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心の繋がる接客

現在僕はホスピタリティ業界で働いている。その職場では先代の会長が今も尚、発言に力をもっているのだがその彼のとある発言に僕は一切肯定できないものがあるので共有したい。

接客とは心と心を通わせること

という基本概念が彼には存在している。高いクオリティのおもてなしを実現するためにこれは重要な考え方だと思う。

だがしかし、彼はこうとも言う。

故に外国人と英語の話せない日本人が
心を通わせられることは不可能だ

そう、彼は言語を習得していないと心と心を通わせることは不可能だと主張している。

彼はこのような思想を持っている為、僕の職場ではインバウンド(海外から来る顧客)の受け入れ態勢が全くと言っていいほど進んでいない。職場に英語が話せる人材はいないからだ。

そこで僕は思った。

接客が心と心をを通わせるものなのであれば、そのお客様が異国の出身でも関係ない。
必要なのは言語力ではなく【伝えたい心】。
彼のしている事は無知が故の偏見に過ぎない。

確かに英語が話せずに会話が成り立たない状態で「接客」をすることは、それは真の意味で接客をしているとは言えないだろう。

でもだからと言って「受け入れない」と拒むのは間違っている。

特に現代はグローバル化が進み、【海外】と【自国】の枠組みが解けてきて、少しずつ交わろうとしている。

そこで僕は決意した。

英語が話せる僕が
日本人は外国人と心を通わせられると
証明してみせる。
そして海外から来る人に対し
最高のおもてなしを提供出来る
環境を作っていく。

今、自分が英語を勉強してきたことに対して喜びを感じている。なぜならそのおかげで僕は色々なことに気づけたからだ。

もしも海外に興味を持たずに平凡な日々を過ごしていた自分なら、この同じ状況で「変化」を求めることができなかったと思うし、それが間違いだと気づけていなかっただろう。

そして僕自身、この場所で記していくことによって自分を追い込むことが出来、実行への近道となると思いました。若さ故の行動力を糧に現状でもがき続け、改革を実現していきたいと思うので温かく皆様には見守っていて欲しいなと思います。