人生語り
人生語りとかきついよね
でも話したい
2008.06.06.
俺がこの世に誕生した
保育園の運動会でヘトヘトなのに夜全然寝れなかった。おかしい。
この時から俺はずっとズボンを履いていた。
女の子なのに。
卒園した。
小学校に入学した
「これから新しい生活が始まるんだ」
でも楽しく終われなかった。
1年生。
隣に引っ越してきた男の子。
すぐそこに住んでる男の子。
俺はその2人とものすごく仲良くなった。
学校から帰ってきたらすぐに一緒に遊んでた。
家にも遊びに行った。
俺の性格は男の子に近づいた
2年生。
学級写真を撮る日、遅刻した。
朝起きれなかった。
「なんで遅刻したの?」
起きれなかったと言うのが恥ずかしかった。
「病院に行ってた」
嘘をついた
俺は最低だ
そこから遅刻や欠席日数が増えていった。
3年生。
女の子の親友ができた。
4年生。
女の子と遊ぶのが慣れていなかった俺はすぐにその子と別れた。そこから遊ぶことは無かった。
5年生。
死のうと思った。
全てが嫌だった。
ジェルくんと出会った。遠井さん動画の1話。爆笑して見てた。
ジェルくんはすとぷりというグループに入っていた。すとぷりと出会った。
すとぷりを知ってからすぐにファンになった。
俺の人生はそこから変わった。
死ぬのを辞めた。
6年生。
生徒会長になった。
「おめでとう!」「頑張ってね」
褒め言葉を沢山もらった。嬉しかった。
「会長だから」「会長ならこれができる」
この言葉が大嫌いだ。
会長なら何。会長だったらできるの?
後期。俺は不登校になった。
ネットに出会った。俺は初めてネッ友というものが出来た。でも上手くは行かなかった。
ネットから離れた。
俺はどんどんストレスが溜まっていく。
「学校おいでよ!」「みんな待ってるよ」
待ってる人なんてほんの少しだけ。
5年生の頃から心の体の性別が違う気がしてた。
俺は男。でも体は女。
どんどん女性化してく体が嫌でたまらなかった。
親に話そうとしたけど無理だった。
否定しそうでキモイと言われそうで___。
1人で悩みを抱えたせいで死ぬことを考えた。
死んだらみんな幸せになれる。
俺の事なんて気にせず生きていける。
「君は君で君以外は君になれなくて変わりはいないの。」
この言葉に救われた。
俺がいなくなったら、この世界にたった1人の俺が消えてしまったらダメだ。俺は俺なんだ。
この世界にたった1人の俺だから。
卒業式。
女の子は袴(はかま)やスカートを履いてきた。
俺は1人だけズボンを履いていった。
否定されると思っていたけど
1年生の時に引っ越してきた男の子が
「6年生のどの男子よりもかっこいい」
人生で言われて1番嬉しかった。
卒業した。
ずっと長かった髪をバッサリ切った。
これで俺は変わるんだ。
中学1年生。
知らない人、知らない学校、知らない環境。
1週間で行くのを辞めた。
しんどかった。環境がいきなり変わってストレスが溜まった。
精神科に通った。
「起立性調節障害の可能性があります。」
大きな病院に行くようにと言われてそこに行った。
「時差ボケですね。」
ムカついた。
俺は頑張って朝起きようとしてるのに。早く寝ようとしてるのにバカにされてるようで気に食わなかった。
この体が嫌いになった。
毎日泣いて苦しんで俺はこれから生きていけるのか。不安でしょうがなかった。
俺はまたネットに足を入れた。
俺と同じような人を見つけた。
俺だけじゃないんだ。
少し安心した。
ネットはいい所だ。俺と同じような人が沢山いる。
「君は1人じゃないんだよ」と言われてるような気がした。
ネットで色んなことをしてくにつれて
たくさんのネッ友ができた。
俺に「相方」がてきた。
ネッ友ともとても仲良くなった。
俺の居場所はネットだ。
ネットは俺を救ってくれた。
ネッ友達がいることとTikTokで動画を投稿していること全て誰にも話してなかった。
何度か親に話そうとしたけど怖かった。
今でも行ってない。
ネッ友は愛方は何があっても相談に乗ってくれてほんとにありがたい。
俺はネットが大好きだ。
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こんな俺でも仲良くしてくれてほんとにありがとう。
最後まで読んでくれてありがとう。
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