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飲めるとろ生焦がしキャラメルアップルチーズケーキのこと

飲めるとろ生焦がしキャラメルアップルチーズケーキが完成しました。

このチーズケーキは、摂食嚥下障害のある方が家族や友だちと同じものを食べたいという思いを叶えられるよう、中野区にある「新渡戸文化短期大学」と摂食嚥下障害のあるお子さんがいるご家族を支援する「mogmog engine」、「toroa」がコラボし、インクルーシブフードとして開発をしました。

※インクルーシブフードとは、噛む力や飲み込む力が弱い方でも嚥下障害のない方と、特別な加工をすることなく一緒に食べることができる食品です。

開発に至るまでや完成披露会の様子について、こちらに書いています。

インクルーシブフードという初めての言葉を聞くと、もしかするとむずかしく感じるかもしれませんが、嚥下のしやすさを大切にしつつ誰もが美味しく食べられるチーズケーキを作りましたので、チーズケーキ好き、スイーツ好きな方にぜひお楽しみいただけたらと思います。

今日は飲めるとろ生焦がしキャラメルアップルチーズケーキの味わいについて書きたいと思います。

2種のクリームチーズと国産サワークリームを使用

チーズケーキの生地には北海道産2種のクリームチーズと国産サワークリームを使用しています。クリームチーズは濃厚ミルキーなものと酸味があるものを選んでいます。ヨーグルトのようなサワークリームを合わせることで心地のいい酸味を加えています。

2種の国産りんごを合わせ使い

青森県産の王林と国産の紅玉を合わせ使いしています。

濃厚なチーズケーキ生地には王林でフルーティーさを。

チーズケーキ生地の上には紅玉のコンフィチュールを重ねました。紅玉の絶妙な酸味でもう一口が止まらなくなります。

自家製焦がしキャラメルクリームを配合

チーズケーキ生地とホイップクリームには大阪のアトリエで製造している自家製焦がしキャラメルクリームを大人も子どもも一緒に美味しく味わえる塩梅で配合しています。入れすぎると苦味が気になり、少なすぎるとぼんやりとした味になってしまうので、ちょうどいいところを目指して配合しました。

実は先日の完成披露会の時は最終レシピよりも焦がしキャラメルクリームがやや少なかったのですが、もう少し入れた方が更に美味しいなと思い入れたところ抜群に美味しくなりました。

ホイップクリームには北海道産生乳使用クリームのミルキーさをいかす配合で焦がしキャラメルクリームを入れているので、ミルキーさがしっかりありつつ深みを感じる味わいです。

りんごを配合したチーズケーキを開発したのは今回が初めてですが、かなり美味しいものができました。一人一本は食べたい美味しさです。摂食嚥下障害のある方、チーズケーキやスイーツ好きの方にぜひお楽しみいただけたら嬉しいです。

4/25(火)18時からtoroaECサイトで販売します。
詳細はこちら▼
https://www.kutsurogi-ya.com/blog/column/p9147/

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