石破ショックを考える
信じられないことが起きた。シーラカンスのような,過去の遺物のような石破が日本の内閣総理大臣に決定したようである。
これをどう考えるかで、政治家の資質が理解できる。
石破ショックは誰も想像していなかったであろう。あり得ないことが起きたのである。
私は、総裁選の前から、決選投票になるのは小泉と石破であると想像していた。そして内心、小泉内閣が生れると想定していた。しかし、小泉は第一回選挙で早々と落選した。私はこの原因がメディアにあると思っている。
「小泉は経験不足である」
そしてメディアの力で小泉は決選投票前に敗れ去った。
国民が支持する小泉をメディアが葬り去ったのである。
なんちゃって民主主義の前に小泉は敗れ去ったのである。
残るのは高市と石破の右翼同士の戦いである。私は政治に無関心である。その政治音痴の私も、武市と石破の選挙戦を食い入って見ていた。まるで紅白歌合戦である。何の意味もないが、単に面白いだけである。
結果は石破の勝利であった。
日本はなんちゃって民主主義を標榜している。表面は民主主義であるが、その実、国家社会主義なのである。
小泉が敗れた瞬間、日本の民主主義は崩壊したのである。民意とは解らない。先進国であるロシア、もしかしたら中国も、インターネット投票をしているかもしれない。インターネット投票が民意を著すことは無い。中国も、もしインターネット投票をすれば、石破の大好きな中国共産党の大勝利に間違いない。民主主義とは、民意とはそれほど推し量ることが難しいのである。
私は株価に注目している。株価は民意をはかる一つの指標である。
確かにシーラカンスのような石破は、金融所得課税を強化するであろう。しかし、石破ショックはその事のみではない。過去の遺物であるシーラカンスなのである。
どうして石破はシーラカンスなのであろうか。彼は私の大嫌いな大学出身者である。お金持ち大学である。そして石原裕次郎、加山雄三などそうそうたる芸能人を輩出している。頭はそこそこである。このそこそこが問題である。彼はシーラカンスなのである。過去の遺物なのである。
即ち、マルクスエンゲルスの思想を、そこそこの頭で知っている。マルクスエンゲルスは資本家と労働者に二分した。国民はこの二つのどちらかである。そして、資本家は株主である。そしてシーラカンスのような石破は金融所得課税を強化すると訴えた。株主は資本家であると、愚かな大学出身者である石破は考えたのである。
大事なことは今、マルクスエンゲルスの考えとは違うのである。シーラカンスのなまじっかな知識とは違うのである。株は庶民でも広く行われている。マルクスエンゲルスの思想は、愚かなシーラカンスには解らないであろう。現代では株主が資本家であり、株を持っていない人が労働者であると言う概念は、シーラカンス、すなわち過去の遺物でしかない。
ちなみに河野デジタル大臣もそこそこ大学の出身である。お金持ちでそこそこの頭を持っている。そして、なまじっかの知恵で、
「先進国はサインである。日本はハンコを廃止しなければならない。」
と訴えた。私はそこそこ大学の出身者であるハンコ大臣に賛同、それまで私は多くのハンコを持っていた。おそらく50くらいのハンコを持っているだろう。ごみ袋にいっぱいである。
私のかつての妻は印相にこだわっていた。高いハンコは数万円したであろう。今は百円ショップで買ったハンコがゴミ袋にいっぱいである。この話を業者に、ハンコ大臣の言葉を言った。
「ハンコ大臣が、日本は先進国である。ハンコは要らないと言った」
この言葉を聞いた人は皆言う。
「馬鹿ね、政治家は嘘八百で何を言ってもかまわない。信じたあなたが悪いのだ」
確かに政治家は嘘八百である。政治家を信用するのが悪いのだ。ハンコ大臣の言葉で私はポリ袋いっぱいのハンコを買った。一個百円としても、千円以上であろう。冗談で済む問題である。しかし、石破の嘘八百は、ハンコ大臣の嘘八百とは全く違うのである。
日本人は岸田総理大臣に激怒していたはずでである。岸田、いや異次元の総理大臣は国民から見放された。どうして見放されたのであろう。簡単である。この言葉を一番象徴しているのは「増税メガネ」である。どんどん増税をする。そして解らないように、健康保険も増税する。これをステルス増税と言うらしい。戦後一貫して、日本が誇る国民皆保険も、異次元の総理大臣は増税の手段としたのである。
日本が誇る、国民皆保険に感動したクリントン前アメリカ大統領が、アメリカにも日本と同じ国民皆保険制度を導入しようとしたが、議会の反対で実現できなかった。その理由は「国民皆保険は、社会主義過ぎる」と言うものであった。そしてその国民皆保険は、異次元の総理大臣の下で、ステルス増税という大義名分で、その存在は疑問視されている。まさにクリントン大統領の理想としていた国民皆保険は、先進国であるアメリカでは実現しなかったのである。
保険は国家社会主義の政府が行うのではなく、民間が行うべきである。これが一番顕著に表れているのが自動車保険である。国家社会主義の日本では、車の保険は強制的に国家の保険に加入しなければならない。どうして強制保険に加入しなければならないのであろう。誰も国家の保険を信用していない。日本人の多くは民間の保険に加入している。そして事故がおきたときは、民間の保険会社に支払いを依頼する。国家の強制保険は何の意味も持たないのである。これこそ私の言う国家社会主義なのである。
話はそれた。シーラカンス石破である。
シーラカンスは軍事オタクである。シーラカンスは軍事オタクでも構わない。自分の金でプラモデルを組み立てることは構わない。しかし、国家の軍隊である自衛隊のの装備を最新鋭にすることとは全く別なのである。石破はどんどん、新しい軍備を増強しようとしている。
軍備増強をすると増税は必須である。
面白いのは、異次元の総理大臣も、シーラカンス石破も、戦車が大好きである。何故であろうか。戦闘機はアメリカ製である。これに対して戦車は国産品である。具体的に言うと三菱重工業が作っている。二人とも、国産の戦車に乗り込んで嬉しそうに手を振っている。まさに二人とも過去の遺物である。近代戦では航空機がその勝敗を決定する。国産の戦車など何の意味もない。しかし、二人とも、国産の戦車が大好きである。これからの近代戦で大事なのは航空機である。戦車は主体とはならないのである。
しかし、それ以前に考えることがある。途上国である日本は、逆立ちをしても大国中国には軍事的には勝てないのである。この事実を無視して軍事大国になろうとする異次元の総理大臣、シーラカンス石破はまさに異次元としか思えない。
石破の政策は、必ず、反米、新中、そして日本版EUとならざるを得ない。さらに一番大きな問題は増税路線に進まざるを得ない。
このようなシーラカンス石破の政策は必ず破たんするであろう。彼は国民から非難されることを恐れ、高市、小泉進次郎を政権に取り入れようと画策している。
私は政治に無関心である。しかし、小泉純一郎は大好きである。彼は民主化を叫んだ。しかし、国民的な英雄でも民主化に失敗した。そして小泉純一郎が政界を去ると、再び日本は国家社会主義に逆戻りした。そして、民主党ではナマズが、自民党ではシーラカンスが生れたのである。
問題はこの過去の遺物であるシーラカンスの政権が何時まで続くかである。
過去の遺物が現代に、ゴジラのように生き返ったのである。
これからの日本政治は、日本の株価はどうなるのであろう。
そのような大問題を私のような異次元のようなブログ二ストに解るはずはない。解れば私が総理大臣になっている。そして株で大儲けをするであろう。
一番大きな問題は、この過去の遺物であるシーラカンス石破の政権が何時まで持つかである。しかし、このシーラカンスもある程度の知識は持っている。おそらく自分が内閣総理大臣の器でないことを知っているだろう。だから、民主化の牙城である進次郎、高市、を政権内部に取り込むに違いない。
メディアが言う、進次郎は経験不足であるという意味は本当であった。もっと平たく言おう。進次郎はお父さんである純一郎の遺伝子を受け継いでいないのである。
私の言いたいことは一点である。日本は限りなく大きな問題を抱えている。
衰退する日本をどうするのか。
どうすれば、日本人の生活が豊かになるのか
この2点に絞られる。
私が希望しているのは消費減税。ただその一点である。勿論、社会主義日本は大きな問題を抱えている。例えば人種差別撤廃である。これは、日本は人種差別がひどい。この典型は、外国人収容所である。これにより、スリランカの女性が収容所で虐殺された。日本は難民をもっと受け入れるべきである。しかし、難民受け入れに関しては大きな問題がることも事実である。
このような大きな問題は、とりあえず片隅に置こう。
結論
日本は民主化をするべきである。そして減税である。貧しい日本は減税をすれば、国家予算が持たないと社会主義者は主張する。貧しい今の日本に大事なことはケネディーが大好きであった「上杉鷹山」の心である。
上に立つものは、自ら質素倹約に努めねばならない。これこそケネディーが大好きであった上杉鷹山の信念である。
即ち、今の日本は斜陽国である。小さな日本にせねばならない。
具体的に言うと、地方分権、すなわち東京一極集中を止め、アメリカのように、経済はニューヨーク、政治はワシントンにするべきである。
そして一番大きな問題は減税である。消費減税こそ日本が第一に着手しなければならない問題である。
この意味で私は民主党に期待していた。民主党は食料品に関して消費税撤廃を党是としてた。そして今、民主党も増税路線に走っている。どうして民主党が増税路線に走っているのか私には理解できない。
おそらく、貧しい日本は増税政策を採らないと、国家の存亡に関わると考えているのであろう。これは自民党と同じ考えである。しかし、大きな間違いである。貧しい日本であるから減税なのである。
日本に一番大事なことは民主化である。
そして少なくとも食料品に関して消費税を無料とすることである。
これを忘れた民主党はもはや、国家社会主義の一員としか言えない。次期選挙でも、必ず、議員定数は多少は増やしても、政権与党にはなれないであろう。
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