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21.11.27(土) 6.藤沢市秋葉台文化体育館

湘南台って初めて行きました。ついでなので中央林間で乗り換えました。おお……ここが名前を結構よく聞くものの、降りたことはなくまたその予定もさっぱりなかった中央林間! 特になんと言うこともありませんでしたが。

FC先行申し込み時点でWTLかBOSJかわからなかったためにチケットを手配できていなくて、日程確定後にプレイガイド確認したり、藤沢や横浜の取扱書店等に問い合わせたんですけど、流石にいい席は準備できそうになかったので秋葉原の書泉で2階席東のリングセンターを抑えて行ってきました。リングまで近い2階席はいいよね。


1.マスター・ワト - YOH (6点)

YOHさんがやりたかった試合で、わたしが観たかったYOHさんの試合なんじゃないかな、という気持ちになりました。IFなど考えるものではないと思いますが、もし去年YOHさんが怪我してなくて1リーグ制のBOSJに出ることができていたならこういう試合をSHOくんとしたかったんじゃないかな、なんて考えてしまう訳です。ベビーフェイス決戦になるこの試合で、ワトさんとこの試合ができたことが嬉しくて、ああ本当に好きだなあと。正直、ここだけは「良い試合をして欲しい」よりも「勝って欲しい」が先に来ていましたから、ほっとしつつ喜びました。タッグリーグの6or9戦を踏まえると勝たなきゃいけない度は一番高かったんです、わたしの中で。あ、うそ、一番は姫路だ。グランドからじっくり行ってペースチェンジをラフにやらない試合を見せてもらえるのが嬉しい。序盤の攻めが首・背中中心だったので「今日はドラゴンの日かな?」と思って見てました。首4の字のときの胸を張る仕草とか、後ろに倒れてバンバンするやつとか、好き〜! そのあとドラスク出した時点で「おっやっぱりドラゴンの日なのでは!」と思ったんですがくるんと飛び込んでスターゲイザーに。効果的な足攻めはできてないわけですから、ぎっちり絞って体力を削るのが目的なのかな? カウンターのスターゲイザーが好きなんですが今回まだ見れてないので楽しみに待っています。ロープエスケープを許した後の低空ドロップキックも好きポイント高いです。膝裏へスライディングエルボーするのも好きだったから、またああいうタイミングでやって欲しいな。なんかねこみたいじゃないですか。好き。コーナー上の攻防あんまり好きじゃないとか言ってたら、一度迎撃されたものの雪崩式ブレーンバスター決めましたよ。よかった。しかしぶち蹴られてふらついた後、かなりしっかり距離をとってたのに飛んできたスワンダイブ。地対空トラースキックでの撃墜はヒェェって声出ましたが、そこからのファルコンアロー式牛殺し、めちゃくちゃ久々のDIRECT DRIVE発動でワトさんとの初シングル・勝利を見守ることができました。よかった……。金丸さんに続いて二人目。決まれば勝てるファイブスタークラッチと、決まれば勝てるDIRECT DRIVEになって欲しいものです。どんどんワトさんとの蹴り合いが泥沼になっていく中でも、変わらずトラースキックが頼れる兵装なのが嬉しい。復帰以降、本当にこの蹴りの美しさが印象的です。ところでYOHコレクションも折り返しですが、本当に6着全部が違いますね。次も新作なんだろうなあ。コスチュームとは別の発注先であることがバレバレw なガウン(というかアウターというか)ですが、自分で着たいのは藤沢の6着目か、後楽園の5着目ですね。ぜったい坦々麺とかカレーうどんとか食べにいけないけど。約束された #悲しみのシミ になってしまう。

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2.田口隆祐 - 金丸義信 (5点)

この二人の試合なんて絶対たっぷり時間とってやって欲しいよな! という思いの中でBOSJ公式戦が始まる訳ですが、まあ……うん……楽しかったです。好き。二人ともしっかり技は出して受けてで見応えあるんですよね。三回目までちゃんと決まるスリーアミーゴスとか。ブリティッシュフォールからムーンサルトプレスとか。美しい。けど、そこからナンダカ怪しい流れになっていくのがもう。産まれたての仔鹿。オロオロして結局ディープインパクト出せずに降りちゃう金丸さんに花丸です。大好き。そんでもって決着はタマタマあらぬところに決まってしまった(?)どどんスズスロウンからのスクールボーイ。たまたま。あらぬところに。たまたま。フフッ

3.ロビー・イーグルス - エル・デスペラード (4点)

これはメインで観たかった。カード編成に疑問符がつく日は結構ありますが、その中でも特大級なのがこの藤沢大会で、このカードがメインじゃないこと、だと思います。現チャンピオンと前チャンピオンが間をおかずマッチアップするのに? 前チャンピオンがシリーズ通してメイン担当回ないのは普通に訳わからんのですが? なんで? の気持ち。と言いつつ、試合は噛み合った削り合いの様相で、出せる技を惜しみなく振り撒いた全部乗せのお得感。最後はエル・エス・クレロで決着して、しばらくはこの顔合わせもお預けかな? と。丸め込み大好きなので、丸め込み決着を見るとホクホクします。少数派っぽい自覚はあります。来年初夏のBOSJに戻るなら、早々に観れるかも? ですが、その時もこの二人が同じブロックだと良いなあ。単純にこの組み合わせ好きかもしれない。

4.DOUKI - SHO (3点)

出鼻を挫くゴング前襲撃も良いし、YL肉盾も良いですね。好きだよ。自分の試合がなかったからセコンド業務で待機してただけとは言え、藤田くんが食らってしまうのに愛媛の縁を勝手に感じてしまいます。これからも受難の愛媛男なのかなあ藤田くん。肉盾読み切ってケブラーダをヒットさせるDOUKIさんも好き。観ていてガッツポーズしちゃう。このBOSJで観れているDOUKIさんの好きなところは強さが見える試合をしてるところですね。顔面掻きむしりや指折りでペースを狂わされつつもデイブレイク決めるところとか。鉄パイプ防御からの鉄パイプアタックとか。結果はレフェリー巻き込んでの反則ダウンからのスネークバイト・レフェリーストップでSHOくんのダーティな勝利ではありますが、公式戦として見応えがあって好きでした。

5.高橋ヒロム - 石森太二 (2点)

これまたなんというか、感情的に逆下駄履かせてしまって、面白くなく観てしまった感じがあります。わたしが悪い。メインに相応しい試合にするぞって気合が乗ってる良い試合だとは思うんですが、セミと比してこっちがメインなのはなんでなのさ、が脳裏にチラつくわけで。一番最初の爆発的な勢いでノリかけたところで、すぐに場外戦になり椅子込みラフファイトで悲鳴祭り。うーん。25分のコールから怒涛の追い込みで石森さん勝利。絶対決める、って迫力があって、実際決める強さが凄い。そこまで圧倒できるんならさ……とかちょっと野暮すぎることを感じるくらいに強い。さらに言えばマイクとバクステがこれまた「わたしが観たいBOSJ」で、こりゃ最高だなってなるものでしたから、試合で感じた好きの熱量と合致しなくてなんだかモヤモヤ。

6.BUSHI - エル・ファンタズモ (1点)

うまく噛み合わない、スランプです、という状態の「余力持て余し感」というか、全力を発揮できないもどかしさを強く感じます。この感覚の辛さは身に覚えがありすぎて直視し難い。さらに言えば、YOHさんよりも一層のこと「自分の実力と現実で起きた結果の乖離」が激しいでしょうし。ロープの三辺を渡る際の抜群の安定感も、小馬鹿にして蹴り小突く態度もいつも通りかいつも以上に凄いのに、何故だかなんだか上手くいかない。スタイルズクラックシュ決めてまで、勝ちきれない。うーん。BUSHIさんの動きにいつも以上、を感じないのが物足りなさなんでしょうか。どういう試合をしたいのか、が行方不明な気がして好きだと言い切るのが難しいと感じる試合でした。ノリきれない、ってのはこういうことだなと。バクステコメントも不穏ですね。ヘビー転向? のように見えますが、さて。試合の組み立てや構成が変わってきても面白い気がします。


推しのシングルが六試合も見れたのに、まだあと最低五試合あるのかと思うと震えますね。嬉しい。楽しみ。本当にみんな無事完走してくれますように。

YOHさんに必要なのはシングル戦の経験値だよなって言うのは前回参加のBOSJ以降ずっと思っていて、それでも3Kで目標を達成して結果を残してからだ、とタッグの人でいたわけじゃないですか。タッグのYOHさんだって大好きでしたけど、どうしたってシングルで評価されなきゃ、タッグだって次の山は越えられないし目標にだってたどり着けないじゃないか、と思っていたりもしたので。

組み立て直した今のYOHが力強く駆動するところをまた、明日からもしっかり見守りたいと思います。……対石森戦、宮城対決ですね。強さに屈せず折れない強さが観られますように。あ、あとそうですね、発砲ポーズの石森さんをROLL of Kで捕獲とか観たいな、ダメですかね、見せて欲しいです!(言霊になることを狙っての発言)

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