見出し画像

【勝利の女神:NIKKE】..のプレイヤーがブルーアーカイブやってみました

通称”ブルアカ”は、言わずと知れた「Yostar」の人気スマホゲームです。
つい先日まで2周年イベントの真っ最中だったとか。

むかしの工画堂スタジオで、こんなタイトルのなかったっけ?

雰囲気こそ違うものの、やりたいことは同じ気がして、ちょっと足踏みしている『勝利の女神:NIKKE』の代わりにプレイし始めました。
ブルアカのほうが何というかキャッチーだよね。
これは好みもあるだろうけど、メガニケが良くも悪くもキム・ヒョンテ氏に尽きるのに対して、ブルアカの開発元NAT Gamesでは”日本で流行りそう”な次世代向けのキャラゲーを研究し尽くした集大成ってアプローチなので。
言うまでもなく、後者がキャッチーたり得て然るべき。

ただ、いまのところゲームとしての楽しさは感じません。
メガニケも煩雑ってほどではないにせよ、たとえばプレイヤーが敵に照準をあわせたり攻撃を避けさせたりで攻略性を上げる伸びしろがあるんです。
プレイするぶんに、この適度な操作感が”攻略してる気にさせてくれる”わけですが、ブルアカはキャラが勝手に動いておしまい・・・・なんですね。
スキルの発動位置とタイミングだけは、操作を受けつけてくれます。
ただ見てるだけにならないように、取って付けたみたい。
キャラを立たせるために、プレイする楽しさを削ぎ落すことにしたのかも?

これには操作技術に因らない平等さが担保できるメリットもあります。
イヤらしく言えば、強キャラしか勝たん仕組み。
ところが特定のキャラを突出してさせることもしてなさそう。
研究し尽くした、が活きてるんでしょう。

たとえばメガニケの、勝てないからガチャをまわす仕組みって破綻するのも目に見えてて、出なければ心が折れてゲームやめちゃって終わり。

ところがブルアカは、そのキャラが欲しいってのだけが動機なわけです。
出なくても、ゲームはできちゃう。
もう純粋に、推しに幾らまで出せるか試すみたいなもの。
ハマっちゃえば悪魔みたいな仕組みですが、上手いっちゃ上手い。

いまのところの、お気に入り

まだ2章までを終えたところだからかもしれませんが、これガチャいるの?
キャラの前情報もないまま、ジャケ買いみたいに気に入ったやつでステージを進めていく苦行にしか感じないんだけれど..そういうことなんだろうか。
勝手に進んでくれるんで見てるだけってのは、さっきも書いた通りで。
つまり、これはゲームとしてどこを楽しめばいいの?

メインシナリオはディフォルトのキャラが据えられてるから、手持ちキャラには関係なく、ちょうどいいレベルでスイスイと進められちゃうんですね。
ゲームのためのストーリーっていうより、この物語ありきで「あなたも好きなキャラを見つけてね」的な? ちょっと位置づけが分からないっていうか。
勝手に進んでいくストーリーを、ただ読まされるのね。
この読みもの部分が、とにかくしんどい。
興味ないラノベを読まされてる感じで、そりゃスキップしちゃうって。
シナリオがいい、という評判も..ちょっと首を傾げちゃうかな。
いわゆる”ヲタクノリ”が強い演出が鼻につくので、相手を選ぶというか。
読んでてしんどくなる、なろう系サイトに転がってそうな「ちょっと書けるひとが既存作品の再生産してるやつ」みたいなのが延々と続く感じ。
最初のをスキップ過多で終えて、2つ目の途中で飽きちゃってムリでした。
「どがぁあああん!」とか文字にされると、そもそも萎えちゃう。

遠慮なく言えば、いまのところ楽しめる部分が1つも見えてません。

でも人気作らしいし、かなりプレイしているひとも多いゲームで。
何かあるんだろうと思うんだけれど..数日さわったくらいじゃ見えてこない。
その日からおもしれえ! みたいなnoteも見かけたんだけどな。
キャラ絵がキャッチーってほか、いまのところこれってのがありません。
あえて、というなら銃火器のデザインがメガニケより現実的かもね。
ハズシにいってないだけ、とも言える。

なんとなくタップしてるとゲームが進んでる気になる..みたいな全体感です。

なんとなく、やった気になる画面の最たるやつ

何か大きなものを見落としてたりするんでしょうか。
せめて、もうちょっとゲーム性が見えてくれば楽しめるかな?
相性もあると思うんです、「Yostarここ」のが琴線に触れたことないので。
なんとなく話題性とかでダウンロードしても、だいたい数日で飽きちゃう。養殖臭さ、みたいなのが肌に合わないんだろうか。。

ともあれブルアカ、ちょっと相性わるそうな気がしてます。