プロか、アマチュアか(2024年3月地点での山本の考え方

はじめに

これは山本自身の考え方(仮説)を示すものであって、他人のスタンスを批判するものでもなければ、強制するものでもありません。
ただよく『プロでやらないの?』と聞かれることがあるため、それに対してどう考えてるかということをつらつらと書こうというものです。

先に結論から

プロというのは覚悟や取り組み方の問題ではなく、様々な要因を持って定義すべきだと思います。代表的なものとして、『それだけで稼げているか』『技術はどうか』『影響力があるか』などです。

それに照らし合わせると、私はアマチュアです。もっというと演奏はプロアマの中間レベル、収入は外部が100%、人気というものは友人以外ない状態なので、完全アマチュアだと言えます。

演奏者の定義

演奏者とは、有償無償にかかわらず人の前で演奏する人のことをいいます。この人の前というのは電波を通してもいいし、画面を通しても良い。ようは何かしらの表現者、といえます。
"有償無償にかかわらず" といいましたが、これは入場料ではなくギャランティ(給料、謝礼)のことを指します。つまり、演奏者はその活動に際してギャランティを受け取ることもある、ということです。

プロを定義する要因

かつて、深町純がprismを脱退した理由を、『レコードを出せないのならば、それはプロではなくアマチュアだから、プロの自分がそこにいる意味がない』と説明していたようです。(正式なソースはない。wikipediaにそう書いてた!!)

レコードが出せる状態をアマかプロかで定義するやり方は、現在の事情にあってない気がします。現に私は通算9枚のアルバムを"リリース"していますが、これはすべて自費出版です。tunecoreなどのサービス登場によって、格段にリリースのハードルは下がりました。

では、どのように定義するのが良いのでしょうか。私は、現代社会においてプロかどうかを定義するのには、いくつもの要因があると考えています。統計学的な用語で言いますと、プロ-アマチュアというダミー変数を被説明変数として、様々な指標がロジスティック回帰的に相関しているイメージ…でしょうか。全然分析したわけじゃないけど。

先ほども挙げましたが、プロを定義するのには『それだけで稼げているか』『技術はどうか』『影響力があるか』など様々な指標があると考えています。今回は代表してこの3つについて掘り下げてみたいと思います。

①収入

プロを定義する要因の中で、『演奏活動のみで食べていけるか』が、プロというのを定義するのに一番大きいと思っています。もちろん、俳優活動と並行してるとか、芸事の並行は問題なし。要は会社員やバイトなど、"お金を芸事以外の外部で稼がないといけない"状態は、ポイントが少なくなるのではないかと考えます。

 ②技術

これも定義が難しいところではあるのですが、他の"プロ"と難なく演奏できるのであれば、技術的にはプロに近いと言えるでしょう。
また譜面が作成できたり、編曲が出来たりする場合はポイントが高いと考えています。もちろん、譜面を即座に処理できるだけでも、ポイントは高く付くはずです。

③影響力

これが一番難しいところです。インスタフォロワー数がおおくても、これが一般人がみんな知る有名人ではない場合って、感覚的にも多いですし…
私は、これらを6段階あたりで評価できるのでは?と考えています。
例えばバンドで行きますと

  1. ドームツアーをやれるメインの人

  2. ドームツアーのバックの人

  3. ライブハウスを常に満員にする人

  4. 偶に行う演奏会で満員にする人

  5. ライブハウスを数十人呼べる人

  6. ホールレンタルでやる趣味の人

といった具合に。

結局、定義って難しい

多分これ以外にも様々な要因ってあると思うんです。ただこれらを分析したときに、すでに『あ〜、私ってアマチュアだなぁ』と思うわけです。

常日頃から西部さんが言ってる『アマチュア最高峰を目指す』というのも、この定義に当てはめると、①③は無理でも②は伸ばす事ができる、ってことなんだろうなぁと。

さいごに念押し。この定義は山本の中でのスタンスです。この定義に外れていても、プロとして活躍されてる方は大勢います。その方々を貶す意図は一切ありません。あくまでも、私がアマチュアであることにこだわる理由付けってだけですので…

どうか…炎上しないで…

炎上したらwavelength2買って…

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