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【崩壊:スターレイル】丹枢の後ろにいたもの

Ver.1.2「仙骸に果て有り」のリリースから1週間になりました。
が、ぜんぜん進めておらず..デイリー的なのやっつけてるうちにランチ休憩が過ぎていくんだもの。
ちょろちょろ進め、ようやく薬王秘伝の魁首として現れる”丹枢”との戦い。

第二章の大ボスじゃないのは、なんとなく知ってましたが..
それにつけても大きな陰謀に巻き込まれてしまった悲運というか、すっかり使われちゃっただけのひとになっちゃって。
それなりボス然とは出てくるものの、倒すに切なくなっちゃったりして。
彼女なりに大義もあったわけで、なんだか可哀そうなひと。
このあとの展開でも、ただの噛ませ犬だったと明言されちゃいますからね。

-- ここからVer.1.2「仙骸に果て有り」中盤のネタバレあります --

個人的に、こういう演出はキライじゃないです。

「まさかオマ..」っていう。
前後しますが、このあと「じゃあ本物の停雲さんは?」みたいな話になるんですけれども個人的には違和感でした。まあ、ガチャで引けるキャラだって大前提もあるので、いなくなったら困りません? って発想なんでしょう。
ただ、あのタイミングで割って入れるシナリオありきだったなら残念。
本物も何も、そもそも停雲に”憑いていた”ということにする必要がガチャにいるからってだけなら、ラインナップから外すほうがキャラは活きたように思えて、もったいなかったなぁ。

もう初っ端から大敵が側にいた、ってほうが脚本として素直だもの。

そういう意味で「本物の停雲さんは無事だろうか」って流れも変な話だとは思うんだけれど、大ボスの隠れ蓑キャラが倒された後も編成できちゃう辻褄の合わなさも考慮して、ちゃんと本物いますよってオチをつけたわけで。
展開としてキレイだっただけに、これはもったいなかった。

ここまでにも「おや?」と思えたところはあったと言えばあって、やたらと薬王秘伝の、つまり豊穣のスタンスで行われたことに肯定的だったり。
もっと言えば巡狩と敵対する豊穣が起こそうとする、世界を壊滅せんとする動きに対してネガティブな発言がなかったのはヒントだったのかも?
あとになって気がつくようなものばかりなんですが、もしかするとガチャで引けるキャラだからと安心しちゃってたところもあったとすれば作戦勝ち。

まあ、キツネが憑かれてたっていうのはシャレもあっていいと思いますが。
演出として、停雲はバッサリいっちゃうほうが良かったような。

ちょっと話は戻って、薬王秘伝の魁首として現れた”丹枢”を倒したあと。
「幻朧、絶滅大君..約束を果たせ」と叫んで彼女は倒れるんですが。
そこからのタネ明かしになるので、より”丹枢”のつかわれちゃったっぷりが露骨だっただけに、やり切ってほしかったですね。

ちなみに、この絶滅大君については仙舟「羅浮」にある神策府の公文書から知ることができて、ナヌーク直系の手下とされているそうです。
これまた知らんと突然出てきたみたいになっちゃいますが、ちゃんと前後で説明も用意されてる周到さが、本作の楽しみのひとつだったりします。

そのあたりも気にしてプレイすると、より楽しかったりも。
嫌いなひとも多いと思いますが、もったいない。

ぜひ、あれこれ寄り道もたのしんでいただきたいな、と。