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【鳴潮】ひとまず第一章の六幕まで終えたので物語を整理してみる
と、まるっと書くのはネタバレになっちゃうので流石にね。
まだリリースから1週間ちょいだもの。
「シナリオが難しい」やら「専門用語が多すぎる」なんて意見も少なからずあるようで、けっこうストーリーも良くできてるのに勿体ないなぁ..って。
スマホのゲームって、とくに物語をスキップされがち。
ましてレビューにそんなのが並んでたら読もうって気にもならんでしょう。
プレイしてる分には面白いから物語はどうでもいい、ってのも味気ないですし、ここはひとつストーリーも知ったうえで楽しんでほしいところ。
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ファンタジーっぽい要素は多めなんですが、そもそもSFなんですね。
この”太陽系”が我々の知るそれと同じかは不明ですが、第三惑星ってことで環境は推して知るべし。そんな惑星ソラリスが舞台です。
かつて繁栄を極めていたソラリスは、突如として発生した謎の現象によって文明が崩壊し、人類は絶望の淵に立たされたんだとか。
この惑星規模の大災害は「悲鳴」と呼ばれていて、いま現在も災害の影響は各地に残っていて、この世界特有の力場を発生させたりします。
この力場から発せられる”周波数”が、疑似生命体を生むんだそうで。
ゲーム内でフィールドにいる敵の多くは、この疑似生命体です。
それらは「残像」と呼ばれ、倒しても尚その痕跡を残すことがあります。
周波数の名残ってことなんでしょう、その痕跡である「残響」は手に入れることで使役できたりするのが主人公たち「共鳴者」というわけです。
タイトル1文字め”鳴”は上記のような設定からでしょうね。
じゃあ2文字めの”潮”は何を指しているのか。
「悲鳴」によってもたらされたものを「海蝕現象」と称するあたりにヒントがありそうなんですが、こちらは第一章で詳しい情報がありません。
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気になるのはオープニングで主人公が海に落とされたようなシーンがあるんですが、なぜか直後に天地が逆さまになるんですよね。
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ちょいネタバレになるんですけれども「海蝕現象」が活発になると雨が降る、なんて話が第五幕にあるんですが..この世界の雨って、なんか下から上に降っているように見えるのは錯覚なんだろか。
ちなみに第五幕のタイトルは「雨が空に堕ちる頃に」となっています。
ストーリーが進めば語られるんでしょうけれど、青い空だと思っているのがじつは海だったりして、雨が空に堕ちることで世界が徐々に干上がっていく様が「海蝕現象」の正体だったり、なんてのもあり得るのかな。
ここまで本編に入る以前で世界観についてあれこれ書きましたが、けっこう気になるところが多くて、やはり読み飛ばすには勿体ない。
このゲームメイカーの作品はシナリオも練ってくるのが多いので、個人的な期待も多分にあるんですが、読み物としても楽しんでほしいところですね。