「人気声優ランキング」の新しい評価方法について(人気声優ランキングあり)
※この記事に特定の個人を傷つける意図はありません。純粋に情報から声優の人気を評価する方法を検討しただけです。
今日はかれこれ5年以上前から考えていた「声優の人気評価方法」について書きたいと思います。
序論
よく色々なサイトで「声優人気ランキング」とか書かれていますが、それって実情はファンの人気投票になっている側面があって、正当評価されていないなと思っていました。
そんな中、知人に「Wikipediaの脚注って声優の人気度と比例していない?」と言われました。
結構前にほんのり言われただけで、もうそのログは残っていないので正確な内容は忘れましたが、これを契機に多くのWikipediaの声優の脚注を調べるようになりました。
当時はそれで満足していたのですが、当然名前は出しませんが、「この声優さんって脚注多いけどあんまり人気があるように感じないなぁ」と思うことがありました。そしてその後pixivのサイトのサイズとかで比較する時期もあったのですが、昨年頃からある指標で評価するようになりました。
現在の評価方法
その評価に際して「先日まで」以下のサイトを利用していました。
上記のサイトで、指定した記事の「閲覧数」および「記事のサイズ」を表示することができます。
閲覧数は期間を絞ったりして合計を表示します。記事のサイズってのはそのサイトの容量です。正直記事のサイズの正確な概念はわかっていません笑
このサイトで一つ一つ検索してこれまで情報を取得しておりました。
ただ「面倒」だった。大体300人くらいの情報を一人ひとり表示させて、その閲覧数と記事サイズを整理するのが大変でした。
なので、たまーに重い腰上げて調査している感じで、定期的な更新はできていませんでした。
なんでこの2つを声優の人気度に使用したのかと言うと、次に続きます。
Wikipediaの閲覧数と記事のサイズを声優の人気度評価に使える理由
閲覧数:今シンプルに力のある声優が見られる
純粋に今の出演が多かったり、トレンドに上がったりすればWIkiは見られますから、閲覧数が多いと力が今あるなぁと感じます。
また、ちょっとアレですが、地上波に出演したり、週刊誌にスクープをされるとこの数字は伸びる傾向があります。それはそう。
記事のサイズ:これまでの実績が見られる
記事にはこれまでの歴史や出演作が追記されまくっているので、この人の功績を見ることができます。なので、これまでこの人がどれだけの功績を残してきたのかがわかるなぁと思って、記事のサイズを見ることで、これまでの実績、人気として評価できるなと思っています。
(記事のサイズランキング) - (閲覧数ランキング)
個人的に強く評価している一つの軸です。これで評価できるのが、
「今伸び盛りの声優」ということです。
記事のサイズがこれまでの実績なら、その記事のサイズが小さくてランキングの数字が大きいけど、閲覧数のランキングはめっちゃ見られていて、ランキングの数字が小さいと、この値が大きくなります。
なので、記事のサイズランキングから閲覧数ランキングを引き算した値を評価に使用しています。
この値が大きいほど、今伸び盛りのトレンド声優だなと感じます。
Pythonを使用した一括情報取得
最近私はPythonを使用して色々コード組んで遊んでいたりするのですが、
その中でAPIで色々情報取得するってのもやり始めようとしていました。
そして調べると、どうやら、閲覧数と記事サイズをAPIで取得することができそうということがわかりました。
その手法に関しては要望があったら教えますが、コードも汚いし、割愛します。
なので、これを使用することで、たった数分で300人以上の上記の情報を取得することができます。
では、実際の調査結果について記載します。300人以上ありますが、上位だけ記載しておきます。
2023年 女性声優人気ランキング(個人調べ)
閲覧数部門
閲覧数は2023年1月1日から2023年12月31日まで
閲覧数ランキング1位は堂々の種崎敦美さんです。
2023年は結婚報告されたこともあったのですが、やっぱりスパイファミリーなど非常に多くの作品で主演級で出演されているのもあり、1位を獲得しました。
以降、花澤香菜さん、早見沙織さんと続きます。言わずもがな強い声優さんですね。
私が好きなミリオンの声優さんですと、上田麗奈さんが上位にいます。
上田麗奈さんは満を持してAct-4 Day2参加予定ですが、やっぱりこれまでのライブに参加がスケジュールの都合でできなかったんかなとこの結果を見て改めて感じる次第です。
後は「推しの子」効果もすごい強いのを感じますね。
このランキングを見ると「この声優さん、この出演作で上に来ているんだなあ」と感じたりすることができます。本当に面白いです。
記事のサイズ
このランキングでは、これまでの実績が多いとこのランキングが高いです。
1位は堂々の内田真礼さんです。
確か少し前までは花澤香菜さんが1位だったのですが、首位交代した模様です。
比較的上位層は、閲覧数ランキングと上位変わらないのがわかるかと思います。
これまで、そして今と名を馳せてきた声優さんが書かれているなぁという感じです。
今アツい声優(記事のサイズランキングから閲覧数ランキングを引いたもの)
数値は記事サイズランキングから閲覧数ランキングを引いた値です。
1位は伊駒ゆりえさんです。
僕は推しの子を見ていないのであまり把握していない声優さんなのですが、
やっぱり地上波出演などもあり、堂々のトレンド1位を獲得しています。
2位はMリーガーでもある伊達朱里紗さんです。
記事のサイズとしては少ないのですが、それよりもMリーグのリザルトとかを見に多くの人が見て、閲覧数が伸びているのかなと推察します。
その次点に鈴代紗弓さんが続きます。
鈴代さんはぼっち・ざ・ろっく!筆頭にウマ娘、シャインポスト主役など様々な作品に出演し、今をときめく声優だなと感じています。
それ以降も地上波ドラマに出演した伊達さゆりさん、さんま御殿などに出演された青木志貴さんもいます。
一人ひとり補足していると長くなりそうなので、後はそれぞれ見て勝手に考察してください。
最後に
このことに関してはこれまでnoteに出そうかどうかってずっと悩んでいたのですが、集計がし易い環境になったので、今回出すことにしました。
ちなみに、今回は女性声優さんに絞っていますが、もちろん男性声優さんでもこのランキングは出すことができます。
今後はそっちもやっていきたいなぁと思ってたりします。
(繰り返しになりますが、純粋に声優さんの人気度を調査するための考察記事です。特定の人物を批判する意図はありません)