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■技術1 自分を120%騙す

嘘には二種類あります。

一つは、すぐバレる単純な嘘。


例えば、桑田の肩書について。


桑田の年収は10億円で、表参道のタワーマンションで川口春奈と同棲し、小野恵令奈がセフレで、柏木由紀と交際している。


・・・。


うーん・・・ちょっと言い過ぎ。いや、かなりか・・・。


こんな肩書を書いた所で、嘘をついている本人が嘘を自覚している以上、すぐに嘘だとバレます。



もう1つは、なかなかバレない巧妙な嘘。

これは、嘘をついている本人も、その嘘を自覚していないことが多いです。

そしてその事が大きなポイント。

こういう人たちは、きわめて上手にごまかすスベを知っているので、世の中を偽るだけでなく、完全に自分をも偽っているのです。

もう1度、桑田の肩書を書かせてください。


桑田の年収は1億円。税金対策の一環として六本木や新宿にあるマンションを「JKMAX寮」として借りて、はいどさん、かるごさん、などお気に入りのキャストを住ませている。特にお気に入りは中野坂上のマンションに住ませているえれな。桑田から毎月35万円を与えられているため、JKMAXにはレア出勤キャストとして場を盛り上げるシーンのみしか出勤しない。


桑田は、定期的に上記のようなことを匂わせるツイートやブログを発信しています。

そして、これらの事は事実だと桑田自身が強く念じているのです。


どういうことか?

桑田は妄想が激しい危ないヤツなのか?


客観的に見ればその通りです

JKMAXは、JKMAXという狭い狭い社会の外から見たら「どういうことだよ!?」と疑問に思うツッコミどころが満載でしょう。


実存心理学の開拓者ロロ・メイはこう述べています。

「人は、自分自身を偽れないなら、他人を騙し続けられない」

つまり、

自分自身が嘘をついていると思っている限りは相手にバレるもの。自分でも分からないくらいの嘘をついてこそ、それは真実になります。


その典型例として分かりやすい事件が、

クヒオ大佐

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あなたは、クヒオ大佐をご存じですか?

もしご存じなければ、今すぐ映画を観てください。


クヒオ大佐とは、1970年代から90年代にかけて、「アメリカ空軍パイロットでカメハメハ大王やエリザベス女王の親類」と名乗り結婚話を交際女性に持ちかけ、約1億円を騙し取った実在の結婚詐欺師です。


クヒオ大佐は、知り合った女性に対して


・私と結婚すれば、軍から5000万円の結納金が支給される。

・またイギリス王室からも5億円のお祝い金が出る。

・ウェディングドレスはダイアナ妃のドレスも手がけたデザイナーに依頼して製作してもらう。

・結婚式は故郷のハワイで盛大に行い、仲人は田中真紀子、司会はKONISHIKIに依頼して快諾してもらっている。


など荒唐無稽な嘘を並べ、信じ込ませ、騙し続けました。


「なぜこんなバカみたいな手口で次々と女性をだますことができたのだろう、、、」


と思ってしまいますが、こんな事を女性に言い続けているクヒオ大佐自身が、自分自身がそうであると強く信じ込んでいたのです。


オウム真理教教祖の麻原彰晃も、自分自身が世界を救う存在だと強く念じて、それを事実だと信じ続けたからこそ、あそこまで信者がついてきて、麻原の命令ならどんな酷いことでもやってしまったのです。


インチキ占い師、インチキ手品師、インチキ宗教家・・・・・

誰もが自分自身をインチキだと思っていません。もし僅かでも自分がインチキだと思っているなら、自分を疑い始めたら、人を騙すことに向いていません。あなたを騙そうとする相手は、本当にあなたのためと信じているのです。


自分を徹底的に騙して理想の自分になる。


これが基礎中の基礎。

詐欺師と言われようと、思い込みが激しいと言われようと、自意識過剰と言われようと、妄想性人格障害と言われようと、他人の言うことに耳を傾ける必要ありません。


自分を徹底的に騙す!

自分を徹底的に信じる!

自分こそ最強!


◆まとめ

他人を騙す前に自分を120%騙せ!!!

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