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【黒い砂漠】分岐するシナリオで見える同じ世界の異なるもの(ネタバレ編2)

韓国の「Pearl Abyss」が運営する『黒い砂漠』ですが、かなりストーリーがわかりにくいのでネタバレも含め、わかる範囲で..

..という前回の続き。
遺跡の石室で目を覚ました冒険者プレイヤーは記憶を失っているうえ、”黒い精霊”とかいう正体不明の思念体に憑かれています。
さらには、この”黒い精霊”は知るひとぞ知るくらいに存在しているようで、トラブルを解決すべく奔走すれば、どれも問題の先には”黒い精霊”が。
憑いた相手をやっつけることで、こちらの”黒い精霊”が強くなるのもあって都合よく振り回されながら冒険者プレイヤーは名を上げていきます。

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そしてハイデルの街にある”黄金ヒキガエル旅館Golden toad inn”で頭を抱えているボニー・ローレンを前にして冒険者プレイヤーは身の振り方を選ぶことになるわけですが..

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復讐のひとジョルダイン・デュカスが冒険者と対の存在になる1周め推奨が左の「商団長の悩み」で、この”本来の物語”を知って臨むほうが好ましいと思えたのが右にある「それぞれの事情」です。
ちなみに、もう何度も周回している玄人向けが身も蓋もない真ん中これ以上 聞きたくないかな。

-- ここからメインストーリーのネタバレを含みます --

ハイデルの商団長ボニー・ローレンは交易拡大のため、カルフェオンの商談組織”シアン同盟”に多額の借り入れをしていました。これまで問題なく返済できていたそれが、”あるトラブル”による資金繰りの悪化から投資の回収が追いつかなくなって..

⇒ 商団長の悩み
窮するボニー・ローレンに頼まれ、密書をジョルダインへ届けることに。

この手紙は、ハイデルの商団を隠れ蓑にカルフェオンへの反抗作戦に向けて軍資金集めを指示していたジョルダインへ助けを求めるものでした。
この反抗作戦に向けた動きは領主クルシオ・ドモンガットも知るところで、いまのところ不払いで捕らえられているだけのボニー・ローレンが口を割る恐れがないかを危惧します。
シアン商団の後ろ盾はカルフェオンの議員エンリック・エンカロシャーで、ことが明るみになれば条約破りで糾弾される恐れがあります。
カルフェオンと交わした終戦条約には”不要な軍備の増強を行わないこと”も含まれていたから、です。

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結果、ジョルダインはハイデル商団からの資金集めを断念。
ボニー・ローレンを切り捨てることに決めますが、新たな資金集めを画策し冒険者へ”簡単な頼みごと”を持ち掛けます。

⇒ それぞれの事情
窮するボニー・ローレンに頼まれ、資金繰りの悪化を招いたトラブルを解消すべく冒険者プレイヤーは奔走します。

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その働きから冒険者を気に入ったシアン商団のイソベル・エンカロシャーに誘われ、シアン商団の雇われとなって各地を巡ることになります。
※このシナリオではジョルダインの暗躍が描かれません。

-- このあたりまでが相対プレイ時間では同じくらい --
※たぶん時系列で同じくらいになる..のかな?

私は「それぞれの事情」を選んで進めるうち、ちょっとサブクエストっぽさみたいな感じを受けてしまって。で、ちょっと調べて「商団長の悩み」から見るのが本筋と知って、どちらも並走させている感じ。
プレイしてみれば、なるほど「商団長の悩み」が本筋というのは頷けます。
個人的には、けっこうジョルダインの考え方も嫌いじゃないかな。

というわけで次回から「商団長の悩み」ルート編で、まだまだ続きます。