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2024 オンタケ100km

レース振り返り


2024年7月に開催されたオンタケ100km。このレースは「走る座禅」と言われる通り、延々と続く林道をただひたすらにゴールを目指して走り続けるコースとして有名。

僕にとってこのレースは、今年9月に出場する信越五岳110kmレースに向けて、スタミナと暑さのトレーニングと各種ギア•行動食の確認という位置付け。

結果は無事完走!まず走ってみた感想は、トレーニング目的ではあったものの実際走ってみると、退屈な林道を走るのも意外と自分に合ってるかも!思えるくらい楽しかった!

さて、当初目的の暑さ耐性の向上については、レース中ずっと土砂降りだったため叶わなかったものの、ずぶ濡れの中を走る経験値、スタミナやギアの性能確認はでき、走る信越にむけては収穫の多いレースとなった。

結果

2024-7-14
OSJ Ontake100
Distance 100km(実質108km)
Elevation gain +2700m
Time 18:23:36(制限20時間)
Ranking 732位/1241人
Finish rate 74%

うまく行った事を3つ
いかなかった事を1つ

Good!補給食
今回、ロングレースで初めて最後までジェルを飲み続けられた。今回のレースはエイド側からの補給がほぼないので、これが可能になった事のインパクトは大きい

① まずレース直前の胃腸薬(ガシンサン)とカロリーメイトジュース。エネルギー補給もしながら胃腸の調子を整え、ジェル受け入れ準備

② 飲んだのはジェルはGU、俺は摂取す(桃、グレープ)、アンドゥ、アミノバイタルアップルで、比較的サラサラしたジェル。水なしでもさっと飲めるので嫌にならない(これ意外と大事)

③足攣り対策用のマグオンや顆粒アミノ酸をやめた。双方の酸味がちょっと嫌だった…特にレース中盤以降。その代わり経口補水液OS-1ゼリーに変更。とっても飲みやすかった

中間地点でもスタート前と同様に胃薬、カロリーメイト、OS-1、あとカップヌードルを補給。結局、飲みたくなる、食べたくなるものなら、ずっとエネルギー補給ができ、最後まで走れる事に繋がった。当たり前だけどかなりの収穫

Good!筋肉疲労
今回は累積標高も少ない林道中心なので、足へのダメージは比較的少ないとみた。ただその効果を試したくスタート前と中間地点でPRローションを両足に塗った。あくまで感覚だか疲労しにくいと感じた。次PRローションやるとしたら足首周りや肩から両腕にも試してみたい。

より効果を感じたのは林道沿いの小川で足のアイシング。かなり冷たいので、すぐ血行がよくなりグッと足首周りが軽くなった。あと筋肉疲労ではないが、スタート前、中間地点で足の指、お股•ワキ•お尻ズレには天狗バームかワセリンを塗りたくった。これなくして雨のレースでもはや戦えない代物だった…大感謝

Good!ウェアリング
前半と後半でウェアを総とっかえした。基本、パタゴニアのノースリのトップスとマイルストーンのナッティショーツ、T8のアンダー、スマートウールの靴下。レインにモンベルのピークドライシェルの組み合わせ。

スマートウールの靴下、いくら靴が浸水してもグチュグチュしない。レインは定番のモンベルピークドライシェル。もう廃盤になっちゃったけど、抜群の撥水性と透湿性。変な表現だけど土砂降りの雨で走っても超快適

結局、ずっとずぶ濡れだったから、上下の着替えはあまり意味はなかったかもだけど、足や脇、お尻の天狗バームの塗り直しと靴下、靴の履き替えは足のマメ対策としてかなり有効だった。

あとユニクロのエアリズムのアンダーウェアは生地も分厚くT8よりも心地よかった。1点、マイルストーンのショーツは雨に濡れるとずっと肌にくっついてるのが難点

Bad!眠気
夜中の0時スタートということもあり前日の15時に着き、車中で仮眠するもののあまり眠れず寝不足のままスタート。案の定明け方前には強烈な眠気に襲われた。その後、糖分取るたびに眠気。失敗はカフェインの錠剤を忘れた事。あと0時スタートのリズムが掴めなかった。やはりスタート前は旅館とってしっかり仮眠すべきかなと。

補給食、筋肉疲労、眠気とロングレース特有の問題に対応できたことは信越五岳に繋がる良い経験になった。おすすめです!

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