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「Twinkle way」が羽ばたく瞬間を見た。(あるいは、シャイニーカラーズLiveFun day2のこと)

2日間にわたる「シャイニーカラーズLiveFun」お疲れ様でした。
ご新規さん歓迎を謳いながら謎のモブ視点で進む物語(day2ラストのハッピーエンド?に無茶苦茶盛り上がったのふくめて面白かったですが!)がある演出とか、相変わらずシャニマスのライブは毎回挑戦的な試みを見せてくれます。

とはいえこれからここで語るのは2日通じて披露されたイルミネの「Twinkle way」のことだけです。

1.

今回のLive Fun。イルミネではれいれいさんが療養明けとあってスポット参加となった。
day1ではラス前のMulticolored skyにもいらっしゃらない(day2はいらした)ような具合で、今はご当人含めて探り探りの状況なのだろう。
そんな中でも参加してくださったことには深く感謝したい。

そんな状況だったので、ユニットパートではイルミネはday1、day2ともひとみんさんとだまゆさんの2名でのパフォーマンスとなった。
構成として、2曲からなるユニットパートでは1曲が両日披露、もう1曲が日替わりとなっていた。

イルミネの両日披露曲は「Twinkle way」だった。

2.

ひとみんさんとだまゆさんのみでの「Twinkle way」というと、僕がどうしても想起してしまうのがシャニ5th day1での「Twinkle way」だ。
シャニ5thはこれまでになく心揺さぶられたライブだった。
間違いなく最高のライブではあったと思うのだが、それだけに爪痕も大きい。

5th day1で、ひとみんさんとだまゆさんの二人だけで披露した「Twinkle way」は、「イルミネのラストライブの最後の曲」という想定での披露だった。

そのイメージが鮮烈すぎて、Live Fun day1での「Twinkle way」を見ながら勝手に胃が痛くなって、映像の中に青い光が見えることに安心したりしていた。(軽めのPTSD)

3.

day2ユニットパート。イルミネ1曲目は「PRISISM」。
2曲目はどっちだろう、と思っていたら「Twinkle way」だった。
再び勝手に胃が痛くなっていたのだが、曲の終盤でいきなりオケが消えた。

ステージ上で固まるひとみんさんとだまゆさん。
ミリアニでも再現された、ミリオン2ndのトラブルがどうしても思い出される。まさか再び音響トラブルの現場に居合わせることになるとは。

お互いイヤモニを外し、抱き合うような姿勢での簡単な打ち合わせのあと、アカペラで最後の部分を歌い始めた2人に重ねるように、自分も声を出していた。
会場中から歌声が聞こえたことがうれしくあり、ありがたくあった。

ちょうど1週間ほど前だっためぐるの誕生日をお祝いしてみたりトークで場を繋いだあと、あらためて最初から「Twinkle way」を歌い上げ、ライブはもとの流れに戻った。

4.

先に書いたように自分にとって、ひとみんさんとだまゆさん2人だけでの「Twinkle way」にはどうしても「イルミネの終わり」のイメージが強く結びついてしまっていた。

けれど今日の、Live Fun day2のトラブル込みの「Twinkle way」をみたことで、それは力強く別のイメージに上書きされた。

それはイルミネが力を合わせればトラブルも乗り越えられる、次に繋いでいけるのだ、というようなイメージだ。

ライブで曲が化ける、という体験は何度もしているが、こういう化け方もあるのだなぁ、と。奇跡を目の当たりにしたような気分である。

トラブル自体に褒められるところはないのだけれど、個人的には最高のタイミングで起きた音響トラブルだった。

今後のアーカイブや映像商品にこのトラブルのことが残されるかはわからないけれど、少なくとも僕は、このことを忘れたくはない。

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