【黒い砂漠】落花情あれども流水意なし
韓国の「Pearl Abyss」が運営するMMO『黒い砂漠』です。
こちら前回からの続き。
『黒い砂漠』で絶対悪の1つとされている”闇の君主”ですが、打ち倒すものとして顕現した”善なる光”は冒険者に託されました。
いよいよ対決か、の前で冒険者がレベル49に。
この『黒い砂漠』はプレイヤー同士が戦うことも出来て、その制限はLvl.50で解禁になります。ただ、PKを蛇蝎の如く嫌うプレイヤーも少なからずいて、Lvl.50以上にするための特定クエストをクリアしなければいけません。
クリアしなければレベル制限も解除されない仕組み。
この賛否については、まだ『黒い砂漠』の民度がわからないので何とも。
ちなみに最大レベルは設定されていないそうで、ただLvl.60からは獲得できる経験値のデフレーションでレベル上げそのものが成り立たなくなるとか。
さておき。
冒険者がそんなことをしている間にジョルダインは、といえば着々と私怨を晴らすべくカルフェオンへ攻め入っている様子で。
ベルモルンとも意思疎通できちゃってたり。
と、急転直下。
「お前を王にしてやろう、..敗者の王にな」と言を継いだかと思えばジョルダイン・デュカスの意識は呑まれて消え、すっかりベルモルンに。
ここでも演出の薄さは否めず、もったいない。
「もう彼はベルモルンなんですよ!」というのは伝わりますが..
で、ドラゴンを召喚してカルフェオンを燃やし尽くすよう命じます。
もうジョルダインじゃないならカルフェオンじゃなくてもいいだろうと思いますが、まあ大国だし仕掛かりでやっつけちゃうか、って感じでしょうか。
前回も書きましたが、この場面すこし見せるのが遅い気がします。
善と悪の対立が主題なら、ですが。
そもそも、ここまでジョルダインを引っぱる必要があったのかという気も。
おそらくは”闇の君主”が黒いオーラを集めて力をつけ、ジョルダインを乗っ取った過程を見せたかったんでしょうね。
冒険者にも同じことが起きる可能性の1つとして。
同じく”闇の精霊”は、ここまで冒険者に黒いオーラを集めさせ、力をつけているわけで。
いっそ見た目が変わっちゃているくらい力をつけているのも事実。
ただ”闇の精霊”の見せ方は、そうじゃない印象のほうが強くて。
悪ぶってるとか、せいぜいそのくらい。
闇の..だとか黒い..だとか表現されるものって、この『黒い砂漠』で善悪より陰陽のニュアンスなんじゃないかと思うとシナリオも見えてきます。
日本語的なイメージにひっぱられると、むずかしい気もしちゃうのかな?
闇やら黒が”悪”の象徴《シンボル》カラーってのは世界標準《スタンダード》なんでしょうか。
ともあれ次回、いよいよ”闇の君主”と対決です。