高校3年生の指導

こんばんは。梅雨時期は体調が優れないKYです。

さて、先日は高校3年生の野球部員の指導に行ってきました。

彼の課題は多く、守備に打撃と直さないといけないところが多い選手です。そして高校3年生なので、今年の夏が最後の夏。何とかしてレギュラーを獲得してもらいたいものです。現在は、遊撃手の2番手で辛うじてベンチ入り、レギュラーの遊撃手も打順は下位らしいので十分チャンスはあります。ちなみにそこそこの強豪高校です。

課題ですが、下記にまとめました。

【守備】
・送球が不安定

【打撃】
・下半身の体重移動
・ドアスイングで手首をこねる
・ややボールを切るスイング
・左打者特有の左手で押し込めない

色々と課題はありますが、まずは下半身を意識させます。やはり、打撃は勿論、守備でも基本中の基本です。

守備では送球が不安定、打撃でも体重移動が上手くない。下半身の使い方は投球や送球、打撃でも共通なので、そこをじっくりと修正させました。

大股にしてティーバッティングをさせる練習内容がメインですが、これが効果を発揮します。下半身の体重移動が原因で送球難や打撃でも腰が浮く選手は、これをやり続けると修正可能です。良い意味で楽を覚えることでしょう。

送球も打撃も体重移動を覚えると、体重を利用してそれらがスムーズにできるようになる選手を多く指導してきました。この選手も1時間ずっと大股でティーバッテイングをさせていたところ、体重移動のコツを掴んでくれました。送球も安定し、打撃では体重移動も良くなってきました。その代わり本人は生まれたての小鹿状態でした(笑)

レギュラーにはまだまだ足りないところはありますが、背番号二桁でもスタメンを張れるだけの選手に育てたいです。夏の大会まで残りわずかですが、背番号二桁でスタメンを目指してもらいたいです。



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