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迷子になったら立ち止まろう〜自分軸で生きるための処方箋〜

「私らしく」「自分らしさ」といった言葉に、あなたはどんな印象を持ちますか?
何にも囚われない、のびのびとした言葉に聞こえる一方で、かつての私は「らしさ」の響きにどこか焦りを覚えていました。

ありのままの自分を肯定する言葉のはずなのに、肝心の「らしさ」が分からない。

私にとっての「らしさ」って、何……?

一時は、自分の心の中で迷子のようになってしまったことも。
どうして自分のことなのに意志が定まらないんだろうと、随分思い悩みました。

ただ、今ではその大迷宮から抜け出せて、自分の足で自分の人生を歩いている実感を持てています。

じゃあどうやって私は迷子状態を脱したのか?
今回は、「らしさ」に悩むすべての人へ処方箋を送るような気持ちで、自分軸で生きていくためのヒントをお伝えしていきたいと思います。


「やりたくないこと」から洗い出してみよう

冒頭でも書いた通り、迷子のときは「自分らしさ」が何なのか分からず、頭の中がこんがらがっていることかと思います。もしくは「何にも思い浮かばない」といったような、ぽっかりとした空間状態。

そんなときは、「やりたくないこと」から洗い出してみることをオススメします。

次の文章は、マーケティング戦略コンサルタントのドリー・クラークさんによる見解です。

「自分がやりたくないこと」がハッキリすれば、それを避けるようなステップをとることで、自分が望む方向へと進めるからです。「自分」ー「自分がやりたくないこと」=「自分が望む方向」というわけです。

参照:STUDY HACKER「「やりたくないこと」を言語化しまくるメリット。“嫌なこと” を特定すれば望む方向に進める!」

「自分らしさ」を考えるときは、つい「自分は何がやりたいんだろう?」「何が好きなんだろう?」ということに思考を巡らせがちですが、これを逆手に取ってみましょう。
ちなみに私の場合の「やりたくないリスト」がこちら。

・本心ではちっとも心惹かれていないのに、「仕事だから」とお客様に商材を売り込むこと
狭い空間で気を遣い合いながら仕事をして神経をすり減らすこと
上辺うわべだけのコミュニケーションを取りながら仕事をすること
電話応対(咄嗟の対応が苦手だから)

「こんなのまで挙げちゃっていいのかな」ということも、あまり言葉を選ばず思い切ってリストアップしてみましょう。あくまで大事なのは、自分の正直な気持ちです。
私の感覚で言うと、やりたいことより、やりたくないことのほうが案外するする出てくるもの。

逆転の発想からスタートしてみると、思いのほか頭の中が整理されますよ。
「やりたくないことリスト」、ぜひ一度作ってみてはいかがでしょうか?


自分のココロが動いた原体験を思い出そう

「自分らしさ」を見つけるための、もう1つのヒント。
それは、自分のココロが動いた原体験を思い出すことです。

仕事などでせわしない日々を送っていると、どうしても疲れが溜まるもの。
もしかしたら、本来好きだったものや心ときめくことなどから、心が離れがちになってしまってはいませんか?

でも、自分の感情が大きく動かされるモノって、私は誰しもが1つは持っているんじゃないかと思うんです。
もしすぐに思い浮かばなかったら、時間をもっともっと巻き戻してみてください。できれば物心がついた頃までさかのぼっちゃいましょう。

「好き」「楽しい」といったポジティブな感情はもちろん、「これはおかしいと思う」「これはどうにかしたい」のような、違和感でもいいと思います。大事なのは、そこにあなたの“熱”がこもっているかどうか。

一例として、私のココロが動いた原体験をまとめてみました。
ちなみに、一番古いものだと7歳の頃の記憶も混じっています。

・文章を紡いで架空の物語を創り上げること
・自分が書いたものを「いいね」と肯定してもらえたこと
・胸を打たれる文章に出会ったとき
・自分の考えを思うように人に伝えられなかったとき
・悩みを誰にも言えずに苦しんでいる人と出会ったとき

原体験に立ち返ったことにより、私はとにかく書くことが好きで、そして今生きづらさを抱えている人の気持ちをそっとほぐすような、そんな文章を書く人になりたいんだということに気付かされました。

あなたにとっての、忘れられない原体験は何ですか?
きっとそこに、あなたの「本当の気持ち」が眠っているんじゃないでしょうか。


「私らしさ」を芽吹かせる場所・SHElikes

「やりたくないこと」と「ココロ動いた原体験」を整理したことで、少し見晴らしが良くなったでしょうか。
「自分らしさ」をさらに純化していくうえでオススメしたいのが、オンラインキャリアスクール・SHElikesです。

SHElikesでは、Webデザインやライティングなど、PC1つで働くことが叶うスキルを学べるコースが全32種類も用意されています。

私は、「ただの『好き』にとどめておくんじゃなくて、書くことを一度形態的にしっかり学んでみたい」、「1つの場所に囚われない働き方を模索してみたい」と思ってSHElikesへの入会を決めました。

先ほどもお伝えした通り、とにかく学習内容の領域が幅広いので、あなたにとっての「好き」「興味がある」に繋がるものが見つかる可能性が高いです。

また、たとえ最初は心惹かれなかったとしても、「とりあえず見てみよう」と腰を上げやすいのがSHElikesの動画コンテンツの魅力でもあります。
どのコースも、初心者でも抵抗なく学ぶことができるよう、非常に分かりやすく噛み砕いたうえで講師の方が説明してくれています。
1つの講義が短いセクションごとに分かれているため、サクサク見やすい点もポイント。

そのため、「ちょっと見始めてみたら意外と面白い!楽しい!」といった思わぬ発見があることも。私にとっては「ブランディングコース」がこれにあたります。

ブランディングコースでは、「My Brand Compass」というワークシートを用い、受講を通して自分だけのブランドを作り上げていきます。
私の場合はブランディング対象を「自分」にしたため、まさに「私らしさ」を改めて深く見つめ直したような学習時間でした。
個人的に、SHElikesの中でも特におすすめのコースです!

またSHElikesでは、原則月に1回の「コーチング」を通して学習の振り返りや翌月の目標設定を行う場を設けています。
ライフコーチの方や同席しているシーメイトさんとの定期的な交流を通して、「自分らしさ」を見失わずに前を向いて進んでいくことができます。

「SHElikes、気になるけどいきなり入会するのはちょっと不安……」という方は、無料体験レッスンを受けてみてはいかがでしょうか。
抱いている不安や疑問点が解消できる場でもあるので、ぜひ一度参加してみることをオススメします。


おわりに

「自分と他の人を比べてしまう」という人は、きっと少なくないと思います。事実、私もその1人。
ですが、自分の人生は自分だけのもののはずです。

もし、比べて、悩んで、迷ってしまったら。
今回紹介した処方箋をそっと思い出してくれる人が、1人でも居てくれたらと思います。

私自身、患者状態に逆戻りすることが多々あるので、今回の処方箋を自分にとってのお守りにもしていきたいです。
たとえ迷子になっても、道を見失わないために。


本記事は、オンラインキャリアスクール・SHElikes主催「SHEライターコンペ」2022年11月度3位受賞記事を加筆・修正したものです。
(テーマ:私らしく生きる)

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