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21.11.29(月) 7.後楽園ホール

今シリーズの平日後楽園は、基本的に定時退勤後に必死こいて移動でした。ラストの後楽園ホールまで、全試合観れたことを感謝しています。翌日のデスクの上? し、知らん。

世間ではオミクロン株でまたどうなるやらわからない不安感がありますが、それとは別に緊急事態宣言解除後の後楽園ホールは晩御飯を食べて帰宅できるのでそれも含めて大変楽しみだったりします。水道橋だけじゃなくて飯田橋九段下神保町淡路町……ぼっちであっても行きたいお店はいろいろありますねえ。

楽しい楽しい(そして若干胃が痛い)BOSJも折り返しを超えて後半戦。あぁ、終わってしまう……(気が早い)


1.YOH - 石森太二 (6点)

宮城対決。シングル初勝利ですよね、多分。同窓の先輩からの初勝利。記念すべき勝利。そりゃもう「ありがとう……」ですよ。それで良いのかはよくわかりませんが、たぶん「YOHさんはこうじゃないと」って奴だと判断しています、信者なので。現時点のBOSJで一番好きなYOHさんの試合、でいい気がする。自分のペースにできない試合でどうやって勝つのか? という試合でした。左肩を攻められまくって全くペースが掴めないところで頼りになったのがドラゴンスクリュー。YOHさんがここのところ多用してる手首を握ったままのエルボーがかなり好きです。綺麗で華麗なフライングフォアアームもいいのですが、今までのエルボーより格段に強そう! じゃないですか? 良いと思う、好き。そんでドロップキックがいつも以上に高くてきれい。あぁ〜好き〜ッ! ってなってました。ハンドスプリング捕獲からのジャーマンスープレックスホールドを観ると、悲しいけど3K解散が正解だったとしか思えないんですよね。特性を活かした色分けは、お互いの良いところや出来ることをスポイルするものでもあったんだなと実感してしまいます。SHOくんの小技にしろ、 YOHさんのパワー発揮にしろ。話が逸れました。ファイブスタークラッチを狙って切り返されたときは正直ゲッと思ったのですが最終的にはファイブスタークラッチで勝利。派手な技はドラスク・ジャーマン・ファルコンアローがヒットしたくらいで、いかにもタフな試合になったのかなあと思います。石森さんに勝つならコレしかなかったのかな、もっと力をつけてDIRECT DRIVEで勝つ日まで観ていかなくては。スターゲイザーからのOutOfPrintがまだ御目見してないのが相手にとって不気味に感じられてるといいなと思っています。そして、毎度恒例のYOHコレクションなんですけど、今回のフーディもやっぱり「素直にうんちくのある生地」で拵えられてるんでしょうね。格子状のエンボス加工されたみたいな……良さそうな生地で、これもさぞかしお高価いんだろうなあ。それで、ふと思ったんですけど、12.3所沢大会でYOHさんがサイン会当番になって宣材写真が変更になってましたね。プロフィールの更新やエヌコレのカード更新が早くされると良いのですけど、と思いながらジャケット確認すると11.13開幕戦・後楽園ホール大会で着用してたやつみたいなんですよね。確かに、アレが一番入場ガウンぽい雰囲気ありましたし。てことは、2日目以降のは今後YOHさんが「普通に私服」としてし使うやつなのか? と。普通に着たいとか言いましたが、普通に着るやつなんだコレたぶん……。

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2.マスター・ワト - SHO (5点)

美しい一連の流れが完結した試合ってことで、好きポイント高いですよね。当然のことです。レフェリーストップからのバクステで各々の立ち位置がさらに明確になって、さあこれから第三章、みたいな。元仲良し時代、目を覚ましてくれ時代に続く物語が楽しみです。SHOくんが「ワトちゃ〜〜〜ん!」と煽っていたので、マスター呼びという個性が消えたかと一瞬焦った(?)のですが、結局マスターとも呼んでいて、そう言う場合じゃないのですがほっこりしました。ワトさんの鉄柵をヒラリと飛び越え、鉄柵スワンダイブエルボーはこの試合の白眉でしょう。華やかで威力を見せてて素晴らしく、好きです。それにあまり多様する印象はないのですが、やっぱりワトさんもジャーマンスープレックスホールドがめちゃくちゃ綺麗。好き。試合そのものも良いのですが、不気味なSHO、熱いワト。ライバルとしての二人の関係がこれからどんなふうに醸成されていくのかしら。ドキドキします。

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3.エル・デスペラード - 金丸義信 (4点)

この試合が嫌いな人っているの? いや、いない。そんな気持ちになってしまう試合。最初のウッキウキデスペラードさんに、Jrタッグリーグの外道・東郷神にウッキウキのぴょんっぴょんで出てきたのを思い出して心の傷が開いてしまい「ウグッ」となっていたのですが、それはそれとして。最初の茶番から一転、こんな試合もあるんだ、こんな面白さもあるんだ、とほえーほえーするしかできず、大変楽しかったです。面白かった。この試合嫌いって言える人なんているか? いいや、いるわけないね。というおきもちです。バクステコメントでチャンピオンが独立? を示唆するようなコメントを。これでめちゃくちゃ爽やかに発展的にコンビ解消されたりしたらドキドキしちゃうけど、まあないんだろうな。

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4.高橋ヒロム - エル・ファンタズモ (3点)

執拗なチェック要請からアイムソーリー、ソーソーリー、ごめんなさい(深々)と来て背中引っ掻き。時間をたっぷり使った茶番すこ。しかしあまりに右足ばかりに注目するから、近所の席だった小学生と思しきヒロムファン男児くんが「ねぇ……今日は左に入れてるんじゃない……?」って心配そうに言ってて「奇遇じゃねえ、おばちゃんもそう思うわ!」と内心で激しく同意したりなどしつつ。悪いことをしたら謝らなくてはなりませんが、謝ってはならない場面もあるのだなと。今回の右足冤罪がどっちだったかは分かりませんが。最後にサドンデスをヒットさせてはいても、もうフラッフラのELPが倒れ込みつつそのままフォールをする様は絵になりましたねえ。マイクではジェイの名前を出して意味深な態度のELP。これはリーダー簒奪匂わせ? BCの御家騒動に発展するんでしょうか。ジェイはどうする・どうなるのかなあ。

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5.田口隆祐 - DOUKI (2点)

なんでコレがここなのかほんとに分かんないくらい好きなのですが。田口さんが黒いマスクつけてDOUKI棒持って出てきた時点でそんなもん「好きーーーー!!!!!」ですよ。やっぱりセミやメインに良い試合がくると第一試合の悲しさというか下の方になっちゃうのかもですね。単純に楽しい試合で、今まで知らなかった知識(乳首ドリルすな)を強制的にインストールされた人が少なくない数いるのだと思うと、微笑ましい気分になります。試合後の田口さんツイートで英語圏にも伝播してしまったし。これで7試合を終えて現状4点のDOUKI・ワトは残り全勝してもSHOの12点まで、しかも直接対決を未消化(12.11姫路)ですからどちらかは敗退確定ということですよね。なんでみんな優勝できないんだろうな……。

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6.ロビー・イーグルス - BUSHI (1点)

テーマが薄いせいでしょうか、私が次のYOH石森戦に意識を飛ばしてたせいでしょうか。決着がギブアップで「せやな」ってなったからでしょうか。ほとんど記憶がないのです。他が濃すぎたのかもしれない。已む無し。

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さて、所沢。サムライTV放送席もあります。ワールドも配信されます。今BOSJ最初で最後のメインを務めることになりますね。努めて真っ直ぐ見届けて応援してきたいと思います。……サイン会、久々だなあ、嬉しいなあ。

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