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沈んだ心、救えてる?生粋のネガティブが送る3つのメンタルリセット術

性格のタイプを大きく2つに分けるとき、よく使われるのが「ポジティブ」「ネガティブ」というワード。

ちなみに私自身は、自分のことを超がつくほどのネガティブだと思っています。

小さなことでくよくよ悩んだり、必要以上に人目を気にしてしまったり、どんな場面でもいまいち自信が持てなかったり。

ずん、と心が重く沈んで、沈んだ場所からの浮き上がり方が分からなくてまた悩んで……という負のループを繰り返してしまったことも。

でも、どちらかと言うとこれは過去のこと。

今もまだまだネガティブは健在ですが、それでも以前と比べたら、ずいぶん自分の心をコントロールできるようになった気がします。

今回は、超ド級ネガティブ人間の私が自分なりに編み出した、沈んだ心を浮き上がらせてリセットする方法を3つご紹介します。


1.おいしい空気を吸って、太陽の光を浴びて

気分が落ち込むと、それに比例するかのようにどんどん無気力が加速して身体が鉛のように重たくなったことは、ありませんか?

「もう、何もしたくない……」

気持ちはとても分かります。でもそれ、とても危険です!

実は大きく関わり合っている「身体を動かすこと」と「メンタルヘルス」。各所で正式な研究も行われていて、その効果が実証されているようです。

厚生労働省が発表した「健康づくりのための身体活動基準2013」では、身体活動が将来的な疫病疾患だけでなく、気分転換やストレス解消に繋がり、メンタルヘルスの不調を改善するために有効であるとされています。

また、アメリカのプリンストン大学研究チームの動物実験では、運動することで脳のストレスへの反応が弱まり不安を感じにくくなることが明らかにされました。

参照:医療法人社団 平成医会「運動がメンタルヘルスに与える影響

つまり、この研究結果を逆手に取ると。
心が沈んだまま、落ち込んだままじっとしているのは精神衛生上いいこととは言えません。

私自身、仕事が上手くいかなくて精神の不調を理由にそのまま退職してしまったことが過去にありました。
そのときは「どうせ私はどこに行ったってダメだ」と、働くことそのものの意欲が失せ、ほぼ1日中家の中に引きこもるような毎日を送っていました。

でも途中で気付いたんです。
「あ、このままじゃなんかマズいかも」と。

「とりあえず……外に出よう!外の空気を吸って、太陽の光に当たろう!」

それから週に何度か、散歩をルーティーンとして取り入れてみることにしました。

恥ずかしながら、私はとっても運動音痴です。
激しい運動は正直願い下げでしたが、ウォーキングくらいならポンコツの私にもできるかも……?そう思って、1時間程度の散歩を自分の日常の中に仲間入りさせてみることにしました。


てくてく歩いているだけなのに、あら不思議。
あれだけ重たかった心が、ふっと軽くなっているような気がしました。

普段だったら「ただそこにあるだけ」の空を、ちょっと見上げたりなんかして。
平和だなあ。平日の昼間って人いないなあ。なんてことを、何にも囚われずにぼんやり思ったりなんかして。

ただ歩くだけでも、私はいいと思うんです。
騙されたと思って、ぜひ試してみてください。
するすると何かがほどけていく感覚が、ほんのちょっとでもそこにはあると思います。


2.とにかく「笑う」時間を作る

心が沈んでいるときって、どこか卑屈になって明るいものや楽しいものから目を背けてしまいがちではありませんか?
「今はそんな気分じゃない」と。

でも、「そんな気分じゃない」ときこそ、私は明るいものや楽しいものに触れるべきだと思います。
もっと具体的に言うと、「笑う」時間を作るべきだと思います。

まずおすすめするのは、ベタかもしれませんがお笑い芸人のコントや漫才を見ること。(動画、テレビ番組など何でもOK)

自分のツボにハマるものだと、そのときどんなに落ち込んでいてもついつい笑ってしまいます。

実は「笑う」ことの効果も医学的に実証されていて、自律神経のバランスを整えてくれるのだとか。

ストレスが高まると交感神経が優位になり、ストレスホルモンの分泌が増え、脳の温度が上がってしまいます。
笑うと副交感神経が優位になり、ストレスホルモンの分泌が減少し、脳の温度が下がります。
笑っている時は、この2つの神経がバランス良く働いている状態になります。

参照:日本成人病予防協会「笑う〜ストレス解消法〜

ちなみに、個人的にとてもツボでどのコント・漫才を見てもついつい笑ってしまう芸人さんは、からし蓮根さん、インディアンスさん、ミキさんです。

お笑いに触れた後は、心なしか気持ちがスッキリしているような気がします。

また、「笑う」ことは何も芸人さんのネタに限った話ではありません。

家族、友達、恋人…身近な人と何でもないことで笑い合う時間も、私はとてもメンタルにいいものだと思っています。

先程、仕事を辞めて引きこもりのようになっていた時期があったと書きましたが、そのときはひとり暮らしでした。

その後また別の仕事に就くようにはなったのですが、実はそこも9ヶ月ほどで退職して、働くことから離れていた時期がありました。
けれどこのときは暮らしの状況に変化が生まれていて、ひとりからふたりになっていました。

すぐおちゃらける彼に、「くだらないなあ」と思いながらもけらけら笑ってしまう私。

そんな毎日に、私の心は確かに救われました。
働いていない自分を責めすぎず、心健やかに過ごせていたのは、日々に笑顔が溢れていたからだと思います。


3.SHElikesのコーチングで心の整理整頓を

私が女性専用オンラインキャリアスクール・SHElikesに入会したのは今年の4月。

それからおよそ月1回のペースで、コーチングを受け続けています。

・コーチやSHEの仲間と一緒に、セッションを通じて理想のライフプラン・キャリアプランを考える
・日々の学習計画を立てたり、理想を実現する為の行動を明確にする
・Welcomeワークショップ以降のグループコーチングでは、先月立てた目標の振り返りやネクストアクション設定をする

参照:SHElikes:コーチングはなにをするの?

先月できたこと・できなかったことの振り返り、それを踏まえた今月の目標設定、さらにはもっと先にいる自分の姿「ドリームマップ」の更新……。
これらを定期的に行うことで、自分の心がすっきりと整理整頓されることに気付きはじめました

まずはワークシートの記入を通して、自分なりの言葉としてまとめる。
そこに想いを乗せて、コーチの方やシーメイトさんにシェアしてみる。
シェアすることによっていただける褒め言葉や共感の声、さらにはアドバイス、新たな発見……。

1時間という短い時間ではありますが、自分の視界がすっと開けるような気持ちになれるのがSHElikesのコーチングです。

何より雰囲気がとっても穏やかなので、気持ちが落ち込んでいるときでも無理せずリラックスして参加することができるのも魅力の1つだと思います。


4.おわりに

生粋のネガティブ人間流・沈んだ心のリセット術を3つご紹介しました。

ちなみに、来月のコーチングもすでに予約済みです。
今月立てた目標を達成し、少しでも晴れ晴れした気持ちで次のコーチングに臨めるよう、暑さに負けずに引き続き頑張っていこうと思います!

コーチングの雰囲気が気になる方は、ぜひSHElikesの無料体験レッスンを受けてみるといいですよ。


本記事は、オンラインキャリアスクール・SHElikes主催「SHEライターコンペ」2022年8月度3位受賞記事を加筆・修正したものです。
(テーマ:沈んだ心のリセット術)

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