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子の夏のとうとさ

子供の頃の夏に連れて行ってもらったいろんな国や街。
曇りガラスに透けるようなボヤボヤした輝いた記憶を求めて同じ場所を目指しても、ディテールもありがたみも何もわからないあの頃の、輝きだけが残る夢みたいな旅ってもうできない。

わたしにとって、子時代の夏は本当に尊い。
特別な旅行でなくても。
日常のシーンひとつが本当に楽しい。


遠くから来たいとこと行く塾の夏期講習やプール教室、野口商店のかき氷、夏休みの宿題、おばあちゃんの庭。


平成初期のわたしの夏よ永遠に。。

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