戦国乙女のこれまで(~DARKNESSまで)

はじめに

※1 Legend Battleパーフェクトコレクションが出た事であやふやだった天剣のストーリーが判明し、修正しました。

※2 パチスロ戦国乙女4のあらすじが公開されましたので暫定的に更新しました。リリース後に詳細を追記します。

こんにちは。

知る人ぞ知る、ていうかもっと知ってほしいけど媒体的になかなかおすすめもしづらい名作、「戦国乙女」。

14年にわたりストーリーが展開されているシリーズですので、もう何が何だかわからねーぜ!フィーリングで楽しんでらあ!っていう方も少なからずいそうな気がします。

そこで、わかる限りのストーリーを、時系列順にまとめてみました。
実機、LB、漫画から抽出して、ざっくりまとめています。

本文に初見で出てくるキャラだけ太字にしてます。
別に太字だから重要ってわけではないんです。

あと個人的な考察がちょいちょい挟まれています。ご勘弁!

戦国乙女 ストーリーまとめ

本編以前


卑弥呼がまだ生きていた時代。卑弥呼の闇の部分ともいえる破滅の化身、カシン居士が生まれる。

それよりずっと後、卑弥呼の力を継ぐ巫女を守る役目であった千リキュウ細川ユウサイが、巫女である徳川イエヤスを守るためカシンと交戦。ユウサイの体にカシンが封印されるが、ユウサイはカシンにのっとられてしまう。
他にも室生オウガイ伊達マサムネの間に浅からぬ因縁ができていたり、豊臣ヒデヨシが、榛名を求める毛利輝元率いる軍勢に故郷を滅ぼされていたり(ヒデヨシは榛名の守り人の一族)している。

スロ1(戦国乙女 剣戟に舞う白き剣聖)


将軍足利ヨシテルの幕臣であった松永弾正久秀がカシンに乗っ取られている細川ユウサイの協力のもと、刃頭雨流という魔獣や、魔物の軍勢を率いて謀反を起こす。
この時、松永はからくりの立花ドウセツを使って、生身の体では近づけない京都御所地下のご神体を破壊し、伝説の鬼たち(前鬼、後鬼)の復活を目論むが、阻止される。
全てが終わった後、ドウセツは大友ソウリンの家臣に。
ちなみにこの頃から輝元は毛利モトナリに目をつけられている。

スロ2(戦国乙女2 深淵に輝く気高き将星)


弟である足利義昭が死んだと聞かされたヨシテルは、ユウサイの呪術で足利ヨシテル(黒)(以下黒テル)へと変身、力による平定へ乗り出す。
各地の武将を打ち倒し、復活してしまった鬼たちの討伐、封印を行っていく。この際、のちに弟子となる宮本ムサシの村も救う。
尾張での織田ノブナガとの決着後、異界奥都(オクツキ)にて黒幕のユウサイを倒し、弟義昭の無事も確認したが、ユウサイに取りついたカシンが、今度はヨシテルに取りつく。
取りつかれたヨシテルは、自分の意志でなんとかカシンを押さえつけ、その間に義昭に自らを斬れと頼む。
義昭にはできなかったが、意をくんだノブナガが鬼丸国綱でヨシテルを斬り、カシンは解放され、どこかへ飛んでいくが、ヨシテルは死んでしまう。

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IFルート(ゲームLB)


ノブナガがヨシテルを斬らなかった世界線。
ヨシテルはカシンに完全に乗っ取られる。現実で乙女たちがヨシテル(カシン)と戦う中、ヨシテルは自らの精神世界で黒テル(カシンの力)と交戦。松永の檄もありこれに打ち勝つ。
自らの体からカシンを打ち払ったのち、カシンと一騎打ちで決着をつける。(カシンは何度でもよみがえるらしいが、エピローグと鬼丸国綱の力を考えると完全に消滅したのかもしれない)
最後、ヨシテルは対話での平定を実現するための旅に出る。
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パチ1、2、漫画、スロ4(CR戦国乙女1、2 戦国乙女 榛名伝承編 L戦国乙女4)


卑弥呼が残した神器、榛名の争奪戦。理由は不明だが、イエヤスが榛名を破壊しようとした。
斎藤ムラサメたちを使い、暗躍していた輝元が最終的に榛名を入手。(この際の輝元は「影の血脈」、「千年の雌伏」などの意味深な発言を残す)
だが結局、榛名の制御が難しかったとして、ノブナガにやられて敗走する。

2023年7月24日追記
スロット戦国乙女4の時系列もここであることが判明しました。詳細はリリース後に追記します。

輝元の紹介で、義昭の後見人となった室生オウガイ。実質的に幕府を掌握したオウガイは、義昭の意志を無視して全国へと軍を派遣する。武田軍の軍師である山本カンスケを含む乙女たちは、川中島での決戦に臨む。

パチ3(CR戦国乙女3)


スロ2の最後に復活したカシンが、従者である紫苑鬼灯を作り出し、各地にカシンの塔を作って力を取り戻すために本格的に動き出す。これは、ユウサイに封じ込められていた影響でまだ力が不完全だったため。
塔をすべて破壊したのち、卑弥呼の力を受け継いだ乙女たちは、卑弥呼の里にて、カシンを一旦は打ち倒すことに成功。なお、紫苑と鬼灯はドウセツと前田トシイエに敗れる。死の間際、紫苑は輝元に助けられ、実験されたことで「石田ミツナリ」として記憶をなくして復活。

戦国乙女 LEGEND BATTLE(ゲーム)


カシンとの闘いのあと、マサムネがオウガイとの因縁に決着をつける。
毛利モトナリが従者としていた小早川ヒデアキに、ユウサイ、輝元がカシンの力を封印したことが発覚、マサムネ、モトナリがなんとかヒデアキを助けるために尽力する。
輝元を探す旅に出るが、結局見つからないままヒデアキがカシンに完全に乗っ取られてしまう。しかし、モトナリがヒデアキのカシンの力を半分自らに封印し、モトナリはマサムネ、ヒデアキと一旦別れる。

パチ4(戦国乙女 花)


精神世界での話というのであまり本筋とのかかわりはないかもしれない。一応、卑弥呼の神器、八咫鏡内での話らしいことは示唆されているが。

パチ5(CR戦国乙女 10th anniversary)


輝元が実験を行った結果、被検体であった北条ウジマサは魔物になってしまい、小田原城に幽閉されていた(この実験自体はカシンたちとの決戦より前に行われていた)
榛名の力をわが物とするための時間稼ぎのため、輝元は魔物と化したウジマサを乙女たちにぶつける。旧友であった上杉ケンシン武田シンゲンと戦い、ウジマサは死んでしまう。

スロ3(戦国乙女3 天剣を継ぐもの)


ヨシテルの弟子、宮本ムサシが主人公。前鬼に故郷を滅ぼされ、強くなるためにひとりで修行をしていたムサシは、自分の恩人であり、また師匠でもある足利ヨシテルが逝去したといううわさを聞きつけ、死んだ場所といわれる尾張の地へ向かう。そこの慰霊堂で死んだと聞いていたヨシテルが現れ、「輝元が鬼丸国綱を悪用する前にあなたが使いなさい」(意訳)と言われる。慰霊堂に安置されていた鬼丸国綱を持ってムサシは美作へと戻り、ヨシテルと修行の日々に暮れる。

一方、安置されていた足利ヨシテルの愛刀鬼丸国綱が何者かに盗まれたとして、ノブナガ、ヒデヨシ、明智ミツヒデはこれを探しに京都へ向かう。

その頃、輝元は西国に魔物を放ち、それに伴ってソウリン、ドウセツ、長宗我部モトチカが動く。
黒い瘴気に誘われるように乙女たちがたどり着いた平闇京での激戦の中、洗脳された大友軍、マサムネ、ノブナガをそれぞれ正気に戻し、乙女らはガシャドクロとの決戦に挑む。
鬼神と化したムサシを筆頭に、乙女たちはガシャドクロを倒すことに成功。輝元の野望の阻止に成功する。最後に「あなたの道をゆきなさい」と言い残し、ヨシテルは消える。(恐らく思念体か幽霊か何かだったと思われる)

パチ6(戦国乙女 暁の関ケ原)


関ケ原での決戦(パチ8で詳しく書かれるのかと)、その前のおはなし。
石田ミツナリによって、ヒデアキは輝元の元にさらわれ、カシンの力を無理やり引き出される。
イエヤス、ヒデヨシ、モトナリがヒデアキ(カシン)と戦い、モトナリが自らに封印していたカシンの半分の力を返す。その影響か、ヒデアキの体からカシンが解き放たれ、ヒデアキは助かる。
一方、ノブナガ、ミツヒデ、トシイエはどこかの城(おそらく作中会話から考えても佐和山城)の入り口でミツナリと交戦、これを下す。

関ケ原ダークネス


力を完全にとりもどしたカシンは、次なる戦いの準備にとりかかっていた。そこに、乱世に困る人々を救うべく旅をしていた宮本ムサシに邂逅。二人は戦うこととなる。


戦国乙女 Legend Battle

恐らく花と同じ番外作品。前述のIFルートの世界線を取っている。

乙女マスターズ

遠い未来、乙女の生まれ変わりたちがゴルフをたのしむよ!!なんでマサムネいないんじゃ!

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おわりに

以上が、簡単にまとめた戦国乙女シリーズのおはなしです。14年も続くと、なかなか重厚なストーリーになりますね。
とりあえず、輝元とカシンってわるいやつなんだなーって感じです。

他にも、
・半ば卑弥呼に乗っ取られていたイエヤスが榛名を壊そうとした理由、
・輝元がなぜ榛名の存在を知っていたか(ノブナガはヒデヨシを助けた時に知っているので)
・輝元とモトナリの関係性(どちらも「毛利」ともなると、輝元が言っていた影の血脈っていう言葉に意味はありそうですし、モトナリは松永謀反、つまり榛名の話の前から輝元を追ってる)
・漫画版でヒデヨシがたびたび覚醒するのは卑弥呼の影響なのか

などなど、明かされていない謎も多いですね。(明かされないままの奴は当然あるでしょうが)

次はスロット乙女4ですか‥‥。楽しみですね。

おわり。

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