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ガレージキット 片翼のAkuma san完成写真

キット情報など

キット名:片翼の Akuma san
ディーラー:スノー☆キャット
原型:乙山法純 様
入手:WF2023Sにて購入
製作期間:2024年3月16日~2024年6月22日

2024年6月22日開催の第二回パンダーフェスティバル(@神戸)にて催された「乙山杯」に展示するために制作しました。乙山杯はディーラー:スノー☆キャットの乙山先生のキットを集めて展示しよう!という企画で、会場の一角にある専用展示台に皆様が持ち寄ったキットを展示するコーナーとなっておりました。私もこの企画に参加しようと思い、3月から制作会などを活用して少しずつ作り進めておりました。


オリジナルキャラクターのキットであるということと、企画展示ということで自分らしい塗装をしたいということから、今回のモチーフも戦闘機となっております。
具体的には世界一の撃墜王エーリッヒ・ハルトマンの異名「黒い悪魔」の謂れとなった、機首に黒いチューリップのようなカラーリングのBf109G-14になります。Akuma san = 悪魔 = 黒い悪魔 という連想でこのモチーフとなりました。

塗装としては、ドイツ機カラーのRLM74 グレーグリーン/RLM75 グレーバイオレット/RLM76 ライトブルーが基本になります。
黒で塗ってから、ライトブルー→グレーバイオレット→グレーグリーンの順で塗りました。翼はマスキングで塗り分けてますが、他はフリーハンドです。

ブーツ部分はマスキングして塗分け。ちょっとチューリップのギザギザが大げさだったかな。特にモールドのないマスキング塗分けは私の苦手とするところで…今後の課題ですね。
翼の国籍マークはデカールになります。正直なところシルバリングが結構出ちゃって苦戦しました。

内翼端や尻尾の途中の黄色はRLM04 イエロー、手に持っているハートはRLM23 レッドで塗っています。細かいところでいうと、胴体横で前後に幾重にも縛っている紐はRLM02 グレーで塗っていたりと、全身ミリタリーカラーばかり使っております。

髪は依然バニートキを塗ったのと同じでレドームとブロンドシャドウを使っています。少し塗り方を変えて試していまして、髪の凹にブロンドシャドウを吹く→周りにはみ出たところをメラミンスポンジで消す→全体にレドーム塗る、という感じでやってみました。結局べた塗りに近いくらい良く分からない感じになってしまったので、個人的には微妙だったかなぁ。もうちょっと暗色に振ったシャドウだったら効果が出るのかな?まぁそれより細吹きをもっと上手くなるべきだと反省。

アイペイントは付属デカールを参考に、金髪ならば碧眼だろうということで左目は素直に目を書いています。
右目に関しては、戦闘機モチーフということでレティクルを描いてみました。具体的にはRevi16Bの物を参考にしています。
線が細いし感覚も狭い&マスキングテープよりも細い線にしたかったので、一発で描くことはせずに普段のアイペ同様少しずつクリアセーブしながら描き進めました。
普通にアイライン等を描き進めていって瞳全体をエナメル黒→ラッカークリアでセーブ→エナメル白で横ラインを適当に描き、溶剤で削って細い線にする→クリアセーブ→次に縦ラインも同じように白エナメルで細い線にする→クリアセーブ→リングも白で描く→クリアセーブ→横軸のメモリを入れる→クリアセーブ→縦軸のメモリを入れる→クリアセーブ…という流れでした。
最後にイエローを上から薄く吹いています。下地が黒の部分は発色せず、白線の部分がほんのり色付く感じです。
ちなみに舌は粘膜クリアーで塗りました。

肌塗装は桃肌フレッシュオンリーで塗ってみました。
腕の上部と指のリングは、左が赤、右は緑で翼端灯カラーにしています。

ブーツには特にエングレービングのようなモールドが入っているのですが、今回は特に塗分けはしていません。黒いチューリップの足先はスパイラルを入れたかったので、余計な情報量を足さずにほぼ黒一色。塗り分けが面倒だったとかではありません…たぶん。

台座は時間がなくてシンプルなアクリル板。時間があれば滑走路っぽく作っても良かったかなぁ。いつものごとく時間が無くて断念…もっと計画的に作れればいいんだろうけど、そんなに上手くいかないですね~毎回。

そんな感じでAkuma sanでした。
個人的にはアイペの工程が凄く楽しかったので、またこういうのもやりたいですね。アイラインももっと上手く描けるようになりたいなぁ。

※作業途中であまり写真を撮っていなかった&特に特筆すべき工程がなかったので今回は製作中写真はありませんorz

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