またまた映画と90sヒップホップの話/Muni Long「Hrs and Hrs」

私を形成している三大要素が「音楽」「野球」「ピラティス」なんですが、そのうち後者2つがコロナのアレコレで中止(泣。ちなみにこの場合の「野球」は少年野球のことです)。かといって出掛けるのもちょっと躊躇してしまうし、悶々&鬱々としていたのですが、こういう時こそエンタメだ!とNetflixで『ロスト・ドーター』と『ドント・ルック・アップ』を観る。

前者は女優のマギー・ギレンホール初監督作品で、オリヴィア・コールマン主演。子供を一時的とはいえ捨てる主人公にはまったく共感できない……と言いたいところだけど、育児の苦しさは誰にでもあるよね……かといって子供を捨ててまで大切なものなんてあるのか(いや、ない←反語表現)……と色々考えてしまいました。鬱々とした気分を払拭したかったのに! けど映画自体は素晴らしかったですよ。傑作と言っていいと思います。

後者は面白いけど、笑うに笑えない、現代社会を風刺した作品。コロナ禍の現実を象徴した内容ですね…否、コロナ禍に限らずですね。色んな事象に当てはまる話だと思います。レオナルド・ディカプリオのオッサンっぷりがすごかったのと、ケイト・ブランシェットが最初ケイトだとわからないくらいの怪演がすごかったです。アリアナ・グランデやキッド・カディも出てるよ。あと、ジェニファー・ローレンスがオープニングでラップしてるのは、ウータン・クラン「Ain’t Nuthin” Ta F‘ Wit」よ!

(あれ、制限かかっちゃってここでは観れないみたいですね…。さすがウータン。YouTubeで調べてみてくださいませm(_ _)m)

ウータンきっかけで90年代ヒップホップ祭り開始。やっぱ青春クラシックの数々は聴いていて元気が出ます。今の時代に足りないものはKRSワンなんじゃないかと本気で思います笑。

KRS One / No Wack DJ’s
この曲、2000年の曲ですが(汗)。

Souls of Mischief / 93 ‘TIL Infinity
大好き。泣いちゃうけど元気が出るのだ。

けど私の悶々なんて大したことはなく、感染してしまった方やそのご家族、濃厚接触者に該当してしまった方々の心境を察するに余り有ります。感染された方の1日でも早いご回復と、皆様の心の安寧を祈念致しております。
心身共にご回復されたら、音楽、スポーツ、映画、本、その他色々思いっきり楽しみましょうね!


<今日の1曲>
Muni Long / Hrs and Hrs

元々プリシア・レネイ(Pricilla Renea)名義でデビューし、ソングライターとしても活躍していた人。去年リリースしたEP『Public Displays Of Affection』収録のこの曲がTikTokで火がつき、iTunes R&Bチャートで1位、ビルボード・ホット100でも最高位17位(1月28日時点。まだまだ行きそうですね)と今年最初のヒットとなっております。この曲を歌う動画をアップする「#hrsandhrschallenge」も要チェックです!

Muni Long / No R&B feat. Ann Marie
この曲も大好きです!

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