AWS クラウドプラクティショナー試験に合格して20分後に書いている

1.はじめに

-書いている人:IT業界4年目。Webアプリの開発をしてたけど、今はコーディングはしておらず設計メイン。そもそもそんなにコーディングは好きではない。

-なんで受験したの?:弊社は結構自由というか、各々がやりたいことをやる会社。別にやりたいこともなく、ただ生きているだけの私に対して先輩が「AWSとか勉強してみたら?」と声を掛けてくれたので、どうせならと思って一番低難易度のクラウドプラクティショナー試験を受験することに。

2.勉強方法

2-1.AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナーを読んでざっくりと勉強

 https://www.amazon.co.jp/dp/4797397403/ref=cm_sw_r_tw_dp_QIJdGbVFGD68H

いろんな人の体験記を読んでも、ほぼ100%と言っていいほど紹介されていた参考書だったので、「そんなにオススメするなら読んでやるか」くらいの気持ちで購入。実際めちゃくちゃよかった。

ターゲットは恐らく「AWSを全く知らない人」であったり、自分のように「EC2,S3」とかは何となく聞いたことがある人間だと思うので、本当にピッタリとハマった。

・AWSってそもそも何なの?

・AWSを使うことでオンプレミスと比較してどんな利点があるの?

・AWSの各種サービス(コンピューティング、ストレージ、DB、ネットワーク、その他ツール)にはどんなものがあるの?その特徴は?

​ここらへんの質問にすぐに答えられないような人だとドンピシャにハマると思う。

けど、もちろんこれだけでは試験の出題範囲はカバーできていないので、本を1周読み終わったら次の勉強方法を実施する。ちなみにゆっくり本を読んで3-4日くらい掛かった。

2-2.Udemyで模擬試験を実施

この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(7回分455問)

自分が購入した時はセールで1500円くらいだった。

これが問題の難易度的にめちゃくちゃよかった。

ちなみに

・基礎1-2

・応用1-3

・追加問題2回分

の計7回分が入っているけど、「基礎1-2,応用1-2まででいい」という意見がレビューで多かった。これも完全同意。

応用3と追加問題に関してはクラウドプラクティショナーの更に上位資格を見据えている人が実施するくらいでいいと思う。

事実応用3に関しては、解いている最中に13問目くらいで「は?」って言って辞めた。私が馬鹿すぎてよくわかんなかっただけだと思うけど、クラウドプラクティショナーの合格をひとまずの目標にしている人からするとオーバースペックだと思う。

話が少し脱線したけども、私は「基礎1,2と応用1,2」を4-5回繰り返して勉強して、最終的には90点以上はずっとキープできるようにした。

この問題は解答で正答以外の答えに関しても「なぜ正答ではないのか」が記載してあるので、正解した問題に関しても見直すのが◎

特にAWSって短縮したサービス名が多くてごっちゃになるので、この時に各サービス名と概要について理解することを心がけた。

例)EMR , ECS , ECRなど

本当にめちゃくちゃ良い問題ではあるんだけど、一つだけ機能追加してほしいのが問題のランダム表示機能。何度も受けているともう順番と選択肢で答えがわかってしまうのでそこだけ機能として追加してくれたらめっちゃ最高。

また少し話が脱線したけども、上記の方法で勉強を実施して、計2週間で本試験を受験。

3.本試験

3-1.申し込み内容

クラウドプラクティショナー試験は下記2つの受験方法がある。

・会場受験

・オンライン受験

今回は緊急事態宣言が出ていることもありオンライン受験を選択。

ちなみに受験の場合は試験監督者とやり取りをする言語によってベンダーが異なる。

オンライン受験かつ日本語で対応してくれるベンダーはピアソンVUEだけだったので、無条件でこちらを選択。

3-2.当日までの準備

・事前にシステムテスト用アプリをダウンロードして試験を実施できるPCなのか、ネット回線に問題はないか、Webカメラはしっかりと映るかなどのチェックを実施する

・受験する際の場所の確保

1つ目のシステムチェックは業務用PCだと社内用ファイアウォールの設定とかでトラブルが頻発するらしいのでプライベートPCの使用を推奨している。

2つ目の受験する際の場所の確保については、「手の届く範囲に各種デバイス等をおいてはいけない」などの決まりがあるため、自室ではなくリビングを選択。本番はWebカメラで常に見られるので汚い部屋を晒したくないっていう気持ちが92%

3-3.試験当日~試験寸前

試験開始30分前からチェックインを開始する。

ここの部分を書いている人が見つからなかったので、ちょっと詳しく記載する。

当日に用意しておくものは顔写真付きの公的身分証(運転免許証、パスポートなど)

それだけあれば「まぁ大丈夫!」と思ったら、それとは別に試験環境を写真に撮って送る必要があり、そこに大苦戦。実際の流れは下記の通り。

1.PCからチェックインを開始。

2.スマホのSNSに試験前の確認写真提出用URLを送信

3.スマホで確認写真提出用URLを開く

4.自分の顔を撮影し、提出

5.公的身分証を撮影し、提出

6.試験環境の机を四方から撮影し、提出

ここで一旦一区切りなんだけど、5の部分で結構時間を喰った。

というのも、スマホでの撮影がインカメラのせいでなんか上手く撮れない。私が馬鹿なのもあるんだろうけど、「あれ?こんな感じでいいんかな?」という写真になったけど、ケチを付けられなかったので大丈夫だったみたい。これ外カメラに変更できたんか?今でもわからん

そしてここまで来ると、試験監督者とチャットが始まる。

名前的に中国人の方だと思うけど、普通に日本語はめっちゃ上手かった。

ここからの流れは下記の通り。

1.試験監督者が写真のチェックをする

2.カメラを360℃動かして部屋全体の確認をする

3.ここで試験監督者が気になった部分のチェックをする

私の場合だと下記

・壁掛け時計を外す

・テレビの電源コード抜く

4.最後に質問がないかの確認が来る

ここまでが試験前の準備の流れだった。

ちなみに所要時間は20分くらいだったので、本当にこれから受験する人はチェックインを開始できる30分前丁度から実施するのが良いと思う。

3-4.本試験開始

後は淡々と試験をこなすだけ。

事前の情報だと「試験問題が英文を和訳しているために変な日本語になっている箇所がある、だから必要に応じて言語を英語に切り替えよう」みたいなアドバイスを目にしたんだけど、あんまり変な日本語はなかったように思える。ただ、わけわからんカタカナがあったりして、業界の知識が浅いと混乱する問題はあったし、「自動フェイルオーバー」と書かれるべき部分が「自動フェイ」って書かれていたのは笑った。

ただ、ちょっと気をつけるべきところとして、常に試験監督者に見られているところは意識しよう。

今回試験中に下記2点を注意された

・顔の前に手を出すな(顔を見える状態にしておけ)

・モニター以外の場所を長時間注視するな

1つ目に関しては個人的なクセなんだけど、考える時に右手をグーにして口元に持っていって、「フー」ってやってしまって注意された。

春先に寒い状態で野球をするプロ野球選手がかじかんだ手を温めるためにやるアレ。同じクセがある人は注意しようね。いないか

2つ目はもうそのまんまなんだけど、人間って必死に何かを思い出す時って右上とか左上とかに視線持ってくよね。アレ。

試験に費やした時間は計50分、見直し5分くらいで特に回答を変えることなく試験終了ボタンを押した。手は震えてた、これが武者震いか。

点数は出ないけど、結果はすぐに画面に表示される。合格でした。

点数については5営業日以内にメールで送られてくるらしい楽しみ。

合格写真を撮りたかったんだけど、スマホで撮影して注意された人の体験記を読んでいたのでグッと我慢。終わった後はニコニコ笑顔でアンケートに回答し終了。

4.試験を振り返って

本当に久しぶりに試験なんか受けたからめっちゃ緊張した。

トイレで席を立つのも禁止、水を飲むのも禁止だったのでさらに緊張感倍増。トイレに関しては「行ってはいけない状態ほど行きたくなる」気がしたので朝から水分摂取を控えめにした。

今回クラウドプラクティショナー試験の勉強をしてきてAWSの便利な部分をたくさん知ることができたので、上司と話をする際にAWS案件とかに携わりたいと伝えるくらいにはモチベが上がっている状態。継続して勉強してソリューションアーキテクトの資格を取れるように頑張る所存。

ちなみにクラウドプラクティショナーに合格した特典として以下のものが気になっている。

・各種AWSイベントでラウンジに入れるようになる。

・名刺にロゴを入れていい。

・AWS認定ストアで買い物できる。

もうホントラウンジ入りたいので、さっさとコロナ終息してほしいね。

あと名刺にロゴって、クラウドプラクティショナーレベルだとやっぱり入れるべきじゃないのかな。なんかかっこいいじゃん、名刺にロゴ。入れたい。

AWS認定ストアはまだ覗いてないのでこれから覗く。どんなものがあるんだろう。AWSロゴぬいぐるみとかあったら3こくらい買いたい。ありがとうAWS