見出し画像

【勝利の女神:NIKKE】正式リリース版やってみた(育成とシンクロ/リセット)

正式リリースされたばかりの『勝利の女神:NIKKE』です。
韓国のイラストレーターで日本でも人気のキム・ヒョンテ氏が代表を務めているゲーム会社「SHIFT UP」が開発元で、彼の描いた一枚絵イラストを見せるために考えられただろう斬新なゲームスタイルもウリなんですが..

ほかに、やってみなければわからない斬新なポイントも。

キャラ育成については、とくに親切設計。
こちらキャラクターをレベルアップさせて強くなる方式なんですが、わりと悩ましいのが、初期キャラに注ぎ込み過ぎて育成素材が枯渇するってやつ。
あとになって出たレアキャラが育ってないから使えないパターンです。
ソシャゲには、よくあるやつ。
そこに救済案なんて、なかなか考えたよね。

画像1

端的にはキャラクターのレベルをリセットできて、育成資材が満額で戻るっていう大盤振る舞い。リリース直後のキャンペーンじゃなくデフォルトで。
正直これが地味にすごい。
で、そのすごさを際立たせる「シンクロデバイス」ってのとセットで使うと便利なこと極まりない。ついでにキャラごと得意にする射程が違う6種で、かつ編成できるのは5人までなので、そのあたりも補完できちゃう。

画像2

編成している5名のなかで、いちばんレベルが低いキャラではあるものの、まったく育てていないキャラを同じレベルまで引き上げてくれるのが「シンクロデバイス」です。ここが、ポイントの1つめ。
ついで、キャラの強化には単純なレベル上げによる上昇のほかに、好感度で+補正されるボーナスがあります。
で、レベルはリセットできても好感度ボーナスは引き継げない。
編成する5名を平均的に育てることで、リセットした分の育成資材を後発にあてがうことも出来て、かつ好感度ボーナスが追いつくまでは同等レベルの要員としても運用できちゃう画期的な仕組み。

これが『勝利の女神:NIKKE』で育成のキモになるかもしれないシンクロとリセットの相関です。このゲーム、どれか1つを突出して成長させても意味ないっぽくて、どれだけ効率的にアベレージを上げていくかが重要みたい。
効率よくチーム全体を底上げしていくのが攻略のポイントになりそう。
あまり考えずに進めると、早ければステージ3くらいから厳しくなるかも?
放置ゲーっぽく育成資材もろもろ手に入るコンテンツもありますが、あてになるほど潤沢ってわけでもないので、それだけじゃ厳しいかな。

ストーリーには触れず、さらっと全3回でご紹介でした。
けっこう有象無象あるスマホゲームの中で、めずらしく新鮮なプレイ感ある良作だと思います。
ぽーん、とアタマひとつ抜けるかどうかは今後次第か。
若干いろいろ説明の足りないところで好き嫌いも分かれそうですが。

かなり良く出来たゲームだと思います。
『勝利の女神:NIKKE』、お時間があれば是非。