見出し画像

東京演歌ライブwith湯原、タブ

 「東京演歌ライブ 薫風!歌謡パレード!!」が2024年5月22日(水)、湯原昌幸さん、タブレット純さんらを迎えて、「なかのZEROホール」(東京都中野区中野2-9-7)で開かれた。
 他の出演者は松阪ゆうきさん、一条貫太さんと華MEN組。
 司会は小山田里奈さんが務めた。

 時間前に司会の小山田さんが登場した。
 「今日はバラエティ豊かな歌手の方々においで頂きました」。
 トップバッターは今日が記念すべきデビュー日の男6人組「華MEN組(かめんぐみ)」だった。
 そして続いたのは今年デビュー7年目の一条貫太さん。歌ったのは3枚目のシングル曲「酷寒のかがり火」。
 そして松坂ゆうきさんが「遥かな人よ」を熱唱。
 タブレット純さんが登場し、挨拶だけで会場から笑いが起こった。歌ったのはシングル「東京パラダイス」だった。


 今回の出演者で最もベテランの湯原昌幸さんが2003年にリリースされた楽曲「冬桜」を歌った。スーツは桜色だった。
 ここで一人ずつ挨拶をした。
 湯原さんは最初大阪や神戸でやっていたこのライブだが、初めて東京に呼んでもらったと話した。
 タブレット純さんは「ずっと長いこと中野に住んでいたんです。ちょっと引っ越してしまったのですが、よく帰って来てます」と話して、中野の銭湯や中華料理屋の具体名を挙げた。
 松坂さんは最初タブ純さんの真似をした。続く一条さんもそう。タブ純さんはみんなにいじられまくっていた。
 最後に挨拶したのは華MEN組で自らを「アイドル歌謡グループ」と呼ぶ。
 ここで司会の小山田さんが湯原さんが3か月前に喜寿つまり77歳の誕生日を迎えたことを報告した。
 小山田さんが「何か鍛えてらっしゃるんですか?」と聞くと湯原さんは「ええ、下半身だけ」と答えたので会場から笑いが起こった。
 湯原さんは今年結婚40周年で芸能生活60年になるという。
 タブ純さんの芸歴は21年前に和田弘とマヒナスターズに加入したことから始まった。そして華MEN組にキスの洗礼を浴びせることを予告。
 湯原さんは「グループサウンズで昔はキャーキャーいわれたんだけどね」という。すると一条さんは「昔、親父とグループをやっていてヒマナスターズだったんです」と話した、
 ここからグループの歌を選んでもらってそれぞれ披露した。
 まずは華MEN組が選んだのは坂本九やウルフルズで知られる「明日があるさ」。一条さんは平和勝次とダークホースの「蘇衛門町ブルース」。

一条貫太さん

松阪さんが歌ったのはサザンオールスターズの「希望の轍(わだち)」。
 タブ純さんは何を歌うか聞かれると男声で「マヒナスターズに決まってんだろ」。そして「泣けるうちゃいいさ」を披露した。
 湯原さんはGS(グループサウンズ)メドレーでザ・タイガーズの「花の首飾り」、ヴィレッジ・シンガーズ「七色の雲」、ザ・スパイダース「あの時君は若かった」、ザ・カーナビーツ「好きさ好きさ好きさ」と続けた。


 ここで幕が下りて前半が終了。休憩に入った。
 後半は「ゲストが今一番力を入れている歌」を披露してもらった。
 華MEN組はまずは6人のメンバー紹介をした。
 〇リーダーの石綿宏司(コウジ)、勝村友紀(ユウキ)、内田結稀(ユッキー)、橋口巧(タクミ)、一戸大輝(ダイキ)、山口晃生(コウキ)。
 彼らが披露したのはミニアルバムの表題曲「華やかに抱きしめて」。

華MEN組

 一条さんは新曲「望郷さびしんぼ」。もう一曲「大漁太鼓」を歌った。一条さんの事務所の先輩には鳥羽一郎さんがいて声を掛けられたのだという。
 松坂さんも新曲とカップリング曲の2曲を歌ったー「あの夏の蜃気楼」と「たそがれのシルエット」。その途中で民謡「南部牛追い歌」のさわりを歌って、見事な喉を聞かせてくれた。

松阪ゆうきさん 



 タブ純さんはNHK深夜便の歌にもなった「銀河に抱かれて」をまずは歌った。「おととしからいいご縁を頂いています。加藤登紀子さんとラジオ局で、登紀子さんがちょうど「花物語」というアルバムを出した時にぼくが花柄の服を着ていたことから話しかけられたんです」。
 「去年もリサイタルに来ていただきました。そこでうちの母と会って、母を見て曲を書いてくださいました。それがこの度の新曲です」と話して、その歌「母よ」を披露した。
 湯原さんはザ・スウィング・ウエスト時代の楽曲で代表曲「雨のバラード」をギターを弾きながら歌った。そして3月に出た新曲「たそがれロマン」を続けた。

 


 全員がここでステージに勢ぞろいした。
 その途中、タブ純さんと華MEN組のメンバーがキスをした。タブ純さんが予告していた通りだったが、会場は驚きに包まれたようだ。
 タブ純さんは「いい唇だった。売れると思います」と一言。
 最後に湯原さんもタブ純さんの真似をして「俺も一回やってみたかったんだよ」。「みなさん暖かい声援をありがとうございました」。
 締めは全員で「あの素晴らしい愛をもう一度」を歌った。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?