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多くの学校から依頼が急増中!コモンビートの『スクールプロジェクト』って何?

この度、2018年の11月にNPO法人コモンビートのスクールプロジェクト事業のファシリテーターに認定されましたしあとるです。

皆さんは、コモンビートの「スクールプロジェクト」を知っていますか?

NPO法人コモンビート、と聞くと、ミュージカルのイメージが強いと思います。100人100日100%とか。そうです、コモンビートはミュージカルプロジェクト事業がメインのNPOです。
そんなミュージカルですが、作品のテーマである「平和と異文化理解」を多くの子どもたちにも届けたい!ということで、地域によっては、青少年特別招待として子どもたちとそのご家族を招待したりしているんです。


そして、実際にミュージカルに出演したキャストたちが、学校に訪問して、児童生徒たちと一緒に一緒に世界のダンスを踊ったり、音楽に触れたり、しているんです。それが、スクールプロジェクトです。

今日は、そんなスクールプロジェクトが現在多くの学校から依頼が急増中な理由、そしてスクールプロジェクトはそもそも何なのか、紹介してみようと思います。

スクールプロジェクトがなぜ今人気なのか?

いま、スクールプロジェクトはアツいです。2013年から本格的に始まったこのプロジェクトは、現在沢山の学校で開催しています。
Webサイトに紹介されている公開OKの学校名数で数えてみると、2013年は11校、2014年も11校、2015年は13校、2016年は16校と続き、2017年は28校!2018年も毎月依頼が来ています。※実際は学校名を伏せているところもあるのでもう少しあります。
なぜこんなにも依頼学校が増えているかというと、東京都内に関してはオリンピック・パラリンピック(オリパラ)の影響、そして東京都以外に関してはミュージカルキャストたちが地元でしたいと動いているから、の2つがあります。

現在、どんなところから依頼が来ているかというと…
地域:東京都、愛知県、長野県、大阪府、群馬県、兵庫県、宮城県 など
特に東京からこの1,2年で増えています。オリパラに向けて、国際理解教育に力を入れる学校が増え、都内で依頼校が急増中なのです。
学校の種類:小学校、特別支援学校、中学校、高校、大学 など
色々な学校の様々な学年に対応しています。学校単位に限らず、体験教室、学童、区の公共施設での公開授業や、小学校教諭研修で対応したこともあるそうです!

どの地域でも、どの学校にも、どの学年にも、学級単位でも学童でも教員研修でもどのような形でも対応できる。その柔軟性が依頼のしやすいスクールプロジェクトの特徴の1つのように思います。

また、全国に展開しているミュージカルプロジェクト。現地で参加したキャストたちが、作品のテーマである「平和と異文化理解」を現地の子どもたちに伝えることのできるスクールプロジェクトに魅力を感じて、学校で実現するべく動いていたりもするんです。2018年度も、これにより、東北での開催が実現しました。

東北スクールプロジェクトの様子や詳細はこちらから!
https://commonbeat.org/blog/32846/
https://commonbeat.org/blog/32955/

色々な地域の学校や教育機関等から、依頼が来ていて、さらにミュージカルプロジェクトに参加したキャストたちも現地で展開しようと力を入れている。そんなコモンビートが学校訪問をやっている理由をWebサイトから引っ張ってきました。

グローバル化が急速に進む社会において、国や文化が違う相手との協働の機会は今後ますます増えていきます。
そこでは、英語をはじめとする語学力はもちろん、多様な価値観を尊重する姿勢や言語以外のコミュニケーションで人とつながる力、自身の文化や意見を表現する力、その上で社会のあらゆる「答えのない問い」に対してチームで取り組み解決していく力が求められます。
コモンビートでは、仲間や大人と一緒に「表現」を楽しむことを通して、そんなこれからの社会で生きる力を身に付けるきっかを子どもたちに届けたいと、学校訪問活動をしています。

そして学校訪問をするにあたって大事にしていることはこちら。

授業ではこんなことを大切にしています
・音楽やダンスなど、言語以外にも様々な表現に親しむこと
・世界の音楽やダンスなどを入口に、異文化への興味のきっかとし国際理解の一歩につなげること
・表現という正解のないものに向き合うことを通じて、自分で考え表現する力を身につけること
・評価で計るのではなく、自分らしく表現することでそれぞれの個性を認めて伸ばすこと
・実際に体を動かしたりチャレンジすることを通じて“体感”すること
・講師と生徒や生徒間のコミュケーションを生むこと。また、チームで課題に取り組み一つになること
・何よりも楽しむこと!

これに共感した教育機関の方やコモンビートのキャストたちが、グローバル化が進む社会の中でスクールプロジェクトを活用したい、自分の地元で展開したい、とアクションをとってくださっているのではないかなと思います。

スクールプロジェクトは実際、何をしているのか?

では具体的に、スクールプロジェクトはどんなことをしているのか、見てみましょう!
基本的に、コモンビートのスクールプロジェクトは「ご要望に合わせて様々なアレンジが可能」とのことですが、実際に何をしているのか、しあとる目線で書き出してみます。

◆いつやっているの?

教科として:総合的な学習の時間、外国語活動、道徳、体育、社会など
社会の調べ学習で各生徒が1か国外国について調べていて、その調べ学習で調べることを考えるヒントとしてコモンビートを呼んでくださった学校もありました。異文化理解は他者理解につながる、ということで道徳の教科に入れてくださった方や、「表現リズム遊び」として体育の授業でお願いされることもあります。後述の『人生劇場』という訪問授業においては、「進路指導・キャリア教育」という立ち位置で実施されている学校もあります。


課外授業として:部活動(ダンス部)、放課後の学童、〇〇スクール、体験教室など
公開授業・授業参観で親御さんも参加するもの(PTAさんからのご依頼)もありました。また、特別支援学校や特別支援学級で教室をしたこともあります。

◆どこでやっているの?

場所としては体育館を使ったり、多目的室やランチルームなどの広めの教室を使わせていただくことが多いです。後述の『人生劇場』という訪問授業においては、教室でそのままやることもあります。

◆なにをやっているの?

主に以下4つを中心でやっています。

『世界のダンス教室』(45分〜90分授業)
主に小学校に行っています。「様々な国のダンスを通して異文化を楽しむ」ということで、ユーラシア大陸を除いた四大陸から一カ国ずつ国をピックアップし、その国の国旗の意味やあいさつ、写真を使って文化を知り、リズムとダンスを学びます。デフォルトの国はありますが、オリパラに向けて学校に割り振られた国をやってほしい、などあれぼ、事前に相談いただき、その指定の国のダンスを教えることもあります。

『世界がもし100人の村だったらワークショップ』(90分授業推奨)
主に小学校の高学年~高校生対象にしています。体験型の異文化理解ワークショップで、学生1人ひとりがある国の人になり切り、教室内を1つの世界に見立て、自分自身が移動して人口密度や言語の種類、格差の問題など世界の状況を見て体験していきます。教材は開発教育協会DEARにて購入もできます。教材の詳細は下記リンク先をご覧ください。

『人生劇場』(45分授業〜)
主に中学~高校生を対象にしています。「人の人生に触れることで自分の人生について考えてみよう!」ということで、ミュージカルキャスト経験者たちが自分たちのキャリアや進路選択について経験談をリアルに話し、学生に「自分は何をしたい?」と問いかけます。高校では「キャリア教育」として活用できそうですよね。

『ハイスクールミュージカル』(45分〜90分x4週などの連続授業推奨)
主に高校生に行なっています。「創作を通じて自発的なコミュニケーションやチームワークを高めよう」ということで、連続授業を通して1つの作品をコモンビートとともに作り上げて行きます。授業の冒頭に『人生劇場』『世界のダンス教室』を入れるなど、授業構成は柔軟に対応しています。

◆だれがやっているの?

スクールプロジェクトは、スクールプロジェクト専用のファシリテータースクールキャストが担当します。
ファシリテーターは、スクールプロジェクトが始まったころには、コモンビートの演出を経験した、海外経験も豊富で、子どもたちに人気のさんぽこが主に担当していました。今はそんなベテランファシリテーターのさんぽこも1児の母。今は、まる、ぽす、しあとる、ゆかちんの4人で各学校を回っています。
この4人は、「ファシリテーター講座」をさんぽこから直伝され、NPO法人コモンビートに正式に認定されたキャストたち!そして、ミュージカルプロジェクトで演出を務めていたり、UpWithPeopleで世界中を旅してきていたり、学校現場や教育機関で働いていたりと、経験も豊富!

スクールキャストは、コモンビートのミュージカルに出演経験があるコモンビート会員の人たち。ファシリテーターのサポートをすることはもちろん、実際に子どもたちの中に入って、一緒にダンスや歌を歌ったりしてくれます。また、『人生劇場』において、自分自身が普段何をしているのか?これから社会を生きていく子どもたちに何を伝えたいか?を真剣に話してくれます。

スクールプロジェクトに参加したい!自分の学校でお願いしたい!

ここまでを読んで、スクールキャストになってみたい!と思った会員の皆さん。そして、お願いしたいと思った学校の先生方。ネクストステップをお伝えいたします。

スクールキャストになりたいコモンビーターへ:
新しいキャストの応募は、常にスクールプロジェクトのページでブログ記事でお知らせが出ています!
また、学校訪問のFacebookグループもあり、こちらでもおしらせしています!ぜひ参加ください!

学校の教職員の皆様へ:
以下リンク先の問い合わせフォームにご連絡ください。
https://commonbeat.org/project/school/schoolcontact/

また、こちらのnoteは私しあとるの一意見も含まれています。
最新の情報やより詳しい詳細は、以下公式Webをぜひご覧くださいね!

おまけ:なんでしあとるはスクールプロジェクトをしているの?

それでは最後に、なんで私しあとるがスクールプロジェクトをしているか、自分の想いを綴ってみようと思います。

私は2016年に35期東京公演のミュージカルに出演し、翌年2017年には41期東京公演にてキャスト外スタッフとして演出補佐等を務めました。東京以外にも、久留米公演の本番当日のメイク・衣装サポート(ウェルカムキャスト)、名古屋・鹿児島公演の黒子(ブラックスピリッツ)等をしました。また、2年間ともアジアンビートにも参加し、タイ・台湾・フィリピンでダンスと歌のツアーをするプロジェクトにもキャストとして参加しました。

その年に各地域で活躍したキャストを表彰するコモンビートアワードにて2016年には東京のパフォーマンス章、2017年には東京のネットワーク賞を受賞し、とことんコモンビーターだったように思います。笑

ただ私は、2018年からは、日本の高校生と大学生が世界に飛び出すのを応援する仕事をしながら、大学に通っていて、そちらが本格化したので、土日の仕事や授業が多くて、ミュージカルにはなかなか参加できなくなってしまいました。
でも、平日休みにこうしてスクールプロジェクトに関わっていると、自分が出ていない期のキャストや、たまたま東京に来てた地方や国外のキャストなど、いろんな人に出会えるので、この形でもコモビのみんなとつながれるのも素敵だなと思って、スクールキャストをやっています。

そして、もちろん、いろんな子ども達に出会えるということも、スクールキャストにハマってしまっている理由です!
子どもたちと一緒にサンバのステップを踏んだり、動物のような動きをしたり、コサックダンスの速さを競ったり、タイのPOPソングでみんなで叫んだり。クイズの回答に驚いてくれたり。休み時間に沢山質問をしてくれたり。逆に子どもたちのほうが知っていることが多かったり、クイズを出した時に全く想定していなかった着眼点から回答をもらったりしてその創造力に驚かされたり。
人生劇場で私たちの真剣に話す姿を見て真剣に聞いてくれていたり、「しあとるの話が聞けてよかった」と言われたときは頑張って準備してよかった、と心から思えます。
毎回出会う子どもたちは一人ひとり全然違って、とてもとてもその出会いがたまらなく楽しいんです!

スクールプロジェクト、沢山の魅力があると思っています!

ぜひ多くの人に、この魅力が広がってくれたらなと思っています。


以上、コモンビートなnoteでした。

※写真はすべて、コモンビートから許可をいただいて掲載しています。

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送迎系ベビーシッター、ダンス教室講師/振付師、国際教育訪問授業講師、英語翻訳等。 現実逃避先はウォルトの世界。社会不適合者。 2020年春から渡米のつもりが白紙に。ワクワクを求めて10月から鹿児島に移住しました。 https://an-life.jp/article/701
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