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まみと&音楽仲間 新年ライブ

 まみとと彼の門下生たちに他の音楽仲間たちが加わった「まみと&音楽仲間の新年会ライブ」が2024年1月7日(日)に吉祥寺MANDA-LA2(東京都武蔵野市吉祥寺南町2-8-6通南ビルB1)で行われた。
 まず、まみとさんの挨拶で幕を開けた。「もともとまみとの門下生たちでやっていたのですが、門下生が少なくなり、コロナもあって開催できないでいました。レッスンに通っている人たちに機会を与えようと思って、コロナがあけた頃から歌ってもらっています」。
 トップバッターはボーカルが村田和華子さん。ピアノ伴奏は太田真樹子さん。一曲目は小泉今日子の人気曲「あなたに会えてよかった」。
 続くは「希望」や「エール」を感じる曲として今井美樹さんの歌唱で知られる「Peace of my wish」だった。

村田和華子さん


 村田さんの三曲目は今人気のAdoの「季節外れのひまわり」。この日は青いドレスに貝殻のネックレスと夏っぽい季節外れの装いの村田さんは「メロディも歌詞も自分に入ってくる気がしました」とコメントした後、歌った。
 続いて登場したのは「TBKリターンズ!」。ボーカルのさめさんはバンド名の説明をすると長くなると言ったが、あとからもう一人のボーカルふみふみさんが「東北美人の会」の頭文字を取ったと説明。

TBK 
TBKのキーボードKeiさん


 ふみふみさんが岩手県出身、キーボードのKeiさんは宮城県出身そしてかつてのもう一人のボーカルも東北出身だったことからだそう。
 さてTBKの一曲目はSMAPの「夜空のムコウ」。これはスガシカオが提供して一躍その名を知られるようになった名曲だ。
 次の曲はベット・ミドラーの「From a Distance」。歌詞に「God is watching us from a distance」とあるように「神様はいつも遠い所から私たちを見守ってくださっている」という内容だ。ふみふみさんがこの英語の歌を高らかに、そして見事に歌い上げた。
 三曲目はビートルズの「Here comes the sun」。「年始にふさわしいと思って、やっぱり平和を願っている曲でもあって、それにこれはポールでもなければジョンでもなく、ジョージ・ハリスンの曲なんです」。
 「ビートルズの曲がサブスク解禁になって、この曲がダウンロード1位になっています。このご時世で希望を持ちたいということだと思います」。
 そしてふみふみさんのボーカルで小比類巻かほるの「Never say goodbye」。ふみふみさんは「テレビドラマの主題歌でした。この曲は逆境から立ち直って成長してゆく物語で、自分を奮い立たせたいと思います」と語って、力強い歌声を披露した。
 さめさんは「最後は二人でデュエットします。レキシというアーチストがいて、歴史にちなんだ曲を作っています。松たか子とのデュエットがあって、10年くらい前に武道館のレキシのライブの最後の最後に十二単を着た松たか子が出てきて無茶苦茶凄かった」と話した。
 そして歌われたのは「最後の将軍」という曲だった。

TBKのボーカル二人


 ここから太田真樹子さんのピアノ独奏。「5歳でピアノを初めた頃からピアニストになりたいと思っていました。そして50歳になってピアニストになったんです。あきらめない、自分が楽しいことをやっていきたいと思っています」と真樹子さんは話した。
 演奏したのは全部で5曲ーモーツァルトの「きらきら星変奏曲」、リストの「3つの演奏会用練習曲かろやかさ」、ベートーベンの「ピアノソナタ第17番第3楽章テンペスト」、リストの「愛の夢」と「ラ・カンパネーラ(鐘)」。

太田真樹子さん


 続いてはシンガーソングライターのmibuloさん。「音楽の教室に(写真が)貼ってあるような人たちの(曲の)後ですが、ギター1本とハープで頑張りますのでよろしくお願いします」と話した。

Mibuloさん


 まず演奏したのはオリジナル曲「Make me feel my love」。続いてはmibuloさんが大好きなドアーズの「Hello I love you」。次は東京などで再開発が進んでいることを念頭に作られたオリジナル「緑の中に」。
 そして古いアメリカのトラディショナルソング「Going down the road、feeling bad」。「歌というのはラブソングで始まり、ラブソングで終わるもの」だと言って「Can't stop loving you」という自作曲を歌った。
 次は女性シンガーソングライターのふじーさん。「冬の歌」、恋愛そして失恋の思い出から書いた「短編小説」、ダメな人を鼓舞する歌「立ち止まる道の上で」、ふじーさんが一番行きたい国のことだとして紹介された「グリーンデイ・フォレスト」で彼女のコーナーを締めくくった。

ふじーさん


 ここでまみとさんがピアノで「ルパン三世のテーマ」を力強く演奏した。

まみとさん


 まみとさんにバンドメンバーが加わった。ドラムにじゃらさん、ピアノは真樹子さん、ベースはのりおことmibuloさん、エレキギターがほっしーさんでボーカルのまみとさんとともに楽曲を披露していった。

まみと&音楽仲間たち 
まみと&音楽仲間たち


 バンドの演奏でまみとさんが歌ったのは、オリジナルの「嘘でも本当でも・・・」、カバー曲「二人静」、玉置浩二の代表曲「ワインレッドの心」、杉山清貴とオメガトライブの「Summer Suspicion」、オリジナル曲「Autumn breeze」、最後もオリジナルの「明日を組み立てる人へ」。
 アンコールに入った。中森明菜の大ファンであるまみとさん。「来年は(明菜さんの)「夢の淵」をやると宣言しておいて、今年はこれも大好きな「予感」という曲で、どうしても聞いてほしいのです」。
 ファン丸出しのコメントのあとでまみとさんは「予感」を歌って、休憩を入れて4時間以上の楽しいステージが終了した。



 

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