G.RINAからのジャネール・モネイ/Keyshia Cole「Forever Is A Thing」
マレーシアに移住したG.RINA嬢が来日中ということで、彼女のDJを聴くべく6/24(土)に渋谷キャストへ。
野外イベントだったので、夕暮れ時の風が心地よく。最高のロケーションで素敵な音楽を聴きながら呑むアルコールもこれまた最高でした笑。
Thundercat / Them Changes
とか
JayO / 22
とか
AKLO×JAY’ED / Different Man
とか色々かかった中で、特に印象的だったのはジャネール・モネイ「Lipstick Lover」。
Janelle Monáe / Lipstick Lover
サビでスティーヴィー・ワンダー「For Your Love」を引用。MVは夏とエロで満載でございます。
というのも、ニュー・アルバム『The Age of Pleasure』がちょっとビックリするくらい私の周りで大人気で。Twitter見ても絶賛の嵐ですもんね。
レゲエ、ダンスホール、アフロビート等々を取り入れた開放感溢れる一枚。ゲストもグレイス・ジョーンズ、シスター・ナンシー、シェウン・クティ&エジプト80、ドーチィ、アマーレイ、CKay(クリスタル・ケイちゃんじゃないわよw)など、一筋縄では行かないラインナップ。これだけの面子を集めてもバラバラな感じはせず、ちゃんと軸があってブレてないのが素晴らしい。今年屈指のアルバムであることは間違い無いですね。そりゃあ騒がれるのも当然か。
特にデリック・ハリオット「The Loser」+フラミンゴス「I Only Have Eyes For You」な(?)ラヴァーズ・チューン「Only Have Eyes 42」が今作のハイライトでしょうか。
Janelle Monáe / Only Have Eyes 42
Derrick Harriott / The Loser
The Flamingos / I Only Have Eyes For You
LPは買ってませんが、中ジャケがなかなかエロいみたいですね……それでみんな騒いでるのかも?!笑
冗談はさておき、これを機に過去作も聴いてもらえればと切に思います。だいぶ今作とは趣が違っていて(2719年に製造されたアンドロイドという設定のコンセプト・アルバムだったり)、それはそれで面白いですよ。グラミー賞にノミネートされたりしてるし。
………G.RINAのDJを聴きに行ったという話から、ジャネール・モネイの話になってしまいました(汗)
G.RINAといえばアレクサンダー・オニール&シェレールの大名曲「Saturday Love」のカヴァーを先頃リリースしたので、そちらもチェケラ!
G.RINA / Saturday Love feat. Kzyboost
この曲も夏の夜にピッタリですね〜。
<今日の1曲>
Keyshia Cole / Forever Is A Thing
マニー・ロング&アッシャーとか、セヴン・ストリーターの新曲とか、クリス・ブラウンの新曲とか、色々出過ぎててえらいこっちゃなんですが、私のお気に入りはキーシャ・コールの新曲。彼女のエモーショナルな歌声が響く少し重厚感のあるスロウ・チューンとなっております。恩人的存在であるロン・フェアがプロデュースしてるというのもR&Bファンには泣けるのではないでしょうか? 曲も最高の一言です!
Keyshia Cole / I Don’t Wanna Be In Love
オマケ。2010年の4thアルバム『Calling All Hearts』を最後に袂を分かっていたロン・フェアと久しぶりに邂逅した一曲。2021年産。オーソドックスなR&Bスロウという感じですが、嫌いではありません。むしろ好き。