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21.12.08(水) 10.八幡浜市民スポーツセンター

正直一番の難敵大会でしたが、一番のお目当てでもありました。昨年夏の八幡浜・宇和島二連戦に続いて今年もお邪魔しました愛媛県! 学生時代に5年間を愛媛県越智郡上島町で過ごしていましたが、松山とかはほとんど縁がありませんでした。ほぼ因島でほぼ広島だからね、仕方ないね。

宇和島大会は発熱者が出たことから開場後中止になり、それ以降の開催は現状未定ですが、それでも八幡浜に行けたのは嬉しかったです。松山市駅前のカフェで美味しいご飯を食べたり、八幡浜のフジグランで八幡浜港産の地のものお刺身(真イカ・真あじ・太刀魚)買っておいて宿で晩御飯にしたり、美味しい愛媛遠征でした。ツマまで綺麗にたべちゃったよお刺身。ほんと美味しかった。

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1.YOH - エル・ファンタズモ (6点)

勝ちも負けも推しが出した結果なのだから全部を丸っと受け止めるのだと、そう考えながら臨むようにしているのですが、もうBOSJ28も事ここにいたり、んなこと言ってられっかチクショウ! という気持ちです。やだやだ勝ってくんなきゃヤダヤダ! と対戦相手のファンだってそう思ってるわけで。応援して見守るしかできないのですけど。ELPは3Kが最後にベルトを取られた相手で、その時は土壇場からの理不尽な踏み付けからのサドンデスで負けてるわけですから、借りは返さなきゃいけない訳です。でもここのところ猛威を奮ってるYOHさんのファイブスタークラッチは、ELPに対しては一昨年のBOSJで見せてるしなあ……とちょっと不安で、幕張のあの試合よりいいものになりますようにと祈る気持ちでした。あの時は圧倒的に強者としてのELPに対し、弱者としてのYOHがロッキーの力を借りつつ丸め込んでジャイアントキリングを達成したという展開でしたか。そんな感慨を覚えていたら、ンモー、ちくびですよ、ちくび。後日配信で情報がないことを良いこと(?)に、フォロワーさんに「(勝つには勝ったが)乳首が無事じゃないんですけど!」と報告したところ、何がどうなったのか乳首を犠牲にYOHさんが勝ち点2を挙げたことになっていて、あれ? よく分からんことに……。まあちくびはふたつあるしね。ふたつでひとつの概念だから勝ち点みたいなもんでしょう。多分違うけど。背中を引っ掻き返してみたり、タイムを掛けようと哀れめかして請うてくるELPを無視したり(当然ですけど)対等以上で試合ができていることが嬉しかったです。圧倒的成長。前向き。足踏まれて前述のジュニアタッグ選手権試合を連想して内心悲鳴をあげ、羽根折り固めでハラハラハラハラして、結局(下ではない)腹部にサドンデスを受けるも、ムーンサルトプレス自爆の隙にファイブスタークラッチ。ひー、サドンデス貰っても勝てるんだ、びっくりした。後で写真とか見直す限り、ソバット気味に入っていて綺麗なトラースキックの形になっておらず、下腹部ではなく胸部寄りで受けたからナントカ、ということなのかなと勝手に納得したり。下腹部に受けたら時間差(SHOくん)だったりリストロック(田口さん)でタップアウトなわけですもんね。そんで、私のBOSJ全通に花を添えてくれていた毎回変わるYOHコレクションは、どんどんラフになり薄着になり、とうとう両袖が半袖になりました。姫路はタンクトップ説出てて笑っちゃった。アームカバーがない右腕だけが露出してるの、なんか、こう、イイっすね。えへへ。姫路のガウンは9.4まで使ってた黒基調のアレを持ってくるかも、とか。開幕戦の11.13と同じかも、とか。色々予想してるんですが、どうなりますか。袖なしでも良いけど。YOHさんからすれば「ケンカ」だけど、SHOくんからは「次のやつ」「秒殺」なわけで、どういう展開になるのかさっぱりわかりません。murder machine語録的には「苦戦=秒殺」のケがあるのでそうなるのかな。よーちゃんって呼んでくれるかな。秒殺予告なら引退宣告はもうしてくれないのかな、どうかな。全くさっぱり想像が出来ず、実感も湧かない最終戦です。終わった頃、どんな感情になってるんだろう。

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2.田口隆祐 - エル・デスペラード (5点)

ジャングルの王者ターちゃんみたい、と評していたデスペラード選手に「さすが同世代、信頼がおける」なんて笑ったのですが、田口さんは真剣にあの試合ができるのは本当に凄いんだなと思います。絶対ニヤニヤしちゃうじゃん、面白いって思っちゃうじゃん、でも真顔。でも真剣。でもでも本気の本気でマジなので。すごい。好き。デスペラード選手としては別に2点もらえるならそりゃそれで、というスタンスなのに場外カウントが進んでいく様は「それだけ」のことなのに面白いのがおかしい。余計に笑っちゃう。「金丸さんは尊敬できるけどなァ、コレは尊敬できねェ」って言い放ちつつイライラしてるデスペラードさん可愛いよ。なんていうか青くさく見える、お子様っぽく見える。監督マジック。「作戦通りやってくれよ!」というめちゃくちゃ無責任な逆ギレは笑うなと言っても無理っすよそんなもん。味方じゃないんだぞ、相手だよ。笑うわ。しかし足を曲げ伸ばしすることでお尻を当てるあの攻撃とか喰らう方かわいそうすぎませんか。お尻を椅子でぶっ叩かれるのが可哀想じゃないとは言いませんが、なんていうか顔面で臀部を撞着するハメになるとか、こっちの方がゾッとしちゃう。マフラーホールドにとったと思えばアンクルを取られ、全体的に「監督こっわ!」ってなるんですけど、1番怖かったのは股間にぶち当てられたやつですね。うっかりとは思えない。狙ってやったならとっても怖い。ヌメロ・ドスでギブアップ勝利したはずなのに、股間押さえて汗びっしょりで(冷や汗だったりして……)ヨタヨタ帰って行く様はなんていうか田口隆祐に心胆寒からしめられたというしかない光景でした。怖い。

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3.石森太二 - SHO (4点)

公式にも宇和島市の近隣で「準ご当地」と言われている八幡浜。SHOくんの出番だと察した瞬間、治安が悪悪になる八幡浜のお客さんに正直笑いました。他の選手の時にはそんなことなかったのに、複数人がバババッと席を立って花道にケータイ向けてんだもの。悪い子になろうがどうしようが、おらが村の田中翔なのかなと思ってしまい、普通なら不愉快になるところでホンワカしてしまいました。ダメですよ! 本当はダメですよ、ご自分のお席でご観戦くださいですからね! 試合開始と同時に勝ち点をおねだりするSHOくん、提案に乗ったふりして嘘をつく? 石森さん。嘘つき嘘ついたと喚くしょーくんは駄々っ子のようでしたね。たまに混ざってくる「おんのれえ!」が異彩を放っとるんよ。同門対決というよりは挑発しあってどっちが上かマウント取り合うような、真剣勝負とはちょっと違う感じの試合だと感じました。これはこれで楽しいし、観れるとお得感がある。剥き出しコーナーポスト関係の攻防がエグさで浮いてるような気がするよ。レフェリーバンプを踏まえて、そっから石森さんが時々やる「相手にベルトを押しつけてオレがベルトで殴られましたのフリ」祭り。わたしコレ大好きなんですよね、幼児みがある。コレでSHOくんが一発反則負けでもいい、と思う程度には好きです。よくないけど。結局その後は後ろ足(?)でスコンッと下腹部を蹴られて丸め込まれてSHOくん敗戦。3K時代、なぜかウィスキーミストとか毒霧とかを喰らうのはSHOくんの方が多くって「顔にかけられる担当とかあるんかな?」なんて思ってたんですけど、今のしょーくんはヤる側でもヤられる側でも下腹部づいていますね。いや、でも3Kの時もどっちかというと下腹部狙われてたのSHOくんだったかな……。

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4.高橋ヒロム - DOUKI (3点)

後楽園の高橋ヒロム復帰戦と同じカードでそっちと比べられるんだろうな、と思いつつ観戦。いずれにしろ、高橋ヒロム選手に対する「好き度」はさほど高くないので斜に構えて見てしまいがちです。なんていうか全力振り絞ってぶつかって轟沈する様を見ていたような気分になりました。バクステコメントのDOUKIさんが「俺の生きがいはまだあるわ」とまとめたのはすごくいいな、100点だなと思います。DOUKIさんが勝つ時ってどんな景色が見えるんだろう。それはすごく気になるし、応援したくなるし、その瞬間に立ち会えたら嬉しいだろうな。

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5.ロビー・イーグルス - 金丸義信 (2点)

ロビーがランミラーで快勝、って結果があるせいか、普通に良い試合でした、という感想になります。エグさvsしつこさ、みたいな違った特徴のある脚責め対決。当たり前に上手い二人が当たり前に上手い試合してるんだから、そりゃ面白いよな〜っていう。正直YOHさんの出番前まではなんかこう、緊張しすぎてて記憶がふわふわなんですよね、その所為もあるかもしれない……。

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6.マスター・ワト - BUSHI (1点)

試合順のせいもあるかもしれませんが、なんか、こう、BUSHIさんあっさり負けるな……と。ワトさんの動きが良いからなのか、なんだか精彩を欠いているように見えたBUSHIさんです。ワトさん的には一勝でも多く勝たなければならないBOSJということで、結果が出てよかった! という気持ちがもあるのですが、うーん。

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と、今、姫路駅前でコレ書いてたんですが、まだまだ実感が湧きません。

一番楽しみにしてた試合のはずなんですが。一番どうなるか分からない試合なんですが。チケット完売の最終公式戦、FC先行ロイヤルシートなのに7列目とかいう××××な状況ですが、楽しんできたいと思います。ここまで来たなら、両国の優勝決定戦にYOHさんが立つことを願って祈って期待して、今日に臨むしかないですね。よっしゃ、今日も楽しんでまいります!

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