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チームっていいな

 こんにちは、2回生の馬越です。今日は4年に1度の2月29日ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。私はシュクメルリを食べました。シュクメルリとは、「世界一にんにくを美味しく食べるための料理」とも称されるジョージアの伝統料理だそうです。「にんにくの日」である今日にぴったりですね。まあ、別に狙っていた訳ではなくて、それを食べた日がたまたまにんにくの日だっただけなのですが。

 さて、今回のお題である「最近あったちょっとうれしいこと」について書こうと思ったのですが、ぱっと思いつかなかったので「ちょっと」ではなく「めっちゃ」嬉しかったことを書こうと思います。

 それは、Amazonプライムビデオにおいて、私の大好きな作品である「黒子のバスケ」が見られるようになったことです。元々漫画は全巻持っていたのですが、アニメも見たかったので、DVDを買うかどうかをここ3年くらいずっと迷っていました。その矢先のアマプラ追加、これは見るしかない。(とは言え、恐らくアマプラで見られるのは限られた期間だけでしょうし、いずれはDVD買うことになりそうです)その結果、普段朝型人間で夜は20時とかから眠くなってしまう私が深夜3時まで見続けるという生活リズムの乱れが引き起こされました。連載が終了して大分経ちますし、最近見ていなかったのですが、やっぱりいいものは何回見てもいいですね。自分と周りの友達の間で黒子のバスケブームが来ていたのが小学校6年生の時だったと思うのですが、あの頃と変わらない、それどころか、成長した目線で見るからこその当時以上の感動を味わえました。結構細かいところまで台詞を覚えていたりして、自分のこの作品に対する愛を再確認できました。皆さんも、昔好きだったもので最近触れていないものがあれば、また触れてみてはどうでしょうか。以前とは違った感じ方をしたり、新しい発見があったりするかもしれません。

 嬉しかったことの紹介ついでに、今改めてこの作品を見たからこそ感じたことについて少し語らせていただこうと思います。

 黒子のバスケは、タイトルの通りバスケットボールの漫画であり、バスケ部に所属する高校生である主人公が、日本一を目指すという物語です。この作品は、チームというものが持つ強さや尊さのようなものを改めて感じさせてくれます。バスケットボールというチームスポーツにおいて、チームという存在が尊重されるというのは一見当然であるかのように思われます。しかし、この作品においては当然ではありません。なぜならば、主人公に立ちはだかるのは圧倒的才能と実力を持ち、それを活かす個人プレーこそ至高であるという考えの人達だからです。主人公とその人達は中学校時代のチームメイトで、彼らの考え方に疑問を持った主人公は、「チームで勝つ」ということに重きを置いて戦うことを選びました。この作品におけるテーマのひとつは、平たく言ってしまえば「個人プレーとチームプレー、強いのはどちらか」ということであり、もう少し一般化して言うと「独りで頑張ることと仲間と一緒に頑張ることの対比構造」です。あまりに味気のない一言でまとめすぎてこの作品まで味気ないのではないかと思われるのは心外なので断っておきますが、これはあくまで私が今から言いたいことに繋げるために抽象化しただけであって、実際はめちゃくちゃ面白いです。皆さんぜひ見てみてください。

 好きな漫画を紹介したいという気持ちももちろんありますが、私が今ここで1番言いたいことは、「団体戦で勝ちたい」という一言に尽きます。

そもそも私はバスケットボールを長くやってきた、良くも悪くもチームスポーツの精神性が身に染み付いている人間です。しかし、テニスという個人スポーツにおいては、個人の力や個人の勝利を重んじる考え方の人がいて当然だし、どちらが正しいということは無いと思います。それでも私は、チームが一丸になって勝利を目指す団体戦が好きです。いくらテニスが個人スポーツだと言っても、団体戦に関しては少なくとも私はチームスポーツだと思っています。入部してもうすぐ2年、そう思わせるだけのものを沢山見てきました。チーム一丸で戦って、勝つことが出来た時の喜びは格別です。だから私は、チームとして勝ちたいし、チームとして強くなっていきたいと思っています。チームとしての強さを形作るのはは、テニスの強さだけではありません。そのようなものも大切にできたらいいなと思います。

……。最近あった嬉しいことの話から、なぜこのような話まで広がっているのでしょうか。私はいつもnoteや部誌などで、あえてテニスや部活の話をしないようにしているので少し気恥ずかしいですが、代替わりも近いことですし意志表明ということで。

自分の好きな物の話をしたので、皆さんの好きな物の話も読みたいです。次回担当の方には、何か好きな物について語っていただきましょう。楽しみにしています。

もしこの記事を読んでくださった方で黒子のバスケが好きという方がいらっしゃいましたら、是非是非語りましょう。見たことがないという方でも、この記事がきっかけで少しでも興味を持ってくだされば嬉しいです。読んでくれたら泣いて喜びます。漫画貸しますから。お願いします。

ここまでお読みくださりありがとうございました。


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