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日本の「豊かさ」24位は高い?低い?今の時代、業績アップに必要なこと

こんにちは。
見えないエネルギーも使ってサポートする経営コンサルタントの桑名正典です。

最近、こんなニュースを目にしました。

「日本の「豊かさ」24位 世界で格差拡大と警鐘 国連」
https://news.yahoo.co.jp/articles/de6c76ff973536f7e816d272357a1f6aeed0b7b0

国連開発計画(UNDP)が、平均寿命や教育、所得の観点から各国の豊かさを測る「人間開発指数(HDI)」を公表したところ日本は前回から順位を二つ下げ、193カ国・地域中、24位となったというものです。

ちなみにHDIの世界ランキングは1位から順にスイス、ノルウェー、アイスランドと続き、香港が4位。韓国が19位、米国が20位で中国が75位だったとのこと。

これを見る前、日本は物価がどんどん上がる一方で給料は全く上がらないうえ、ホテルやサービスなどのインバウンド価格を見ると日本人では考えられないくらい価格が高騰していることを見て、日本という国がどんどん貧しくなっていると思っていました。

しかし、このニュースで米国が20位、中国が75位というところを見ると、指標は所得だけではないものの、トータル的にみると日本もまだまだ豊かな国なんだと感じました。

この感覚はとてもとても重要だと実感しています。

景気というのは「世の中に循環しているお金の量」のことで、景気がいいときには収入も消費も拡大し、景気が悪いときには収入も消費も少なくなってしまいます。

そして実は景気は「気分」が大きく影響します。

国民の気分が上向けば消費が増え、消費が増えると企業は売上が上がり、結果としてお金の循環量が増える、つまり景気は上向きになっていきます。

大事なのは気分。

コンサルティングの現場でも気分によってパフォーマンスが変わったり、思いつくアイデアが変わることを度々目にしています。

「精神論かよ?」と思う方も多いですが、実はこれは馬鹿にできません。

京セラの創業者であり、瀕死の日本航空をV字回復に導いた故・稲盛和夫氏も

[仕事の結果]=[考え方]×[熱意]×[能力]

と度々言われています。
この「熱意」の部分は気分と同じで、熱意が下がっているときには気分も下がっており、得られる結果にも大きく影響します。

つまり「気分」は重要な一つのファクターであることが分かります。

実際相談者が相談に来られるときには、悩んだ状態で来られることが多いため、背中は丸まり、伏し目がちで、どこか自信がない状態で来られます。

気分が落ち込んでいたらろくなことを考えませんし、それを続けると未来はますます暗いものになります。

そんなときにまず「口角を上げて、上を向いて、深呼吸をしましょう」と促すと、少しずつ状態が変わり、話す言葉や思いつくアイデアも前向きなものに変わります。

売上を上げ、いい未来を作るには、まずはいい状態を作り、気分を上げていくことから始めてください。

ちなみに、「口角を上げて、上を向いて、深呼吸」のほかに

・軽く散歩する
・自然の中に行く
・大声を出す

といったこともおススメです。

国民一人一人の気分を上げていくことで、日本の未来も明るくなっていけばと思います。

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