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一番の復讐は幸せになること



おはようございます、KYです。

さて、今日のテーマは「一番の復讐は幸せになること」です。「復讐」というと物騒なイメージがあるかもしれませんが、ここでは過去にいじめられたり、馬鹿にされたりしてコンプレックスを抱えている人たちへのメッセージとして捉えてください。私自身もそうした経験があるので、その立場がよくわかります。

中学・高校時代、私は陸上部に所属していましたが、いじめやいじりが絶えませんでした。小学校から多動気味で、後にADHDと診断された私は、常に「KY(空気を読めない)」とレッテルを貼られ、身長が低かったこともあり、いじられる対象となっていました。それでも、地元で有名な指導者の先生のおかげで陸上を続け、県大会の準決勝まで進むことができました。

高校時代はさらに厳しく、体育会系のヒエラルキーが色濃く残る環境でした。先輩や同級生からのいじめは日常茶飯事で、私もその下に位置する存在でした。専門学校に進学しても同じような状況が続き、精神的に追い詰められていました。

そんな中、地元を出て東京で就職したものの、最初の職場はブラック企業でした。転職を重ねて現在は外資系の半導体メーカーでエンジニアとして働いており、年収も2倍になり、年間休日も130日と大幅に増えました。しかし、恋愛に対するコンプレックスは消えず、ナンパ師に弟子入りして100人に振られる経験をしました。

ようやく現在の妻に出会い、幸せな家庭を築くことができましたが、過去のトラウマがフラッシュバックすることは今でもあります。それでも、読書を通じて多くの自叙伝やエッセイに触れることで、自分自身を見つめ直す機会を得ました。山里亮太さんの「天才は諦めた」やオードリーの若林さんの本など、自分と同じようなコンプレックスを抱えた人たちの体験談は大きな励みとなりました。

それを読んでいくうちに、反対意見の人や苦手なタイプの人の本も読んでみようと思ったんです。正直言って、ローランドさんやコムドットのやまとくんがあまり好きではなかったんです。自信過剰で調子に乗っている感じがして。でも、彼らの本を読んでみたら、思った以上に面白かったんです。深夜ラジオを聞いているような感覚でした。

テレビではその人の一部分しか映らないけど、本を読むとその人の考え方や人柄が見えてきます。コムドットやまとくんの本に出てくる「自信をつける方法」で紹介されていた「ハードルを下げる」という考え方には特に共感しました。完璧主義だった私は、「できなければならない」というプレッシャーを抱えて生きていたので、辛かったんです。

でも、「ハードルを下げる」ことを実践してみたんです。例えば、家事や勉強、部屋の掃除を「完璧にこなさなければならない」と考えるのではなく、「まずは少しだけやってみる」というスタンスに変えることで、物事が続けやすくなりました。このアプローチは、ボルダリングや読書、生活全般にも応用でき、徐々に自分のコンフォートゾーンを広げていくことができました。

結果として、生活リズムも整い、年間50冊の本を読むようになり、様々な新しいことにも挑戦できるようになりました。自分の意見を持ち、自信を持って行動することができるようになると、過去のコンプレックスも気にならなくなりました。

今では、年収も上がり、生活習慣も改善され、幸せな毎日を過ごしています。昔のことにこだわるよりも、今の自分にフォーカスし、幸せを追求することで過去の傷も癒されます。皆さんも、自分自身の幸せを見つけ、それを追求することで、過去を乗り越えていきましょう。

最初は日本の平均年収くらいで、420万円から400万円ほどでしたが、もっと稼がなければと思っていました。しかし、「足るを知る」ことができるようになってから、幸せに気づくことができました。そこからは強くなりました。人から「意識が高い」「人間ができている」「生活習慣が健康的だ」と褒められることが多くなりましたが、あまりそれを自分から言うことはありません。

本を読んだり、生活習慣を整えたりすることで、自然と自信がついてきました。そうなると、過去のことが気にならなくなり、過去のいじめや嫌な思い出も「あいつら可愛いな」と思えるようになりました。人間は自分に対して根拠のない自信を持てることが最高に幸せなことだと思います。何もかも失っても、僕は僕でいられる、そう思える自信。それができると本当に幸せになりました。

今は、体を鍛え、読書を通じて知識を増やし、どんどんコンフォートゾーンを広げることを心がけています。これをやることで、ネガティブな情報に動じなくなり、人の本性を見抜けるようになりました。自慢話をする人ほど弱いと感じるようになり、そういう人たちを心の中で見下せるようになると、怖いものはなくなります。

本質的な自信を持つことで、質の悪い人間は自然と離れていき、質の良い人間が集まってきます。最近では、シーシャバーの常連さんとバーベキューに誘われることもありました。こんなこと、今まで生きてきてなかったです。これも自信がついたからだと思います。

自分なりの幸せを見つけ、それに向かって突き進んでいくと、昔いじめられていたことなんて気にならなくなります。いじめる人も大概コンプレックスやフラストレーションを抱えています。それを理屈ではなく心の底から理解できるようになれば、勝ちです。

今では、同窓会にも平気で参加できます。昔は怖くて行けなかったけど、今は全然気になりません。東京で過ごしたときの恥ずかしいエピソードをどんどん話します。ナンパして100人に振られたことなど。そうやって強くなれたから、今は本当に幸せです。

まとめると、昔のことにこだわるよりも、今のことにフォーカスし、昔の後悔を今に落とし込んでどうすればいいかを考えることで幸せになれます。それで自分のやりたい方向に突き進んで幸せだなと思うと、その時点で復讐は完了しているわけです。

過去にマウントを取ってきた人たちは地元でくすぶっていることが多いです。フラストレーションを溜めている彼らのことを心の底から理解できると、過去のことは本当に気にならなくなります。自分の幸せを見つけ、それに向かって突き進むことで、本当に強くなれるのです。

それでは、また次回のブログでお会いしましょう。ありがとうございました。

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