【崩壊:スターレイル】序章をおさらいすると本編の今後が見えてくるかもしれない、の続き
こちら、前回からの続きになります。
Ver.1.1「銀河漫遊」のアップデートまで、もう間もなく。
でも今回のそれって、とまっている第二章の続きじゃなくて新コンテンツの実装って内容で、ストーリーのほうはおあずけ。
で、けっこう考察してみる余地のありそうな序章の展開をおさらい。
前回ようやく主人公キャラが出てきたところまで、でした。
そもそも「コイツは何者か」っていう、ね。
-- ここから第一章と第二章までのネタバレも含みます --
星核ハンターのカフカは、ベクターと口にしていました。
これ言葉のまま、かつ「星核」の性質を考えても媒介者を意味してるんだと考えて良さそうですが..そのままだと災いを広めるってニュアンスにも?
もう1つには、ここで「星核」を入れることで”お目覚め”なので個体として欠けている=くり返し媒介者として利用されている存在にも考えられます。
もし災いを広めるための”器”というなら、えげつない。
主人公としても、かなり不遇。
ただ、そうでもなさそうなことが第二章で語られます。
星核ハンター側の指示役でもある「エリオ」なる人物の脚本に従って、破滅から世界を救うために必要なことだと聞かされます。
気になるのは「多くの未来」ってところ。
つまり星核ハンター側の、少なくともエリオなる人物は”いくつかの未来”を知っている存在であるとも読めます。
まさに崩壊シリーズらしい、並行世界ありきのセリフと言えますね。
世界に混乱と不幸をもたらす壊滅の星神・ナヌークの信徒たちが、その目的のために「星刻」を求めるとすれば、星核ハンター側はその対極とも。
第一章の終わりで主人公が新しい力に目覚めるんですが、その流れから考えると、”遺伝子組み換えに用いられる”の意味にも思えますが。
世界を滅ぼし文明を崩壊させることのできる「星核」の遺伝子を組み替えるための媒介者。いきなり主人公然とした設定に様変わりしてきます。
気になるのは、この主人公が”どこから呼び出された”のか。
これについては前作で、困ったら”そこへ閉じ込められていたことにする”の代名詞にもなっていた量子の海と考えるのが妥当なのかな。
この量子の海は、不確定要素に満ちた平行世界をつなぐと言われるSFで、平行世界を題材にするなら欠かせないガジェットの1つです。
ちなみに前作でも、本作で唯一公式が同一人物と認めるヴェルトを筆頭に、登場人物の多くが閉じ込められたり閉じ込められていた経験があったり。
とくに”別世界”へ渡った、なんてストーリーはありませんでしたが一時的にキャラクターを閉じ込めておける便利機能的な使われ方をしていました。
そう思いながら読むと、主人公が目覚めたシーンも少し違って見えたり。
少なくともカフカとは面識があって、それなりに気遣いあう関係性であったのも間違いなさそう。で、なぜか「星刻」の媒介者として..
彼(または彼女)を星穹列車に乗せることが彼女の目的だったわけですね。
おそらく「エリオ」なる人物の脚本で、それが壊滅の星神・ナヌークに抗う唯一の術に至るために必要な。それ以上をカフカが知っているのかどうかはわかりませんが、くわしく言えないことがありそうな含みは感じます。
「選択の機会がある時に」は本作を象徴するセリフかも、という含みも。
この序章のうちに、ある選択肢を選び続けるとゲームが終わるなんて結末も用意されているとかで、じつは主題の1つなのかもしれませんね。
..と、もうちょっと続きそうなので、また次回で。