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私的現代アイドル論6

なぜハロプロが好きなのか1-Ⅱ

ハロプロの歴史のグループ相互作用

 長い歴史があると、グループ自体にも歴史的変遷があり、歴史的変遷はメンバーの卒業加入によってグループの型・あり方が変わります。
 例えば、モーニング娘。のプラチナ期、カラフル期、それ以降(~佐藤優樹〔敬称略〕卒業)も、どのメンバーがいたかでその時期のグループの在り方が決まっているように思えます。
 プラチナ期は間違いなく高橋愛です。その時期のモーニング娘。の状況と高橋愛の存在がハイパフォーマンス集団を作っていました。
次のカラフル期はエースの鞘師里保と、リーダーの道重さゆみが形作っていました。次の鞘師里保卒業後は、佐藤優樹大黒柱の時期でした。(一般に言われているわけではありません。私が今考えました。)
 おそらくアンジュルムもJUICE=JUICEも卒業加入していくグループになったので、すでにグループに変化が見られます。
 アンジュルムは、室田瑞希、舟木結、笠原桃菜がいる時期までが、ワチャワチャパワー系です。それ以降の三色団子・ペイペイの今の時期はあまりパワー系に見えません。ここに断絶線があるのかな。
 JUICE=JUICEも、宮本佳林、高木紗友希、金澤朋子卒業までが、ハロプロ1のパフォーマンス集団の終焉、おそらく、稲場愛香の卒業で完全に終わると思います。現在は、やふたこ、サンフラワーの5人で将来性あふれるグループと感じています。
 モーニング娘。も上記の区分とは別に、卒業加入のリズムの中で、完成度が高まる時期と、これからパフォーマンスを高める時期が交互に来ます。この変化が見れるのが、パフォーマンスx歴史だからだと思います。

個人x歴史xパフォーマンス

 個人のパフォーマンス高さ自体はあらゆるアイドルに共通しています。おそらく歌がうまいメンバー、ダンスがうまいメンバーは、各グループのヲタに聞けば必ず返ってきます。
 ハロプロは歴史の中で、歌の最上位クラスとダンスの最上位クラスがあり、現メンバーが満足するうまさに到達することがめったにありません。まし苦はヲタがそれを最上位に到達したと認めません。さらに、ヲタもそういった、かつての最上位メンバーを見てきているので、要求の最大が高くなっています。別にメンバーを最上位ならないと認めないということではありません。当人比で向上する、うまくなることを見て喜ぶというようなことです。

これからのパフォーマンスの変化の期待したいメンバー

 ソロフェス2を見て山崎愛生が、NEXTモーニング娘のエースの期待をしています。今でも十分うまいですが、さらなる成長を見たいです。
個人的に期待なのはJUICE=JUICEの松永里愛です。まだ若く鈴木愛理吸、他アイドル界隈まで影響力ある人になってほしいです。
 今ハロプロは上に書いた松永里愛や山﨑愛生だけでなく期待の若手、豫風瑠乃、松本わかな、江端妃咲、西崎美空、北原ももが多くいます。ここに書いたメンバーは、ハロプロの正規のメンバーで中学生なのでこれから見始めるには多く楽しめると思います。
 現在のハロプロにはあまり明らかに下手な娘がいないので、若いメンバーのさらなる成長を見てみたいですね。

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