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けっきょくSEGAは、どこへ向かっているのか

じつは創業者が日本籍じゃなかったりする、というのは知るひとぞ知る。

ジュークボックスやスロットマシンの輸入会社として、創業者ふたりの名前から名付けられた「レメーヤー&スチュアート」が前身だったりします。
バンダイとの統合が破談になったりや、ほかにも分社やら再編のイメージがあったりで企業規模のわりに落ち着かない印象がありますね。
2番手感も否めなかったりして、事あるごと陽キャ側に行きたがる根っからの影キャ企業ってのがぬぐい切れないような?

スマホのゲームでは『プロセカ』で挽回しつつあるものの、リズムゲームとしては2番どころか3番煎じって感じで、やはりパッとしないところが。
1年ちょいでサ終ってタイトルのほうが多い気がしますし。

そんなSEGAが満を持して、なのかリリースを予定しているタイトルが、また微妙というか、いっそマニア向けというか。

どうにも微妙です。
クリエイターにヨコオタロウ氏っていうのは、シナリオ構成をニーアっぽくしたいって背景かもですが..これまた絶妙に微妙な気がしますね。

ゲーム中のキャラクターは、歴代SEGAの人気タイトルが擬人化されたもの。
こういうの見ちゃうと、もしかしてスマホゲームのコアなターゲット層ってアラフォーから上じゃないかと思っちゃいますけど、どうなんでしょうね。
いまの10~20代にアフターバーナーやらアウトランなんて、なんも響かない前時代のゲームタイトル..っていうか、そもそも思い入れないでしょう。
いっそ知らないって。

言っちゃなんだけど流行らなさそうな雰囲気はSEGAっぽいかな。

こちらはリリース後に、いわゆるガチャが引けるアイテムを事前登録者数に応じて配布されるっていうサイトです。
ちなみに最大30万の事前登録で、ガチャ10回分(1,500ジェム)だそうで。
本日(2023/03/29)現在で登録は10万は越えているみたい。
うーん、どこまでも微妙。
チカラの入れっぷりに対して、ちょっと及んでない感じもSEGAらしい。

どちらを向いて、どこへ行きたいのか。
良くも悪くも相変わらず。
けっきょくSEGAって、どこへ向かってるんだろう。

個人的には、このゲームでもキャラとして取り上げられてるタイトルたち。
かつてのAM2研に引っぱられちゃってるものをSEGAと自ら言っちゃう限り抜きんでることもない、どこまでいってもSEGAのままって気もします。

それが好きってのもいそうなので悪いってこともないんでしょう。
10万人が多いのか少ないのかは、さておき。

きっと鈴木裕氏の好きにさせたところが分かれ目だったのかな、とかね。
彼がいなければ、あるいは抑えておけるひとがいれば違ったのかも。
それができなかったのもSEGAのSEGAたる、だったのかな。

404 GAME RE:SET‐エラーゲームリセット‐』ってタイトルには、何が込められてるんだかね。