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スマホゲームと侮るなかれ、まったく新しいハガレン体験かもよ?

リメイクではなく、”やり直し”で2度めのアニメ化がされたというのは珍しいんじゃないでしょうか。それだけ原作が支持されていた証明でもあり、未だ好きなマンガに挙げるひとも多い作品です。
マンガのほうが、いやいやアニメだからこそ、なんて話になってもおかしくないのに、そんなの聞いたこともない。どちらもハガレンで、優も劣もなく認められている、というのもすごいもんだと思います。

そんな『鋼の錬金術師』のスマホゲームがリリースされました。
パッと見でも、よく出来てるのわかります。

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こちらは先行ダウンロード後に、さわりだけプレイできたステージです。
クライマックスからひっぱってくるあたり、あざといですね。

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本編は原作に沿って、ちゃんと第1話からでした。
リオールの町で壊したカフェのラジオを錬金術で直す、あのシーンから。
ほぼフルボイスで、しかも新規に録音されているんだそうです。
アニメ化 → 再アニメ化 → スマホゲームで3回め。

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有名なこちらのセリフも聞けます。
なかなか贅沢ですね。

ホーム画面は見覚えある鉄道旅のイメージで雰囲気あります。
トリミングしてタイトル画にしてみても、それっぽくおさまっていて。
このまわりにメニューがならんで、かなりまとまっている印象です。
IPに見劣りしないようにって気概はそこかしこに感じます。

リリース当日はランチの合間でプレイして、キャラクターの挙動なんかにはぎこちなさがあるもののSRPGとしては及第点。ゲーム性に目を見張るウリは感じなかったので、思い入れがないと長く続けるには物足りないかも。
むしろマンガでもアニメでもない潜在顧客の開拓ってことならアリなのか?
逆に、思い入れがありすぎるとストーリーに沿ったステージが進むにつれ、ガチャとの親和性なさに辟易し始めちゃうかも。
序盤からエルリック兄弟と並んでる戦うウィンリィやら、ばっちり共闘してくれちゃうロゼやら、ちょっとモヤっとしちゃうんですよね。
そのうち原作しばり編成でプレイしたくなってくるかも。
原作しばり編成にしたら、ステータス補正とかしてくれないもんかな。
さすがに、ちょっと趣旨が違うので難しいか。

まあ、いまのところ大きなトラブルもなく順調な様子。
まだまだ先でしょうけど、最終ステージをクリアしてのメッセージは..

お前は真理に勝った。持っていけ、全てを。

..だったりするんでしょうか?
どうなるか、けっこう楽しみ..と言いつつ第三話のステージに進めてません。
いや、だってね。
あの話だけはどうにも、進んでみようって気にならないというか。
というわけで今のところサイドストーリーで遊んでます。

うーん、悩ましい。