというとなにより笑いの感性が合った。



人間10年そこそこのヤツがなにを笑いの感性とか言うとんねん。と鼻で、口で、いや全身全霊で笑われるかもしれないが確かにそこにはあった。



10年そこそこなりのおもろいおもろないがなんとなくあった。



こいつとはとにかくそれが合った。



恐らく兄弟構成が似ていたからだ。



お互い年の離れた兄貴がおり(僕には10個上と9個上の兄貴・石島には9個上の兄貴)この兄貴の影響でよく2丁目劇場の深夜のオーディション番組やごっつええ感じやガキの使いを見ていた。



「昨日のガキのトーク見た!?やっぱ松ちゃん天才やな!」



がいつもの合言葉になっていた。


人歴(にんれき)10年そこそこのヤツが当時の松ちゃんのおもろがってる笑いを理解していたとは到底思えないが。



そこには何か大人とおんなじものを美味しがっているような。学校のやつらにはわからんよな。といった感じの二人だけの優越感があった。



無論、学校の人気者タイプ。

『ノリと若さと顔と動き』だけで笑いを取ってる奴を嫌った。



「あいつわかってないよな~」とガキ二人が教室の隅でよう愚痴りあっていた。



一体このガキらは何をわかっていたというのか。



なにを「わかっていない」のか、なにを「わかっている」とするのか。


明確に照らし合ったことは一回も無かった。


多分お互い自分が「あれ?こいつ実はわかってないやん」と思われる事をビビってただけやと思う。



それでもなんとなくお互いがこいつは「わかってる」と思うには十分過ぎるくらい同じ時を過ごし、同じことで笑った。


それだけで良かった。



そんな「わかってる」二人、に転機が訪れた。






ある日テレビでふと見かけた「輝く日本の星!」という番組だ。



これは小学生を対象にした番組で、オーディション等を通じて芸能やスポーツ、文芸など様々なジャンルの日本の期待の星を輩出するというバラエティ番組だ。



この番組の企画内で「未来のダウンタウン」という企画が始まった。



これに大阪府和泉市在住自称「日本一わかっている」二人は強烈な関心を抱くようになる。






疲れた!続く!!!!!

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