郷に入っては郷に従え?~チャレンジのススメ~

はじめに

思っていることは素直にアウトプットするほうが良いと聞く。
もしかすると誰かに喧嘩を売るような文言かもしれない。
単純に自分の考えを提示したいシリーズ、第何弾かです。

「私ってこれしかできないから…」に対する嫌悪

既に新年度が始まって3ヶ月が経過している。新しい環境に身を置いた人も、そろそろ組織としてのルールがなじんできたころではないだろうか。
新しいコミュニティに属した人もいるだろう。組織としての在り方を見ながら、どう自分を表現するかを考えることが、組織に流されない自分を作るうえで大事だと考えている。

高校生の時分。上下関係の重圧に耐えられず、吹奏楽部を1ヶ月で飛び出した。そのまま軽音楽部に転じた訳だが、当時の鍵盤しかまともに演奏できなかった私。当時の軽音楽部で演奏されていた音楽にほとんど鍵盤(もといシンセ等)が使われてなかったのにも関わらず、「鍵盤しかできないから…」という理由で、無理やり鍵盤を演奏していた。今思うと、結構顰蹙買ってたのではないだろうか。。

その後、軽音楽部内でもピアノが必要とされる場面が増え、ある程度市民権を得られたように思うが、大活躍はすることはできなかった。今に比べても、ピアノが活躍している音楽ってそんなになかったし。

高校2年の終わりごろからベースを、浪人中にギターを始めた訳だが、そこから「俺はピアノしかできないから」と無理やりピアノで殴りこむことは減った。とはいえ大学は鍵盤が必須の音楽をやってるようなサークルだったので、主にピアノ奏者だったわけだけども。

そんなわけで、過去の栄光からではあるものの、ある一定「私ってこれしかできないから…(できる楽器で無理やり参加させてくれ)」という主張に対する嫌悪感は存在する。

難しいんだけどさ…チャレンジのススメ

例えば、ポピュラーのブラスセクションに参加するのに「ユーフォニアムしか吹けないからユーフォニアムで参加させてくれ」といっても、そこまでの需要はないわけである。もっとも、そういうコンセプトのバンドであれば問題ないわけであるが、Tp/Sax/Tbしかないビッグバンドのような形態だと、無理やり参加しても顰蹙を買うわけである。

そういう状況の場合、例えばユーフォニアムとトランペットは運指こそ共通なわけで、吹き方など全く違うかもしれないが、ちょっとトランペットに手を出してみるとか、そうすればもっと可能性は広がるよ?と思う。

注意すべきは、「(できるけど)あえてしない」という選択はありだということだ。(他もできるけど)これしか演奏しないというのは、リソースの集中にもつながり、中途半端を防ぐことができる。そういう人は変にコミュニティを跨らないし、自分のあるべき立場を弁えているようにも思う。

結論

他の楽器も経験しよう!そのうえで自分のいるべき場所がわかったら最高だ!

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