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21.12.05(日) 9.ツインメッセ静岡 南館

静岡だ! さわやかだ! げんこつハンバーグだ! ってことで開店直後の新静岡セノバにある炭焼き さわやか に寄ってからいきました。あの値段であのハンバーグ食べられるの嬉しい。げんこつハンバーグをオニオンソース、きざみわさびトッピングで間違いなし。静岡すごいと思う。

遠征先としては、個人的に新所沢より近く感じるほどでw 行きも帰りも楽ちん。BOSJもほんとに佳境に差し掛かってしまいました。終わるのやだよう寂しいよう、BOSJが本当に好き。

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1.YOH - 金丸義信 (6点)

白星先行! 連敗からの連勝で、これもまた黒→白なんだね、なんて思っています。大阪での顔見せの前に、今はまたさっぱり音沙汰のないInstagramにてUPされた黒が白に変わっていく動画みたいね。コスチュームも、勝敗結果も黒から白に変わっていく。でもYOHさん自身はなにも、本当になにも変わってないように見えて、それがすごくファンとしては心強いです。そしてその言動は「ファンではない(もしかしたらアンチと呼ばれるような)ひと達に、無言でケンカを売ってるのかもしれない」と思うのです。何も変わらないのではなく、何も変えない。気に食わないならそれでいいよ、と突き放して煽っているように見えると言うか。試合から話が逸れましたが「大して何も変わっていない」YOHさんのトラースキックとファイブスタークラッチが猛威を奮っていますね。バク転避けの芸術点が(金丸さんの低空ドロップキックが早くて美しいので余計に)高くて嬉しい。デスペラード戦から引き続いての左膝狙いに苦しんで、普段はできる動きが出来ず、新技初披露の実験台(?)にもなり……。追い込まれていく中で繰り出され、カウンターで決まるトラースキックってコレ、結構理不尽じゃない? 早くて綺麗で高いから説得力も相応にはあると思ってはいるのですが。それにしてもトラースキックでの逆転を追い風として受けて、足4の字へ移行する隙をついたファイブスタークラッチで勝利。金丸さんが腰を押して返そうとした所為でかえってきれいに両腕のクラッチが効いたように見えました。すっと決まってきれい〜嬉しい〜。すき。……ところで、スターゲイザーからのOutOfPrintちらっとも見えてこないのですけど、どうなってます? 温存ですかね。カウンターで抜くスターゲイザー、楽しみに待ってます。そしてYOHコレクションですが、ぱっと見は今までで一番シンプルなカットソーですけど、袖が凝ってますね。アームカバーを付けてる左袖は半袖、右袖は長袖でした。あれコレ槇原敬之の「冬がはじまるよ」の歌詞に出てくる半袖と長袖のシャツ」なのではないか!? と思ったりしました。違うか。

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2.マスター・ワト - 高橋ヒロム (5点)

ワトさん! ワトサンがんばれ、勝て勝て勝て! の気持ちで見ました。くそーっ。でも楽しい試合だったなあと。この試合で一番好きなのはどう考えてもワトさんのジャーマンスープレックス・ホールド! 美しい……ヒロム選手が受けたからこそ、という視点も一応忘れずにいたいですけど、いやあ……きれい……大好きですね。三澤威トレーナーのブログで「ブリッジにはどうしても賞味期限がある」なんて書かれてたのを読んだ記憶があるのですが、人生における期間限定であることが感覚で理解できるような美しさでした。好き。試合時間がさほど長くないこと、完全燃焼に向かって疾走するような試合展開、いろんな意味で好みに合致する試合だったと思います。なので試合前の因縁つけ合いや結末がびっくりして好きだと思った3位と比べてどっちがどっちか悩んだのですが、試合が好き! と言いきれるこっちをこの日の2位にしてみました。

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3.ロビー・イーグルス - SHO (4点)

ここでか! というのが一番の感想です。BOSJ28期間中に来るか来ないか、来ない確率の方が高そうだなと思ってた展開がここできました。murder machineがプロレスルールに於いて「制圧されて」負ける展開。vs金丸選手では決着後に完封されてはいても、プロレスルールでは飽くまでも丸め込まれての負け。vsELP選手ではそもそもの「疑惑の右足」でありしかも下腹部。それとは全く趣の異なる負け方です。YOHさんが「自分よりよほどCHAOSに馴染んでいた」と言うSHOくんは、ロビーのことを強くて可愛いとPodcastで絶賛していたこともありますし、仲良くしていたんだと思います。それにBCからCHAOSに来たロビー、CHAOSからBC(HoTですけど)に行ったSHOくん、示唆的なものがあるようには見えますしね。ここで来たのも納得できるな。ロビーとしては前チャンピオンとして「何が何でも勝つ、というスタイルにだって、穴は、弱点はあるぞ」と見せつけるような完勝でした。BCのヒールスタイルに馴染めず移籍してきた(?)ロビーだからこその立場で役目というか。オスプレイは……うん……その……(目逸らし)いやー、それにしてもなんなんだろう、謎の語尾。方言のイントネーション? 胡散臭い怪しいキャラとして? なんなんだろう「ロビーちゃん! 久しぶりやのう!」なんなんだ……(頭を抱える絵文字)あ、そのあとにウルフパックしてみせるSHOくんは可愛くて不気味で最高だなと思いました。「あっ、こっち!?」じゃないのよ。くっそう。好きです。YOHさんのことはYOHちゃんって呼んでくれないのに……。姫路では呼んでくれるかな? (くれないと思う)

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4.田口隆祐 - エル・ファンタズモ (3点)

デスペラード選手をして「参考にならない」試合。生で観てあれだけゲラゲラしてしまったのに、ワールドで見直しても何回でもきっとゲラゲラできるだろうな、と無駄に強い確信があります。プロレスに全く興味がない母に矢野vsカバナを観せて「バカでー! この人ら、バカばあじゃわ!」と笑ってるの観て楽しかったので、今度はコレを何とかして観せることができないかと画策中です。田口さんのバクコメの「広い新日本ジュニア、これも新日本ジュニア」「あれもある、これもある」という発言に深く賛同の意を示したいと思うわけです。こればっかりでも困るけど、これが無いときっと寂しい。リストロックでギブアップとなってますけど、直接的な原因は……うん、下腹部(意味深)蹴られてますもんねえ……? お大事がたいへんなことに。お大事になすってね。

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5.BUSHI - エル・デスペラード (2点)

本当に評価が分からない試合をされるなあ、BUSHIさん。うーん、YOHさんファンとしてはブーメランがぶっ刺さってくる発言の自覚はあり。この試合に限って言えば立ち位置は明確で、どちらもベビーフェイスではないけれど、ヒール同士って感じも別に強くはない。それよりはデスペラードは圧倒的な強者として、そして相対的にヒールとして立っている。ヒールでもなくベビーフェイスでもなく、チャンピオンに挑むレスラーとしてのBUSHI。明確になって観やすかったのはイイ点だけど、なんかこう一方的だな……という感覚が強かったです。口撃で揺さぶって行くデスペラードは好きなはずなんですが、なんかこう、観客を意識過ぎてるような気がして、反応を気にされ過ぎてるような感覚になって、ちょっと居心地の悪い気持ちも味わいました。これは何でかな、ノリきれないってことなんだろうかしら。

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6.DOUKI - 石森太二 (1点)

こっちもヒール対ヒールではありつつ、全然そんな感じを受けなかったやつですね。正々堂々とDOUKIさんもバクコメでいってましたが、ほんとそんな感じ。そんでもって実力で望んで実力で勝敗がついたように見える試合でした。あ、コーナーマットはずしは悪か、悪だった。下からするるっと外してリングに戻って背中で隠すのは結構好きです。ンモー! またいたずらしてる! みたいな気持ちになります。マットなしのコーナーで左肩含めて痛い目に遭うのが相手選手の定番なのに「だから強い」にはならないまま、「石森強い」になるのすごいと思います。ラストはラ・ミスティカからガッチリ決まったBone Lockであー、と。凄いし、強いわー……。

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いま、羽田空港で松山行きの飛行機待ってるところです。残す公式戦は今日を含めて二試合。八幡浜で、姫路で、両国で、どんな結果が待っているのか、怖いけど怯まずしっかり見守りたいと思います。

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