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【黒い砂漠】分岐するシナリオで見える同じ世界の異なるもの(その3)

”ストーリーの難解さ”は必ずしもマイナスになりません。
いっそウリになるジャンルだってあります。が、ことゲームでは難解すぎるシナリオほど、つまらないと言われてしまったり。
残念なことに『黒い砂漠』も、そんな1つに数えられているようです。

けっこう王道で欧風な”剣と魔法の世界”は、ぼちぼち古風な印象です。
悪く言えば、ちょっとお堅い。
アルスラーン戦記やグインサーガ、海外なら指輪物語や氷と炎の歌あたりが好きなら肌も合いそう。むしろ「〇〇がなんちゃらで異世界転生」みたいなラノベ系でファンタジー好きを自称する向きには、たぶん向いてません。
違いは、パッと読んで語れるものじゃない骨太の壮大さ。
少なくとも序盤では説明されないことが、もう”世界に歴史ありき”の考えで大前提にあるものとして描かれ、語られます。

このあたりにアレルギーがありそうなひとは、ちょっと厳しいかも。

さらには”分岐”です。
ストーリーを進めるうち1つきり1度きりしか選べない選択です。
やり直すには最初イチからプレイするしかない。

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サービス開始から知るわけではない新参なので、ちょっと調べた程度のものなんですが..この”分岐”は追加シナリオらしいんですね。
いちおう初回プレイで見ておくべき、という説明もあったりするんですが。

私は、この序盤の大きな分岐で「それぞれの事情」を選んでしまって。
初回プレイ推奨とはされていないほうなので、進めているうちに話の破綻はないものの主題に欠けるサイドストーリーっぽさが際立ってきてしまって。
こうなれば致し方なし、です。

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最初イチから進めて「商団長の悩み」をプレイしてみるしか。
というわけで妻曰く「今田美桜ブラック」だそうです。

再現度は..TMレボ忍者の圧勝かな。
さておき次回、どのくらい違うのかも含めて序盤ネタバレ編になります。