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地震

正月三が日最終日で子供と夕飯を食べてた頃に揺れを感じる。
テレビを観ると熊本で震度6の地震とのこと。

直接大きな被害を受ける程の地震には合ったことはないが2年前の熊本の地震の頃から以上に警戒心が強くなっている。

私は、2年前に起こった大分県北部から福岡にかけての水害被害の際に、JRAT(大規模災害リハビリテーション支援関連団体協議会)の一員として被災地に数日支援に行っていました。

地震ではありませんが、被災地の現状はテレビで見るものよりひどく、避難者達の目に見えない心的ストレスを肌で感じたのを覚えています。

JRATは、主にDrなどのメディカルチームと連携しながら被災者の身体や精神面へのフォローと避難所での活動度の低下などによる廃用症候群の予防を行います。また、避難所での環境面の調整など避難後に身体や心の状態が悪化することを予防することを主に支援を行います。

自分も実際に被災地に到着し、避難所を数カ所周りましたが、まず、避難所の中に入ることが第一関門でした。

JRATを含め数多くの支援団体、任意で動いているボランティアの方々、マスコミなどなど多くの人が避難所に押しかけてくるためそれに対応する避難者達の負担がかなり強くなっている印象でした。
現に一箇所目の避難所では、玄関で突き返されさぁどうしようとなったのを覚えています。

実際に避難所にいる被災された方々とお話しする時、どのように声をかけ話しを進めればよいか非常に悩みました。
現状に動揺しそうになりそうでした。

私は私ができることについてはしっかりとやり遂げこの方達のこれからの生活に繋がればとの思いでどうにか動揺を抑えながらお話しを聞いていきました。

幸いなことに二次災害や人的被害の拡大もなく避難所の方々も少しずつご自宅へ帰られる方も増えていきましたが、もし、自分が同じ立場であったらこの先の生活のことに絶望感を抱くであろうなと感じました。
しかしながら、改めてコミュニティーの繋がりの大切さを感じました。
やはり地域の繋がり、地元民同士の繋がりは、パッと来た外部の人間ではどうしようもできないなと。
大切ですね。地域での繋がり。

過疎化が進む郊外をはじめ、地域での繋がりは昔に比べると薄くなっているとも言われますが、大事にしていかないといけませんね。

話は戻りますが、この2年前の経験があるから地震や災害に対し私自身かなり敏感になっているのだと思います。

本当にいつ起こるかわからない自然災害。
今回の地震も大きな被害なく、終息してくれればと願います。

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