ゼロ金利政策撤廃に歓迎する     (日本型国家社会主義に反対する)韓国での大リーグの開幕戦がどうして行われたのか。

今日、誠に喜ばしいことがあった。これこそ日銀のゼロ金利政策の撤廃である。しかし、本当に喜ばしいことかどうかは解らない。何故なら日本は国家社会主義国であるからである。発展途上国であるからである。

ある評論家はいみじくも言った。
「世界で最も、マルクス・エンゲルスの共産主義を達成したのは日本である」
まさに日本は紛れもない悪い意味で共産国家である。

共産主義とは、その原点はマルクスの資本論にある。マルクスはその偉大な著書である「資本論」を執筆した。しかし、あまりにそれは難解であり、長文であるので誰も読めない。私も学生時代挑戦したが、2,3ページを見ると眠くなる。今では不眠症の治療薬として、マルクスの資本論を買おうとも思っている。

20世紀に天才、偉人が二人出た。一人はマルクスであり、もう一人はアインシュタインである。アインシュタインに関しては、その彼が発表した Y=Мℂ二乗 という簡単で美しい方程式である。物質はエネルギーに変換するのというのである。この理論で原爆が開発された。私は映画「オッペンハイマー」を観賞したいと思う。しかし、私は出不精である。何時かテレビで、あるいはビデオが出来たら、購入しようと思っている。

今回、アインシュタインは関係ない。マルクスの「資本論」である。
共産主義とは、マルクスによると、平和な国家、戦争のない国家、平等な国家、人種差別のない世界である。これだけを述べたと思っている。(私は読んでいないので、偉そうなことは言えないが)
しかし、難解なマルクスの思想を、エンゲルスは発表した。これこそ「空想から社会へ」である。エンゲルスはエンゲル係数で有名である。家計の出費は食費の割合で貧乏人と裕福な人と分けることが出来ると言うのである。
(私は、そのエンゲル係数が非常に高い、毎日スーパーで食品、ウイスキーを購入するからである。ウイスキーがエンゲル係数になるかどうかは私には解らない。しかし、ウイスキーがエンゲル係数にカウントされるなら、私は優に50%を超えるであろう。
エンゲルスの「空想から科学へ」は、私のおすすめ小説である。異次元の私でも読めた。普通の能力を持っていれば、数時間で読破することが出来るであろう。

平和を望む人、人種差別を望む人は、国家社会主義者、一部の共産主義者に言わせると「アカ」なのである。
私は少年時代、学校の教育映画で、坪井栄の「24の瞳」を見に行った。私は感激した。その主人公である女教師は、24の瞳、すなわち十二人を教える教師であった。そして、当時の日本帝国主義の潮流の中、平和を教えた。平和主義者は当時は「アカ」と呼ばれていた。当然である。軍国主義のかつての日本にとって平和はアカなのである。坪井栄に登場する女教師は、紛れもなくアカなのである。

共産主義は単純である。平和と人類みな平等を掲げれば共産主義者なのである。もしかしたら統一教会もアカであるかもしれない。
しかし、その単純な共産主義思想を実現されるのは限りなく困難である。いや不可能であるとしか言えない。
共産主義には定義がないのである。
「平和」「人間みな平等」を訴えるのが共産主義であると私は信じている。

マルクスは国民を皆、ブルジョワジーとプロレタリアートに分けた。ブルジョワジーとは資本家である。プロレタリアートは労働者である。
このマルクスの唱えたブルジョワジーとプロレタリアートの分類にも疑問がある。
ブルジョワジーとは資本家である。資本家とは現在では株主である。株主が資本家と定義すると、私もブルジョワジーである。一般の国民も、ほとんどがブルジョワジーである。家を貸してわずかな家賃収入もある人も、数人の労働者を使い、細々と小さな駄菓子屋を経営している人もブルジョワジーである。ほとんどの日本人は大なり小なり、ブルジョワジーなのである。
ブルジョワジーとプロレタリアートの区分は、マルクスの言う定義とは現在の日本とは違っているのである。

この意味からゼロ金利政策を考えよう。
どうして異次元の金融緩和政策が行われたか。
その前に、どうして東大法学部が日本で一番の難関であるかである。先進国ではマサチューセッツ工科大学の例を出す必要もなく、テクノロジーこそが経済発展の原動力である。これが先進国の考えであると私は信じている。
これに対して日本は「法」が原動力であると考えている。だから同じ東大でも、法学部が最高の学歴なのである。どんなに頑張っても東京工業大学は東工大なのである。法こそ日本国民を国家権力に従属される唯一の道であると思っているのだろう。だから東大法学部が東大工学部より、日本では上なのである。

経団連の会長が、面白いコメントを発表した。
「異次元の金融緩和政策はその役目を終えた。しかし、この異次元の金融緩和で、日本は死をまぬかれたのである。異次元の金融緩和は文字通り役割を終えたのである。」
そして言葉が続く。
「これからが本当の日本の正念場である」
まことに素晴らしい言葉である。
しかし、間違いなくこの会長は東大出身であろうと想像する。
誰がこの異次元のゼロ金利政策で儲かったのか。これこそ官僚と銀行である。そして、被害を受けたのは日本国民である。

彼らは狡猾である。絶対に責任を取らない。成功すれば自慢する。これこそ官僚の得意技である。東大出身者、戦前では海軍大学の得意技であった。
当然山本56は大艦巨砲主義であった。逆に言うと航空機がこれだけ戦争で大きな役割を果たすとは思っていなかった。だからミッドウェー作戦で大敗北したのである。ミッドウェー作戦で敗れると、山本56は宗旨替えをした。これからは航空機である。言葉を変えると、責任を擦り付けたのである。誰が太平洋戦争を指揮したのかは永遠の謎である。先進国ではドイツはヒトラー、イタリアはムソリーニが戦犯に間違いない。しかし、日本では誰がその戦争を発案し、実行したかもわからない。いや実行したのは山本56に間違いない。でも誰が太平洋戦争を発案したのかは永遠の謎である。

連合国は日本の占領に当たって、最重大戦犯として、ヒトラー、ムッソリーニを処刑することに決定していた。彼らは名誉を重んじていた。絞首刑になるなら死を選ぶとして自害した。連合国は天皇を処刑しようとしていた。これを止めたのがマッカーサーである。日本人はマッカーサーに感謝しても感謝できない恩義があるはずである。
ニュルンベルグ裁判が連合国の戦勝国としての規範になっていた。その規範を破ったのは昭和天皇であった。今の日本があるのはマッカーサーと昭和天皇のおかげである。

私は日本史愛好家として、私の父のような駄菓子屋の親父と、天皇とどちらに責任があるかを聞かれると、即座に答えるであろう。
「駄菓子屋の親父と昭和天皇は同等ではない」
しかし、あの当時、太平洋戦争を止められる人を一人だけ挙げよと言われたら、昭和天皇しかいないといないであろう。海軍では山本56が無謀と言える戦死をした。東条英機は割腹自殺を図り失敗、絞首刑となった。

誰も責任を取ろうとしない国家、これこそ日本なのである。これこそドイツと全く違う、日本型国家社会主義である。日本型国家社会主義では誰もその責任を取ろうとしないのである。
どうして日本型国家社会主義では誰も責任を取らないのであろう。これこそ、中国も、ロシアも、選挙で選ばれているからである。選挙で選ばれた以上、私には責任は無い、責任は選んだ国民にあると言いたいのだろうか。

そろそろ本題に戻ろう。だれがこの異次元のゼロ金利政策を決定したのであろうか。
かつては一ドルが100円程度であった。知らないうちに一ドルが150円になっている。だれがそのゼロ金利政策に関わったのであろう。だから日銀総裁が「あの当時、ゼロ金利政策は正しかった。そして、ゼロ金利政策は役割を終えた。これからは金融政策も自由化するべきである」
という異例な談話を終えた。さすがに東大出である。
(私は日銀総裁は東大出身者に決まっていると思っている。まさに独断と偏見である。私は今の日銀総裁がどの大学を出ているのか知らない。いや知りたくもない。このようなことを考えるのは東大以外にいないからである)

ゼロ金利政策は理解に苦しむ。しかし、東大出身者にとって当然の政策であった。発展途上国、先進国を問わず、ゼロ金利政策を採っている国は、ほぼ無いとの、メディアの報道があった。
だれがあの異次元のゼロ金利政策を発案し、実行したのであろうか。

これは誰にもわからない。今の「自民党の裏金問題」と同じである。メディアでは「自民党の5人衆」であるというが、彼らが勝手に裏金問題を勝手に指揮していたとも思えない。最近では森元総理大臣が勝手に裏金問題に関与していると言う報道もある。私は森 元総理大臣が勝手に裏金問題に単独で関与していたとも思えない。これは太平洋戦争と同じ構図である。これが同じ枢軸国であるドイツのヒトラー、イタリアのムッソリーニと全く違うのである。日本には戦犯は居ないのである。そして異次元と言えるゼロ金利政策の発案者は居ないのである。

では誰が異次元の、先進国にもない、途上国にもない突飛な、異次元の政策を考えたのであろうか。はっきり言えるのは「異次元のゼロ金利政策」を打ち出したかという犯人は永遠の謎であると言うことで。当然先進国なら、日銀の会合であり、日銀総裁が全責任を負うべきである。しかし、日銀の理事はころころ変わる。そして当時の日銀総裁も、「私には決定権がない。総裁と言えども審議委員の一人にすぎない。」とうそぶく。これが伝統の日本人は責任を取らないと言う風土となっていることに間違いない。
この構図は、国会議員のキャッシュバック問題と全く同じである。
「私は知らない。私は知らないうちに決定されていた。だれがこの異次元のキャッシュバック制度を考えたのでしょう。私は知らない、私は知らないと繰り返すだけなのである」

では異次元の金融政策、ゼロ金利政策はどうして行われたのであろうか。
資源もない、技術力もない日本が、どうして偽バブルに走ったのであろうか。

これは私に言わせれば簡単である。当時、アメリカで銀行が倒産した。戦前も日本でも金融恐慌が起きた。銀行と言うものは国家社会主義国である日本では国家と同じである、決して国家が倒産しない以上、銀行は安全であると言う印象を植え付けたのである。かつて韓国が経済破たん寸前まで行った。いまでもロシアがその危機にあると言う専門家の意見がある。しかし、両国とも実際に経済破たんしたことは無い。そしてロシアも破綻しないであろう。

私の想像ではロシアより日本の方が経済破たんする可能性が高いと思っている。しかし、その私でも日本は決して経済破たんしないと信じている。

その理由は、膨大な国債の額である。かの有名な森永卓郎さんは言っていた。
「国債はどんどん発行せよ。


まさに異次元の評論家であった。そして造幣局はどんどん札束を刷っている。本当にどんどん国債を発行していいのであろうか。
私は歌も音痴であるが、経済も音痴である。その私でも、森永卓郎氏のお札はどんどん刷ればいいという意見には直感的に反対である。
森永氏の意見では、日本国債は日本人が買っているから安全であると言う理論であった。馬鹿な私、異次元の私にはその真意は解らない。
森永氏の意見では、日本国債は日本人が買っている。だからどんどん国債を発行すればいいちう考えであった。

私は無条件でドイツの政策が正しいとは思わない。ドイツと日本とは奇妙に類似している。
そのドイツでも、国債の発行は限定的である。日本のように無制限に国債を発行していないのである。その理由は、テレビの報道によると
「国債を無制限に発行すれば、後の若者たちが経済的に苦しむであろう。だから国債の発行は限定的である」
と考えているという。

ゼロ金利政策はまさに異次元の経済政策である。

私は近い将来、必ず日本に、いや世界に恐慌が起きると思う。今日の報道番組では4月にも起きると、評論家はコメントしている。しかし、私は今年の年末であると思う。
その理由は、今年の年末にはトランプが大統領に就任するからである。これに対しては少しばかり疑問がわいてきた。トランプが裁判で借金地獄に陥って、大統領選挙に出馬できない可能性があると、メディアが報道したからである。このような予測できない事態が起きれば、話は別であるが、トランプが大統領選挙に出馬したとすると、トランプが大統領選挙で必ず勝利すると私は思っている。

トランプが勝利したらどうなるのであろう。
日本にとってまことに不都合な事態が生じるであろう。

まず第一に、自由化である。それも農業の自由化である。日本人は日本の米が最高であると信じている。しかし、カルフォルニア米も国産に勝るとも劣らない。農業国の日本はその基幹産業は根底から覆されるだろう。

第二に日本は中国の友好国である。
トランプは中国に対して60%という異次元の関税をかけると発表した。そして、その制裁の対象が日本にもあると思う。今のところトランプは日本に対して10%の関税をかけると言っている。しかし「安かろう悪かろう」の10%の関税をかけられたら、日本の評論家は、日本の経済は立ち行かないと論説している。

第三は、これが最も大きな問題かもしれない。
トランプもバイデンも関係ない。これがアメリカの国策であるとしか思えない。
どうして大リーグの開幕戦を韓国でするのであろうか。これに関して、私は理解できなかった。評論家の意見では、韓国の大リーグの選手で有名な人がいるという。その韓国の大リーグ選手は大谷より有名なのであろうか。
野球音痴である私には解らない。私は大谷こそ、世界的な大リーグプレーヤーであると思っているからである。

ではどうして韓国でアジアで初めての大リーグの開幕戦が韓国で行われたのであろうか。
大リーグも、その存在は経済の国家的戦略より下であることは言うまでもない。


結論
大リーグの開幕戦が韓国で行われたと言う理由は単純である。
アメリカは元々モンロー主義を掲げている。
モンロー主義とはアメリカは南北アメリカ大陸を支配する。ヨーロッパはヨーロッパでヨーロッパ大陸を支配する。そしてEUが生れた。当然、EUは単独でヨーロッパを軍事的にも守るのは当然である。
私の大好きなエルビスプレスリーも、草刈正雄のお父さんも、アメリカ軍としてヨーロッパに駆り出された。今でもEUは単独でもロシアからの侵略を食い止めることが出来ないのである。EUがアメリカ軍に進駐して欲しいという意味はここにある。あのEUでさえこの現状である。ましてや途上国である日本はどうであろうか。アメリカ無くして日本の平和を維持できないのである。
途上国である日本の道は限れている。アメリカの支配下になるか、ロシアの支配下になるか、日本人が大好きな中国の支配下になるか、それとも太平洋戦争の前夜のように、日本が大東亜共栄圏を作って欧米先進国と対立するかである。

ここで重要なのは、日本人が中国が大好きなことである。本当に日本人が中国が大好きなのだろうか。大きな疑問がある。最澄や空海、雪舟などは中国で学んだ。今の日本の文化は中国を抜きにしては語れない。日本語の漢字も同じである。それを崩したひらがなも中国の文化を抜きにしては語れない。しかし、本当に日本人が中国が大好きなのだろうか。私はそのような過去の恩義を感じる日本人ではないと思う。日本は中国を巨大な市場であると考えているとしか思えない。一時的に今は中国は衰退している。しかし、巨大国家の中国は必ず、復活することは間違いない。そうすれば、日本人は再び中国大好き民族に変化するだろう。

今回の大リーグの開幕戦がどうして韓国で行われたのであろうか。
異次元(馬鹿な)の私も、異次元並みに考えた。そしてやっと解った。

アメリカはバイデン、トランプは関係なくモンロー主義を唱えている。アメリカはヨーロッパはヨーロッパで、そしてアジアはアジアで、アメリカは南北アメリカを、分断して統治しようとしている。
先進国であるEUでも問題を抱えている。

一番の問題はアジアである。アメリカは本来は中国に期待していた。しかし、重大な問題が起きた。これこそ中国の共産化である。中国が共産化した以上、どの国がアジアを(現実には極東を)支配するのであろうか。アメリカはもしかしたら日本に期待したのではないかと思っている。しかし、日本は到底、アジアを指導することは出来なかった。日本はアジアでは嫌われ者であるからであるからである。本気で考えたのであろうか。冗談であろうか。日本の政治家は本気で日本が国連常任理事国になることを考えていた時代もあった。いまでは冗談のような話である。まさに異次元の国家構想である。

今回の大リーグの第一戦が韓国でどうして行われたのであろうか。異次元の私は考えた。考えられるのはただ一つである。

アメリカは迷っていると思う。アジアの極東のどの国が、アジアを極東をリードするのだろうか。この候補は日本、韓国、台湾が真っ先に思い浮かぶ。大国と言えば日本である。何故なら日本が圧倒的に人口が多いからである。貧しいとはいえ人口が多いから国家予算も多い。だから日本は韓国、台湾より大国なのである。しかし、アジアの国々は日本が嫌いである。TPPが失敗した理由もここにある。TPPは日本がその指導力を発揮するべきであると日本人は考えた。しかし、日本の野望は消えうせた。当然すぎるほど当然である。
大リーグの第一戦が韓国で行われた理由はここにあると思う。
どの国でも同じであるが、文化を輸出する。そしてそれがある程度成功すれば今度は政治的に利用する。
今回の大リーグの第一戦が韓国で行われた理由はここにある。
日本より科学技術が発展している台湾と韓国。しかし、台湾は良くない。中国は一つの中国を主張しているからである。同じ民族が同じ国家を作る。これは正しい思想である。しかし、現実には台湾を中国が併合すると言うことに結果的にはなる。台湾は確かに半導体などで極東の科学技術の先端を行っている。しかし、台湾が極東の盟主になれない理由はここにある。
韓国もある意味では北朝鮮との内戦状態にある。何時朝鮮動乱が勃発するか解らない状態である。
私は1949年、朝鮮動乱の都市に生まれた。この私も70歳を越している。地用船動乱は過去の歴史的な事実となっている。現実に南北朝鮮が戦争を起こす可能性は少ないであろうとアメリカは踏んだのではないか。
今回の大リーグの開幕戦が韓国で行われたことは、このことを象徴しているのではないか。
これからは韓国が極東の指導者であると。そしてそのフェスティバルは成功裏に終えた。

これからは韓国が極東をリードするであろう。そして極東のメッカが釜山となると思う。そして釜山で極東の国際会議が行われるであろう。当然、異次元の総理大臣は釜山での極東の国際会議に出席しなけらばならなくなるであろう。
勿論、日本はこの考えに大反対するであろう。しかし、時代の流れはそうなっているのである。これこそ韓国で大リーグの開幕戦が行われた理由である。


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