ICL手術を受けた話

<注意>

当記事は、参加しているDiscord内アドベントカレンダー企画に向けた物になりますので、参考にするような記事ではないことをご承知おきください。

ご挨拶

こんにちは。kuwatoronです。
いきなりですが、今の眼に満足していますか?

何?満足してる? それならブラウザバックしなさい。呼んでません。

満足してないアナタ、眼にレンズ入れてみませんか???????????

私は眼にレンズが入ってます。

今年(2021年)9月にICL手術を受けたので、そこに至った経緯や経験など、少し話せたらと思います。

What is ICL?

まず「ICLって何だよ?」って思いのアナタ、ググってください。

なんて野暮なことは言いません。でもググったほうが幸せです。(勝手に調べて補足してください。)

ICLとは「眼内コンタクトレンズ(Implantable Contact Lens)」のこと。
つまるところ、コンタクトレンズを眼球の上に乗せるんじゃなくて眼の中に入れちゃおうよって事です。

上の画像のような感じに入ります。(らしいです。自分で見えないので。)

眼球内にあることからメンテナンスもしなくても良いとのこと。すごい(すごい)

ICLとレーシックの違い

※個人の意見です。
「よく聞くレーシックと何が違うのさ」って感じですよね。わかるわ。
レーシックは自分で受けてないし、聞いた話レベルなので、ICL受けた側から見た違いってレベルで見ていただけると助かります。
<レーシック>
・費用:20~30万
・手術:両目10~20分(片目5~10分)
・麻酔:点眼(部分麻酔)
・内容:角膜をレーザーで削る(後戻り不可)
・乱視:対応
・老眼:非対応
・術後:当日退院可能。翌日から見える(※)

<ICL>
・費用:50~80万
・手術:両目10~20分(片目5~10分)
・麻酔:点眼(部分麻酔)
・内容:眼内にレンズを入れる(後戻り可能)
・乱視:対応
・老眼:対応
・術後:当日退院可能。翌日から普通に見える

ざっくり書くとこんな感じ(noteってリストで作れないんだ。。。)
大きな違いは値段と後戻り可否の2つかな。
レーシックは角膜を削って見え方を補正していくので、もし術後に視力低下など発生した場合は更に削っていくことになるので、そこはちょっと怖いところかもしれない。
その点、ICLは眼にレンズを入れての補正なので、眼に合わなくなったら摘出や再挿入ができるので勝手は効くかなといった印象。
老眼や乱視になっても、レンズ交換でいいのは良いことかもしれない。

どちらも翌日から普通に見えると案内されているけれども、どうやらレーシック手術を受けた人たちの話を聞くと、そうでもないらしい。
というのも、「術後しばらくはPCモニタ等の光が眩しすぎて見れたもんじゃない。」「日中の太陽光つよすぎワロタァ」など普通とは程遠い声を耳したので、日常を送れるかというと怪しそう。
ICLは、術後当日・翌日はスマホや街灯が眩しくてキツイ。けど見えないわけでもない。数日経てばそんなに苦しくもない。といった感じ。

どっちも術後1週間近くは安静にできる時間が確保できる人じゃないと、あんまりオススメできないかな(特に車を運転する人や夜行動する人)って感じです。

手術に至った経緯

・・・と大項目していみたものの、これと行ったキッカケもなく、ただ「メガネ、鬱陶しいな」って思っただけなんですよね。
かと言って、コンタクトレンズは眼に手を入れる怖いし外すの忘れただなんだってなるのが嫌だったんですよね。
それに、コンタクトはコンタクトでランニングコストが凄そう(小並感)って感じだったので、コンタクトに金払うなら高い金払ってでも楽したいって気持ちが強かったです。

最初はICLなんてことも知らなかったので、レーシックいつか受けたいなってぼんやり考えて早数年が経ち。。。
いつものようにレーシック手術を受けれる場所を調べてたら、たまたまICL手術も受けれる病院のサイトにたどり着き、ICLの存在を知ることに。
最初の印象は「金はかかるけど、眼には(レーシックに比べて)やさしい方」でした。
調べていく内にICLも多くの著名人が実際に受けた情報が入ってきて、その中のひとりにフリーライターの某梶田氏の名前が。
「はぇ~あのグラサンの下にそんな秘密が」
ぐらいの気持ちで、ライターだしそういう仕事受けてる場合もあるのかなとかぼんやり考えてたら、某有名男性声優とやっているWeb番組内のフリートークでも眼を改造した話を男性声優側から始めていたのを目撃し、サクラじゃないんだという確信に。
確信に変わってからは早く、某梶田が受けた病院を調べ、自分の仕事や予定に調整をつけて、病院に適応検査の予約すると即行動に移して今に至るわけですね。

適応検査~手術前日

初診のタイミングで適性診断まで行いました。
予約はwebで必須項目と予約希望日時を入力して当日を迎えるのみ。
来院までに、ソフトコンタクトレンズは3日前、ハードコントンタクトレンズは2週間前から使用中してくれと案内があったものの、眼鏡しかしたこと無いのでこの辺は関係なし。
それと、眼底検査のために散瞳の目薬を使用するから3,4時間視界が悪くなるので車での来院は控えてとも言われたけど、ペーパーの俺に隙はなかった。

 適応検査当日、受付を済ますとICLの説明を受けて、早速適応検査に。
といっても、特別なにかするかというわけでもなく、眼科での検査と変わらず気球を見て、眼に風を当てられて、視力検査を行うぐらい。
 視力検査で、眼の矯正がどこまで行くかも検査。そこで俺の眼が最大1.5までしか見えないことを知り、ちょっと悲しい気持ちになった。
 その後に散瞳の目薬を点眼。効果が出るまで時間かかるから、それまで紹介VTR見ててとiPadを渡され視聴。
 視聴が終わると、眼球の写真を撮って、それを見ながら先生との診察へ。
診察自体も特別何もなく、「眼圧も問題ないし、角膜との隙間も十分なので、ICL問題ないっすね」って言われておしまい。
見え方とか術後について少し質問をしたけれども、下調べした内容に毛が生えた程度の回答だったのでまあ心配ないかなといった感じで診察自体はおわり。
明日も見せてくれ~というので、来院予約をその場ですまし、初診代の1万を払って初日は終了。
帰り道、散瞳の目薬のデバフが襲ってきて、お日様の日差しが眩しすぎて「吸血鬼が日中行動するとこんな感じなのか…つら…」
ってなってました。本当に車はやめとけ。

次の日、来院すると同じように気球と風を当てられて、視力検査まで行う。
結果は変わらず「結果がぶれないことの確認なのでw」と念を押されながらそれはそうという気持ちに。
診察も特に変わらなかったので、ICL本当に受けるの?という確認へ。
このタイミングで是非を問われ、Yesと答えたら、前金(30万)を払うことに。
前金を払うと目に入れるレンズの手配が始まるとのこと。
手配は2,3週間が目安、在庫がないと海外から輸入することになるので、最長3ヶ月らしい。
最悪のケースも考えてたので、3ヶ月後ぐらいに手術したいと答えたら、「担当医の予定がそんな先まで決まってねえよ」とキレられてしまった。かなしい。
前金を払い終わると2日目もおしまい。
その後は、レンズの手配が終わった連絡と手術日の予約を電話でやり取り。
2日目の支払いの際に、目薬を手術3日前から点眼してくれと渡されたので、それをさしながら当日を震えながら待つのだった。

手術当日

眼鏡生活

来院後、すぐ始まるわけでもなく再度説明を受けて、眼の消毒のために目薬を5分間隔でさしつづけることに。
コロナ感染予防のために拭き取り用ティッシュは使い回さないでくれと言われたけど、最終的には40分近くさしつづけてたのでシコティッシュみたいな惨状になっててひどかった。
手術を受けるのは俺だけでなく、他にも5人以上はいたと思う。(俺以外女性しかいなかった気がする。)
ついに順番が回ってきた。
手術前に麻酔用の目薬を点眼し、麻酔が効くまで10分ぐらい待機。
手術はよくあるオペ室のような場所で行われた。
眼にメスいれて~とか聞くと結構グロテスクな絵を想像しがちだけど、本人は幽体離脱でもしない限りその状況を把握できないので、基にしなくていいと思います。
手術は片目ずつ、瞬きしないようにまぶたをテープで固定しながら水をずっと当て続けながら開始。前述したとおり、両目10分ぐらいで完了。

手術中の視界はこんな感じ。(※イメージです)

手術直前
手術開始時(水かけられて歪んでる感じ)
手術終了時(レンズがキレイに入った後)

手術中は天井と照明以外が視界に入らないので、まじでよくわからないし、感覚も麻酔で無くなってるので、視界の移り変わり以外何もなかった。
担当医がずっと「これからレンズ入れますよ~」「今入りましたよ~」とかずっと言ってくれてるけど、緊張と世界の変わり方で正直それどころではなかった。
手術が終わると待合室で20分ぐらい休憩。
麻酔でちょっとおかしな感覚だけど、すでにもう矯正された状態でくっきり見えるように。
眼を休ませてくださいと言われたので、休み休みスマホを眺めるも、眼が滅茶苦茶疲れる以外に目立ったしんどさはなく、各所に手術を受けた旨を連絡してまわった。

休憩終えると早速視力検査へ。
看護師「これ見えますか~?」
俺「見えないっすね…(俺がいけないのか???)」
看護師「ですよねw今の2.0なんでw1.5までちゃんと見えてますよ」
キレそう

術後は3種類の目薬を5分間隔で点眼しろとのこと。
当日だけは2時間おきに行なえと言われた。
あと、術後1週間は外出する際に保護ゴーグルをつけてくれと案内を受けた。

保護ゴーグル


会計と翌日の診察予約をすませ帰路へ。
散瞳の目薬のデバフと同じぐらいしんどいのかと思ってたので、病院近くのホテルで明日に備えることに。
スマホ見続けるのがしんどいので、テレビに動画を映しながら寝て2時間毎に目薬さして・・・を繰り返したけどこれが一番しんどかった。
当日は風呂・シャワーも禁止なのでただ寝るだけ寝た。


手術翌日

ホテルから直接病院へ。
いつもどおり気球みて風を当てられてから視力検査へ。

看護師「これ見えますか~?」
俺「見えないっすね…(ちゃんと寝れてなかったから?)」
看護師「ですよねw今の2.0なんでw1.5までちゃんと見えてますよ」
キレそう(2回目)

二日目も特に異常なく、明るいものを見るとまだ目が疲れやすい以外は日常を過ごせそうな感じ。
目薬は2時間毎ではなく、朝・昼・晩・寝る前の4回で良くなった。
次回は1週間後に見せてほしいとのことだったので、来院予約して帰宅。
家ではシャワー浴びて寝た。

~手術から1週間

1週間目薬生活のために10時間睡眠とかのドカ寝ができなくなったのがしんどかった。だからといって規則正しい生活ではなかった。
外の景色は日光の照り返しや窓の反射がキツイ感じ。
スマホやPCは小休憩はさみながらなら長時間でも出来るようになった。
仕事も夏季休暇をぶつけたので最強の状態。
1週間経ち検診の日、いつもどおりの気球と風と視力検査。

看護師「これ見えますか~?」
俺「見えないっすね…(もしかして、やった?)」
看護師「ですよねw今の2.0なんでw1.5までちゃんと見えてますよ」
キレそう(3回目)

経過良好、保護ゴーグルは制限解除、目薬は3種類を1日3回に。
そんなやりとりが10分で行われた。移動時間のほうが長いんだが???

~手術から1ヶ月

仕事も再開し、眼鏡が無くなった以外ほとんど日常が帰ってきた。
術後3週間後ぐらいにデレ10th福岡現地の日に。
ライブ前日に家で試しにUO折ったらラカン・ダカランになったので、サングラスを用意して現地に向かうも、割となんとも無くライブを楽しめた。

ラカン・ダカラン「何の光!?」

ライブが楽しめたということはもう無敵なんだよね。
何も怖くなくなったのでパチンコ行ったりもした。負けた。

1ヶ月後検診の日になったので、今までのように来院。
気球・風・視力検査のターン

看護師「これ見えますか~?」
俺「見えないっすね…(今日調子悪いかも・・・)」
看護師「ですよねw今の2.0なんでw1.5までちゃんと見えてますよ」
キレそう(4回目)

全部違う看護師なの何?(???)

経過良好、目薬は2種類を1日3回に。
目薬を使い切ったらついに目薬生活から卒業してよいとアナウンスが。
目薬が一番ストレスだったので開放感がすごかった。

ーそして伝説へ

いかがでしたか?(言ってみたかった)
3ヶ月ほどたった今ですけど、ハローグレアと言われる光の輪っかが見える現象に未だ慣れずにいますが、それ以外は日常を過ごしています。
プールや海に行った時に度入りゴーグル使わないでも鮮明に見えることを早く試したい今日このごろです。
割と遠くないタイミングで沖縄に行く機会があるので、サングラス使って浮かれるなどもしたい。。。したいんだ。。。

【参考】浮かれるグラサン

高い金額ではありますが、目のコトを考えずに日常を送れるの本当にいいですよ。みなさんも是非ICL、しませんか?

TwitterやDiscordなどで質問等ぶつけてもらっても構わないので、同類になりましょう。(某VtuberもICLやるって言ってたしね)

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