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“550円”としての責務を果たさせてくれよ!!!

今回の記事は、こんな人にオススメしたい!

  1. 介護に疲れている人

  2. 仕事などでミスして落ち込んでいる人

  3. コミュニティに居場所がない人

  4. 「幸せ」が何か分からなくなった人

  5. 自分の人生に楽しみを見出せない人

  6. 自分の人生が楽しくてたまらない人

  7. 全人類

以下、本編です。

この春、「ナポリの男たち」にハマりました

ナポリの男たちとは、ゲーム実況プレイヤーのジャック・オ・蘭たん、すぎる、hacchi、shu3が結成したコラボ実況グループである。
ニコニコ大百科より

身も蓋もない言い方で表してしまえば彼らは、アラサー(アラフォー)男性4人組だ。

ゲーム実況者4人が集まったグループだけど、毎週末ライブ配信で雑談したり、珍妙な企画動画を作ってきたり、しょぼい足の引っ張り合いをしたりしている。
活動歴はちょうど6年。
グループの方針は「介護疲れに効く動画を作っていく」こと。

タイトルにしている“550円”というのは、ニコニコ動画のチャンネル会費でありナポリのリスナーたちの愛称である。

私が思う彼らの持ち味は、とにかくそのリアルな“陰キャ感”。これはディスりではありません。中学~高校時代にいた「クラスでは目立たないけど実はめちゃくちゃヘン」みたいな男子が教室の隅に4人寄り集まって、コソコソ面白いことをやっているイメージ。

各自が伝説級の実況者なので、やはりゲーム実況がべらぼうに面白い。
でも、実はその本領が発揮されるのは彼らの雑談だ。
というわけで冒頭挙げた「こんな人にオススメしたい!」の内容に沿って、個人的に好きなゲーム実況・雑談の切り抜き(公認)動画をピックアップしていきます。


1.介護に疲れている人

いきなり身も蓋もない話だが、彼らはグループとして「介護疲れに効く動画を作る」と表明している。
そのため基本的にはどの動画も““効く””はずだ。

だけど私はここであえて、以下のシリーズを挙げたい。

【実況】4人でひとつの村に住む男たち【どうぶつの森】

ひとつのDSソフトを郵送し合って4人で各々どうぶつの森をプレイする、言ってしまえばそれだけ。

けれども4人の思惑、時には気遣いや優しさが奇妙にねじれてしまい、なんとも狂気的な展開になることも……

初めはお互い手紙を送り合ったり掲示板に何か書き込んだりと内輪でばかり遊んでいたのが、次第に住人(どうぶつ)たちと交流するようになるのも陰キャポイント高くて◎。

個人パートが多いので声を覚えやすく、初心者向けだ。(ただししょうもない下ネタは、多い)


2.仕事などでミスして落ち込んでいる人

ここはあえて、同じ傷を持つ者のエピソードを見てみよう。

まだメンバーを半分も認識していない時期に見て笑い転げた記憶がある。

4人の反応もそれぞれで面白い(衝撃のあまり取り乱す者、冷静に鎮火する者、笑い死にしそうになる者、情けない声で謝罪し続ける放火魔)。

とにかく話すのがべらぼうに上手い。そんな失敗の仕方ある?
さらっと本名を名乗ってしまうのも芸術点が高くて◎。


3.コミュニティに居場所がない人

ひとつ提案がある。
地球からはるか遠くの都市「ニュー高槻」に移住するのはどうだろう?

【実況】ナポリの遭難者たち【RimWorld】

「リムワールド」というゲームの実況動画。
このシリーズで実況するのは蘭たん・hacchiの2人だけ。
彼らは未知の惑星に飛ばされた残り2人のメンバーを無事地球に帰すため、オペレーターとして奮闘する……というストーリー。

随所で挟まるすぎる・shu3の日記が面白い。サイコパス風味だったりねっとりしてたり。
緊迫した展開が多いけど、プレイヤーのテンションがほどよくローなおかげで不思議な癒し効果が見受けられる。
最終回は感動モノ。


4.幸せが何か分からなくなった人

ヨッシー? と、ぜひ一緒に考えてみよう。
おじさんになってもこういう(言ってしまえば青い)話できるの、いいよな。


5.自分の人生に楽しみを見出せなくなった人

頭を空っぽにして見よう。

ゼロから始める恐竜生活へようこそ!

「ARK」という、ジュラシックパークの世界を冒険するゲームのプレイ動画。

初めはほぼ全裸で💩しているだけだった4人が、さまざまな技術を手に入れて文明を発達させていく姿……ではなく、毎回巻き起こる珍展開に思わず笑顔になってしまうこと請け合い。

いろいろ要素が多く複雑なゲームだけど、随所で「モーガン教官」によるゲームの解説が入るのでストレスなく見続けることができる。
数々の名言を生んだ神シリーズ。


6.自分の人生が楽しくて仕方ない人

もっともっと楽しくなっちまおうぜ!!!
というわけで、おすすめ単発実況動画をいくつか。

それぞれ鉄人28号と27号に乗り込んでバトルするだけ、のはずだったが……

後半の展開が大変シュール。
というか全体的に“神ゲー”であるがゆえのシュールさが漂っていて、そこをきちんと良い意味での面白さに回収していく4人はさすがの実況者!
(ふざけているだけにも見える)


特殊部隊の一員となってワイルドにミッションをこなす4人!……の姿はあまり見られない。
人の店を土足で踏み荒らしてみたり、お弁当屋さんに扮して敵地に侵入してみたり。半笑いテンションでふざけ続けている。

蘭たんが命名した各々のニックネームがどれもそれっぽくて、個人的に好きです。


7.全人類

見よう。

【実況】ナポリの男たちの挑戦~呪怨編~

本人曰く「和風ホラー」が大の苦手な蘭たんが、他メンバーに見守られたり引きずられたりしながら呪怨をプレイする動画。

ホラーか……と尻込みしないでほしい。怖さはおそらく想像の50分の1くらいだろう。
それもそのはず、この動画にお化けはほとんど出てこない。
終始床や壁を見ながらもだもだ足掻いたり、暗がりで電池拾っただけで絶叫する成人男性を見守るだけの動画だ。

550円並びに蘭たんのファン(“カビ”と呼ばれる)の皆様は秀逸なコメを残すことが多いけど、自らを「他人が苦しむ様を見て楽しむ中世ヨーロッパ貴族」に例えているのが最高だ。
君もこの夏、貴族になろう!


以上!

全然紹介しきれていない……

実は私自身、まだ550円になって2ヶ月くらいしか経っていない。
恐ろしい勢いでハマっていき、それに比例して時間も大量に溶けていく。この間YouTubeプレミアムにも入会してしまった。合掌。

何せ活動歴が6年もあるので追うのが大変だ……日々の楽しみが多くて嬉しいな。

一緒に彼らの活動を応援してくれる仲間を絶賛募集中です。


オマケ

どういうことなの?

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