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14年前のガンダム(ほぼ)全話感想

mixi時代、CSの毎日放送を観ながら毎日ほぼ全話感想を日記に投稿していました。
懐かしくなったので転載してみました。

ガンダム1話 ガンダム大地に立つ!! 

超駆け足、怒涛の展開。アムロは勇敢だが、わりと行動が唐突。
シャアもいきなり「認めたくないものだなあ」
あれは誰に対して言ってるんだろう?

イデオンに続いて、ガンダムも面白いなあ。毎日楽しいです。

CSでこの前クールにTV版イデオンをやっていて、こちらは大人になってから初見だったので大興奮してたんですね。mixiで。

ガンダム2話 ガンダム破壊命令

2006年11月08日00:33
せっかくなので、まっさらな気持ちでガンダムの感想を書いていってみることにしました。

展開はやすぎ。出航から初戦まで一話。
ナレーションでさらっと人口の半分死んだとか言われて絶句。
シャアという人は通常の三倍で凄い強いらしい。だから凄い服なのか。
ビックマウスのわりには、ビビッて帰るシャア。
とにかく、ガンダムという主人公ロボットの性能が恐れられる。
2話にして、完全にガンダムを乗りこなすアムロ。さすが主人公だ。
ブライトさんは大人だ。
恨んでくれていい、とかなかなか言えない。

これが地獄毎日感想の始まりであり、14年後にまとめてるとはこの時は思いもしなかったのだった

ガンダム3話 敵の補給艦を叩け!

2006年11月09日00:55
怒涛の1、2話と違って、突然普通のテンポに。
ディテールを描き始める。
カタパルト発進はすでに完成している。カッコイイ。
ブライトさんがんばっているのに、皆で悪口を言う。
もう負け癖のついているシャア。
素手で戦って効かないからといって
「連邦のモビルスーツは化け物か」は言いすぎ。
コンテが完全にボクシングアニメ。
とにかく皆がガンダムの性能を賞賛する。
畳み込むように事態が転換し、妙に現実感を欠いたまま勇敢さを見せるクルー。
意図的かはともかく、不思議な印象。

ガンダム4話 ルナツー脱出作戦

2006年11月10日00:33
出ました、「分からず屋の上司」
アムロとブライトいつの間にか息ピッタリ。
相変わらずの勇敢っぷり。
また潜入作戦に出るのシャア。毎度詰めが甘い。
ガンダムと並んで、シャアが凄いことも毎度強調されるな。
後半にアムロの成長を描くためのお膳立てなのだろうか。
(↑真っ白な気持ち)
艦長の死が、意外に淡白。
しかしテンポが速い。

ガンダム5話 大気圏突入

2006年11月11日00:48
敵が5機も襲ってくるのに、バズーカ一丁で放り出され
弾切れしたら「これしかない」とモーニングスター(ガンダムハンマー)を渡されるアムロ。
剣闘士級に大変だなあと思ったら、バズーカより遥かに強いハンマー。
大気圏突入がタイムリミットの展開はイカス。
思いのほかあっさり大気圏突入するガンダム。案外冷静なクルーたち。
全体的に演出が、煽ったり引っ張ったりしないなあ。
耐熱フィルム凄いビジュアル。どういう理論で冷やしてるのか。
色々あったが結局今回も「ガンダム凄い」というところに集約。
耐熱フィルムが凄いんじゃないのか。

ネタにされがちな耐熱フィルムですが、使い捨てで燃焼させることで耐熱するという設定は結構かっこいいと思うんですが、見た目がな・・・

ガンダム6話 ガルマ出撃す

2006年11月14日00:41
突然イライラしはじめるアムロ。
危機を、切れた勢いで切り抜ける、そのガンダムの無敵っぷり。
他クルーと溝ができ、なんだかグッタリ部屋に引きこもる。
迷走気味だった演出が、カチッと決まってきた感じ。
「千本切り」監督の実感なのかとか邪推。
シャアのシャワーシーンや「兵が見ている」等女性ファンサービス満載。
作画が、これまででダントツに良かった。安彦さん作監回。

ガンダム7話 コアファイター脱出せよ

2006年11月15日00:38
老人の固執によるストライキと、若者達の若さゆえのリスキーな作戦が、対比的に同時進行する。
同時進行によってダレないし、結局両方失敗に終わるのも良い。
いやー地上に降りてからめちゃくちゃ面白い。
ミライさんの声では起きないけど、セイラさんだと起きるアムロ。
笑顔で残酷なことを言うセイラさん。「高めの女」は怖いな。
チャチャを入れるカイというキャラも、ここでグッと効いてきましたね。
カイって富野作品でも、この後あまり見られないキャラのような。
カタパルトを動力直結で弾道軌道とか、コアファイターを回収する初出システムとかはご愛想。って言うかそこも魅力。

ガンダム8話 戦場は荒野

2006年11月16日00:36
偽装作戦である意味民間人を利用したホワイトベースと対比的に
民間人とジオン兵の交流を描いて、逆の視点を見せる非常にテクニカルでよい話。
普通に面白くて特に書くことも無いが、ガルマのヘタレが徐々に強調されていって上手い。
さらにガンキャノン初出動と、見所万歳過ぎ。

一社提供どんべいのCMがウザイ。
ガンオタなんてカップうどんでも食っておけや的な侮りを感じるぜ。
大体あの演説してる人はダレなんですか。大仰な。(真っ白な気持ち)

ケーブルテレビ視聴なんで同じCMが流れまくりだったんですね。
https://www.youtube.com/watch?v=WT6JJh9QDag
ネタバレだけどガンダム知らないでCSでガンダム観てる人居ないか…

ガンダム9話 翔べ!ガンダム

2006年11月17日00:52
いきなり出撃拒否児のアムロ。
そんなアムロを正論と天然女の子っプリで追い詰めるフラウ。
「セイラさんに相談しようか?」ですよ!
子供の頃はフラウに気の無いアムロの素振りにいらだたしく思った気がするが
今見ると、フラウ結構きついなー。
「親父にも殴られたこと無いのに」シーンは、思ったより男臭い。
八艘飛びバリのガンダムの雄姿。「飛べない」という足枷があるからこそ、カッコイイ。
シャアの策略も徐々に明らかになり、ジオン側も描きつつ
さらにT光背負ってマチルダさん登場。あいかわらず話の密度が凄い。
鬱→復活→勝利→新キャラ登場で1話。1話完結に限りなく近いのだなあ。
マチルダさん「始めて知る女性の香り」とか言われて、セイラさんの立場は。

ガンダム10話ガルマ、散る

2006年11月18日00:39友
1話、1作戦で、バリエーションもあるのが面白いですねえ。
ガルマ、彼女が出てきた15分ほど後に速効で死亡。
富野ワールドで、金持ちの彼女作って「この戦いに勝ったら」なんて言ったらそれは死ぬ。
うかつだ。
ガルマを騙すときにシャアが「弔いをさせてもらう」発言。
それは・・・ザビ家の説明も直後始めてされるのに、難解すぎるのでは・・・。
ガンダムって「ドラマとか設定が難解」と言われがちだが
どちらかというとドラマはわかりやすく、設定そのものよりも
これは富野アニメ全般そうだが「設定を極力説明しない」ということが難解なのではないかと。
でもそこが好き。

先週のアムロ鬱はすっかり回復。マチルダさんのマの字も出てこない。
ツギハギのようでいて、全体を見るとちゃんと大筋がある、不思議な感じだなあ。

アムロが飛び乗るバンクがかっちょ良いですな。
安彦絵は語られつくしていてあれですが、下半身がかっこいいなあ。

ガンダム11話イセリナ,恋のあと

2006年11月21日01:27
ザビ家の家族登場。宮殿?のデザインが超凄い。悪っぽいね!
突然に登場したばかりの家族のドラマが展開する。飛ばしているなあ。

なんでかガウを指揮してるイセリナ。
前回の馬鹿っぽい女として描かれていることで、ギャップで悲壮感増強。巧いなあ。
「カタキ」と言われることによって、アムロが間接的に罪を意識するという展開が素晴らしい。

空中のガウを易々と八艘跳するガンダムとガンキャノン。
落下するも楽勝で着地。凄いぜ。
「安全弁が機能してジャベリンにならなかったんです」
とのことでジャベリン登場。
どのようにサーベルと機能が違うのかはともかく、なぜ柄が伸びるのか。
ガウを真っ二つにする強さ。
ガウのフラップをガンダムで曲げると、シンクロして蛇輪が回りパイロットがこける演出に驚愕。
油圧なのか!!

とにかく毎回必ず新キャラか、新メカか、新武器が出てくる。
その要素の多さが良い。

ガンダム12話 ジオンの脅威

2006年11月22日00:41
ランバラル登場。
この人はいつも戦場に嫁連れてくるの?
「ザクではない」モビルスーツの武器が反則に強い。
冒頭の鬱がCMあけに治るアムロ。さすが展開が早い。
シャア、白スーツにグラサンでブランデーを飲みながらビシッと「坊やだからさ」
とはいえ、続けて観るとこの台詞にも前フリがあって、さほど違和感無い。服装はともかく。
ザビ家の動向とか、フラウがガンダムを英雄視してる感じとか、
ミライさんとブライトさんが良い仲になっていく感じとか、ちゃんとドラマとプロセスが描かれていますねえ。
ミライさんは気の利く女性だなあ。モテモテなのはわかる。
リュウさんは見た目もおっさんだが、心も大人だ。
アムロを気遣う大人っプリ。

ガンダム13話 再会,母よ…

2006年11月23日00:52
この話は脚本が素晴らしいですねえ。
さすが星山さん。
コアファイターをどかせって言われた後、母親と再会して水を差される感じとかいいなあ。
人形の扱われ方とかも分かり易いですが、良いですねえ。
保守的ゆえに子供を傷つける親。
過ちを繰り返しとるわけですね。
「親」と「上司」がお世辞を言い合うっていうのが
凄く共感できるけど、他の作品ではなかなか見られないシチュエーションですね。
子供の頃漠然と「大人な感じ」と思ったが、今見ても大人だなぁ。
再開したその話ですれ違い別れる、この密度感。

そして、せっかくのしんみり良い話で
「コアチェンジ!ドッキングゴー!!」ですよ。
でも、そこもまた良いw

「コアチェンジ!ドッキングゴー!!」はかなり連呼されるのにいじられもしないし忘れられてますよね。結構好きなんだけどなあ

ガンダム14話 時間よ,とまれ

2006年11月24日00:40
作戦のバリエーション持とうとして、ちょっと失敗しちゃったみたいな話ですね。
狙いは分かるが、あまり上手くいっていない感じ。
全体的に浪花節って言うか根性モノっぽい。

冒頭マチルダさん再登場。
フラウ→アムロ→マチルダさんという片思い構造が明確に。
「深追いしないでねアムロ(はーと)」ですよ。

で、深追いしたら爆弾貼り付けられちゃって、除去作業。
恋ゆえにミスって窮地に立ったと思ったら勇気と根性で解決という、受け取り方の難しい話だ。
せめてあの爆弾に詳しい人は手伝ったらよかったんじゃないか。
でも最後、結局みんな出てきちゃうところは良かった。
アニメにはこういう人情成分が必要なんだよ!

最後の、「仕掛けたのはあいつらだな」はいらなかった。

ガンダム15話 ククルス・ドアンの島

2006年11月25日00:33
しまった!Aパート見逃してしまった。
せっかくのククルスドアンを。

あれですね。エウレカセブンに似た話ですねw
なんかジオンを描こうというのと、
ちょいといい話をしようとしてるのだけど、
地に足着いてない感じですね。
とりあえず、朝5時半のを録画します。

はい、録画を見ました。
なんか全体的に動機が今ひとつよく分からない話ですね。
グダグダなままに偶然にも!ザクが単機で!攻めてきて
なぜか頑なに一人で戦おうとするドアン。
アムロもあの「モビルスーツの格闘技というやつ」を教えてもらえばよかったのに。
パンチ一撃でザクを撃沈。Gガンの先駆けですね。
落ちも良く分からない。「戦いの匂い」ってなんだ。
とくにアムロとドアンたちの交流や和解のプロセスが無いのが凄い。

TV版の話題になったときにいじられがち話数二連。
急にエウレカの話をしだしたのは、2006年4月終わりだからかわりと流行りの話題だったからかと。
ロボが平和な島に落ちてくる、的な意味で言っているのだと思います。

ガンダム16話 セイラ出撃

2006年11月28日01:27
「ブライトの塩」じゃない回ですね。
マクベと「良い壺」登場。ランバラル再登場。
突然話が進みはじめる。
なぜか再びジオン圏内に入って合流できないし、13話で一区切りの後色々と大人な判断がなされたのでしょうか。
やはり前2話は浮いていて、「閑話休題」というよりは、どこに入れても良い話を繋いだという、スケジュール的都合なのでしょうかね。

セイラさんの暴走が唐突ですね。
ガルマ編のときは一切触れられなかった兄妹関係が、思い出し
たかのように動機として描かれる。
セイラガンダムが、カメラを指でグリグリされるところが良いですねw
さすが富野さん。
頭の四角いところがカメラだったと大判明。

やはりこの話で重要なのは、今まで散々褒め称えられていたガンダムがボコボコにやられ、アムロが乗ったガンキャノンが超強い、ということを描いたことでしょうね。
ガンダムではなくアムロが凄いんだということを、決定的にした。

と色々ありながら、全体として「塩を探す」エピソードでまとめられてるのがいいですね。
「塩」という単語が恐ろしいまでに連呼される。
物資が重要なんだというリアリティーを描こうという狙いもありつつ、
コック長がブリッジでうなだれてるコミカルさとが、程よい感じです。

2クール目の方向性を指し示した、良い話でした。

「ブライトの塩、じゃない」というのは、先輩がこの話数のサブタイを間違えていて、やたら塩の話をする変な話数だとイジるのが大学の時身内で流行っていたことを踏まえた、内輪ネタですね。
mixiなんで。

ガンダム17話 アムロ脱走

2006年11月29日00:48
家出編序章って感じの話ですね。
全く無意味に出てくる、ミライさんサービスカット。
アムロは、慢心がオタクっぽくていいですな。
子供の頃は怒られて悲しくて家出したとおもっていましたが
今見ると挫折を知らないアムロは屈辱に耐えられないからコミュニティーから逃げるしかなかったのかな、と感じました。
汚れちまった俺。
お話しを置くとすれば、撃墜王どころの話ではないアムロを外すのはありえないんじゃないか。

ガンダム18話 灼熱のアッザム・リーダー

2006年11月30日00:41
この話ぜんぜん覚えて無いなあ。

家出して案外あっさり追いつかれるのが良い。
フラウと対照的に淡々としてるクルー。
自分もつい2話前に同じ事したくせに、突然毒を吐きまくるセイラさん。こえー。
ネガティブ思考っぷりに磨きのかかるアムロ。

アッザム、1話限りジオン試作機第一弾ですね。(旧ザクを除けば)
キシリアとマクベが並んでると、なんか画的リアリティーが低下する。
局地的かつ地味な攻撃に、「高性能」だから耐え抜いてかつガンダム。

ガンダムがしゃべった!!
ハロより片言。

ガンダムがしゃべるというのもネタにされてきましたが、今日的にはサポートに音声認識UIがついてても全然おかしくないわけで、我々の未来感のほうがズレてたという。
ただそれならハロを組み込んだほうがっていう気はしますが。

ガンダム19話 ランバ・ラル特攻!

2006年12月01日01:27
なんて良い話なんだろう!
と思ったら星山さん。さすが。
作画のほうも安彦さんで良好。安彦回はポーズがカッコイイっすね。
捨て回はあっても、重要回はちゃんと外さずに高品質で
何のかんので、富野さんのスタッフワークの巧さを感じますね。
恨み言ばかりなわけじゃないぜ。

冒頭、いきなりランバラルに出会わずに、嫁さんが登場するのがいいですねえ。
良い女=BGT光
「あの人に勝ちたい」にいたるプロセスが素晴らしい。
「ロボットが凄い」ことにしなくちゃいけない商売的な要請と
「主人公が凄い」事にしたい作劇的な要請を
そのままお話の核に据えて、主人公の葛藤に昇華させたのが凄いですね。
物語にちゃんと「大人」がいる。
それは「大人」が作っている物語だから。
やっぱね!アニメは男を語るべきだよ!!

毎回、冒頭にドッキングが付けられ、強引にナレーションで繋げているところが悲しくも恥ずかしい。

ガンダム21話 激闘は憎しみ深く

2006年12月05日03:56
前回見忘れたら、知らぬうちにランバラル死亡してた。
今回は「好青年モード」のアムロ。
またもや「女の敵討ち」で、こういう話が好きなのかな。
そいうえば富野作品で散見する気も。
特攻を特攻で阻止。
やたらウェットでガンダムっぽくない話ですね。
みんなで号泣するところとか。
作画も荒れていてので、そういうローテーションなのかな。
そんな話で、たいしたタメも無く死亡する可哀想なリュウさん。
マゼラトップは何の動力で空中で静止しながら主砲を連射できるのだろうか。

ガンダム22話 マ・クベ包囲網を破れ!

2006年12月06日00:41
全体的に話がちょっとクドイ。
「プラスチック製だからセンサーに反応しない」という眉唾な理論をアピール。
リュウが死にブライトが倒れ、メインスタッフが抜けることで現場が立ち行かなくなる。
あるよねそういうこと。
グフが量産されている。早!
釈然としない解決法。
包囲網破って無いじゃん。
ちょっとクドイけど、死んじゃったリュウの名前を思わずいっちゃって言いなおすところが、良かったですね。
こういうサラリと実感のこもったディテールをこめられる反面、
設定のリアルさをこれ見よがしにアピールしようとするあざとさの、
そのギャップがむしろ魅力。

あるよねそういうこと。

ガンダム23話 マチルダ救出作戦

2006年12月07日00:33
Gファイターが出るよ!買ってね!って感じの話。
久々見るとGファイターは、キャタピラついてるわ、大砲ついてるわ、空飛べるわ、男の子の夢完備ですな。
といいつつも、ミライさんの成長と、セイラとの女の友情なんかを挟み込んでソツが無い。

ガンダム24話 迫撃! トリプル・ドム

2006年12月08日01:21
ドム&3連星初登場→ジェットストリームアタック→一人死亡
Gファイター&セイラ初出動
マチルダさん、記念撮影→死亡

毎度の事ながら話の構成要素が凄まじく多い。
そして毎度重要回は安彦作画で、はじめから劇場版作るつもりなんじゃないかと疑いたくなる。
特攻エピソードが続くのは、テコ入れなんだろうか。

良いとこなしのGファイター。
やはりドムはカッコイイ!!
何気に、アムロの額から初めてのニュータイプエフェクトが。
ミライさんの予知めいた発言もあり、物語がニュータイプに向けて舵を取り始めた感じ。

Aパートのマチルダさんがらみのシークエンスが、かなり気合が入っていい感じでしたね。
芝居がどうというより、表情とかポーズが良いなあ。

ガンダム25話 オデッサの激戦

2006年12月12日00:02
セイラさんGファイター練習
スパイ発見、追跡、正体を暴き
作戦突入して、3連星の2匹を倒しつつ
発射された水爆を叩き切って
勝利して、将軍と会談。
ここまで1話!
タメ一切無し!
アムロミラクル大活躍!!
三国志のような英雄っぷり。
凄いよ、普通じゃないよこのアニメ。
大局的な戦闘なんてどうでもいいのでナレーションで流す。
子供に受けないと言うのもあるのでしょうが、富野さん自身もあまり興味なさそうに思えますね。

ジェットストリームの無い2連星は雑魚。
アムロにも相手にされて無いし。

一部金田っぽいエフェクトが入ってたのは、やはり越智さんだろうか。

ガンダム26話 復活のシャア

2006年12月12日01:14
逆襲のシャアはこれにかかっとるのか。

魅惑の水中モビルスーツ編に突入です。
将軍の説明によると、ガンダムが呼び水になり、ジオンが躍起になってモビルスーツ開発に取り組んでるとの事。
その説明の後ろに表示される、これまたどう見ても水中用な魅惑のデザイン。
全部違うモビルスーツなんですか!?
と驚くアムロだが、正直画面上は同じモビルスーツに見える。

ゴックが水中より登場。
ゴック強えー!!カッコイイー!!
ほとんど扱いが怪獣ですね。
ガンダムもビビルその強さ。
5話以来すっかり忘れ去られ、久々登場のガンダムハンマーをあっさりキャッチですよ!
あのバズーカより遥かに強かったハンマーを!

大規模戦闘とかすっ飛ばしても、ミハルの振りとかをやりたいんだな。

ところで、ガンダムのゲームは数あれど、ここまで本編でフィーチャーされている「コアチェンジ」を本格的に扱ったゲームって無いような気がする。
まあ、あんまりガンダムゲームやってないからわからないですが。

今では考えられない初出ゴックの強敵感は必見
コアチェンジに対する自分の執着すごい

ガンダム27話 女スパイ潜入!

2006年12月13日01:24
たいした前触れも無く、ズゴック登場。
ズゴックというと、「神様なんて信じない僕らのために」のハジメ君のファーストキスの相手ですね。
ズゴックもカッコイイなぁ。

ミハルの話は、やはり良いですね。
大人な話だなあ。
ガンダムはリアルでも、難しくも無いけど、大人なドラマですね。
やはりフィクションの中の「嘘」って重要ですね。
カイみたいな天邪鬼なキャラにこういう話を持ってくるのは、ベタだけど良いですな。
ミハルはいかにもカワイイキャラじゃないところが、また良い。

ガンダム28 大西洋、血に染めて

2006年12月14日00:43
初のモビルアーマーってグラブロなのか!
Gアーマーが分離したあと、ガンダムの盾が空中で二枚重ねになる描写が酷い。
なんかこう、ふわ~~~っと。

ミハルが死んじまった。
「レバーを手動で」というのは王道エピソードだなあ。
死ぬところをカイが見ないのとかが良いですな。
中盤から明らかに自己犠牲エピソードが連発のような・・・。

戦闘が多く、水物の「水中モビルスーツ編」は、作画が辛そうですね。
今回は中プロ回。結構安彦修が入ってる感じ。

ガンダム29 ジャブローに散る!

2006年12月15日00:49
ゾック初登場。
目がヒュヒュッと動くところが、衝撃的。
ジム初登場。
ルンルン歩いてた。そしてシャアに瞬殺られる。
子供の頃もそうだったんだけど、今見てもジムは好きだなあ。

モビルスーツが赤いからシャアだと分かるアムロ。
うーん・・・。
歩行も3倍速っぽい。
あいかわらずアクションが凄くカッコイイ。
この感じはファーストだけなのでは。

やはり大規模戦闘はササッと終わらせますね。良いとは思いますが。
ジャブローに散ったのは、マチルダさんのフィアンセか。
ホントに特攻が・・・。
カイのやる気満々な台詞で、わりと先週の感動が薄れ気味。

全般的に作画が良かったですね。
モビルスーツのカットも良い感じでした。

ガンダム31 ザンジバル、追撃!

2006年12月19日00:40
キメポーズでスレッガー登場。
凄いキャラだなあ。
カツが「死んだリュウにそっくりだ」
子供っぽい短絡と言うことなのかなあ?

追撃するシャア。ビビルブライトさん。
特攻かけて「当たらないものだ、私が保証する」と言いながらスレッガーの弾が直撃。
奇襲ばかり仕掛けては失敗し、得意芸と言えば潜入。
だが、それも失敗ばかり。成功したことと言えばガルマへの裏切り。
劇中もドンドン左遷されて、この人のどこら辺がカッコイイのだろうか。

ビグロ初登場。
デザインが投げやりに感じるのは気のせいか。
水中シリーズのかっこよさに比べると大分見劣りするなあ。
しかし、なんでどれもこれも鳥顔なんだろう。
セイラさんが、パイロットがシャアなのではと心配するが
赤くないから違うに決まってるじゃないか。

安彦回。

え、あと1クールで終わり?

ガンダム32話 強行突破作戦

2006年12月20日01:39
1ヶ月以上も、毎日感想書くと
脳内で書いたつもりになって、気づくと書いてないという
超常現象が起こります。びっくり。

冒頭で、ザクレロ登場。
いまさらだけど、ザクレロは何でこうなったんでしょうか。
あれが威嚇効果とかいう説明は要りません。
ザクレロと、宇宙のガンダンクと、下半身Gファイターのガンダムと言う浮世離れした画に。
ザクレロ瞬殺。

カイ、ハヤト、スレッガー、セイラの4人がアムロ抜きで頑張る話かと思いきや
そうそうにピンチになり、ドラゴンボールの悟空のごとくにアムロ遅れて参上。
余裕で戦艦2席沈めるガンダム。まさに一騎当千。

あと1クールしか無いわりには、とくに話に進展が無いな。

ガンダム33話 コンスコン強襲

2006年12月21日00:46
冒頭ブラウ・ブロ初登場。
このところ冒頭5分は新作MS説明会で、本編と関係ないな。

青髭親父コンスコンがシャアに面と向かって
ドズルからキシリアに乗り換えて恥ずかしいと思わないか
何度ホワイトベースを逃がしている
と共感しまくりの発言。優秀な人みたいですね。
さらには
「何故マスクを取らん」
と核心を突いた発言までも。

アムロお父さんと再会。
ガンダムの両親描写は、ほんとうに救いが無いなあ。
前から思っていたんだが、開発から数ヶ月のガンダムに付けられる
古い機械ってなんだろう。

カムランさんはおいしいキャラですね。
逆シャアでも大活躍ですし。
ミライさんモテ王。

コンスコンはもっと評価されていい

ガンダム34話 宿命の出会い

2006年12月22日01:02
美しいものが嫌いな人がいて?美しいものが嫌いな人がいて?美しいものが嫌いな人がいて?美しいものが嫌いな人がいて?美しいものが嫌いな人がいて?美しいものが嫌いな人がいて?美しいものが嫌いな人がいて?

ララー初登場。
突然凄いことに。
雨にシーンはかっこいいですねー。
富野チックにファンタジーしてますね。
ちびっ子置いてけぼり。

アムロ父、ミライさんビンタ&カムランさん別れ、コンスコン特攻、アムロニュータイプ覚醒と盛りだくさん。
意外に作画があんまりよく無いですね。
劇場版は直しているのか。

ガンダム36話 恐怖! 機動ビグ・ザム

2006年12月26日00:32
珍しく戦争モノっぽい話。
ビグザムの演出はホントファンタジーですね。
スレッガーさんが死ぬところが劇場とちゃうね。
ほぼ戦闘なんであまり書くこと無いな。

メカ作画がかなりちゃんとしてる。

ガンダム37話 テキサスの攻防

2006年12月27日00:57
ギャン登場。
マクベ専用に開発したモビルスーツって言ってるからそうなんであって
実は量産機コンペ用のテスト機とか、そんな設定は却下。

ギャンって酷かった記憶があったが、意外に作画が比較的良好。
中プロ回。

ニュータイプに覚醒したためか、演出が変になってきた。
以前にフリもあったにせよ、どう大目に見ても
「アレは良いものだ」はよくわからない。
他にも
「小ざかしく・・・思う!」
「ドム!」
と全体的に変な感じだった。

ガンダム38話 再会、シャアとセイラ

2006年12月28日00:30
「綺麗だアルテイシア」
といった作画があまり綺麗じゃなかった。
セイラとシャアのすれ違いドラマは、今ひとつ引っ掛かりが無いのですが。
再度宇宙に出てからドラマが希薄だなあ。

ガンダム39話 ニュータイプ、シャリア・ブル

2006年12月30日02:30
また書いたつもり現象で忘れてた。

ニュータイプのシャリアブルは強いけど、アムロはもっと強いぞ!!ってはなし。
ニュータイプインフレするごとに、アムロ自身の描写は少なくなって、ドラマ性が失われていきますね。
ニュータイプ的カットが入ると何でもアリになってしまうのが、ちょっと。
ホームズがモリアティーが出てきてからつまらん感じに似ている。

ガンダムが凄いかアムロが凄いかという違いで、
線対照的に序盤の宇宙編に似てますね。
宇宙→砂漠→水中→宇宙
ファーストガンダムシンメトリー構造論を今思いついた。

「ファーストガンダムシンメトリー構造論」は読み返すまで14年間忘れていました

ガンダム40話 エルメスのララァ

2007年01月06日01:36
久々変なノリの回。

ガンダムパワーアップ、
ララア初陣
アムロVSシャア・ララア
「シャアが来る」が劇中でかかる
それをBGMにシャアボロ負け
見所満載。

マグネットコーティングの「理論上無限に速くなる」発言や
コーティング後のガンダムの無敵っぷりなど
激しくインフレ。

「シャアが来る」中の歌詞に反するシャアの負けっぷり
マグネットコーティング後のガンダムの空手みたいなポージング
と、久々観てもファースト中トップクラスのトラウマカット満載。

え、あと3話で最終回?まじで?
確かに話に落とし所がなくなってきている感じはする。

ガンダムの後番は、期待通りZガンダムです。
このままターンAで全肯定まで行って欲しい。

後番というのは同枠のケーブルテレビの話です。
ちなみに全話見たけど感想は断念した。

ガンダム41話 光る宇宙

2007年01月09日00:33
どりがえじの ずがないごどを じでじまっだぁ~~~。

あれ?どうしちゃったのこのアニメ・・・。
こないだまで男の生き方を語ったり、水中モビルスーツと戯れたりするアニメだったのに・・・。
これリアルタイムで観たら愕然とするだろうなあ。

せっかく積み上げたドラマが、戦場に濃縮されるというくだりは最高に面白いのに
ニュータイプ描写で希釈されてる感も。
やはり2001年が好きだからか。
ここら辺のリベンジは逆シャアでキッチリやってるのだなあ。
意外にも(スタッフロール上は)この回、富野さん演出も脚本もやって無いんですね。

全体的に作画良好でしたが
VSビットのガンダムアクション、カッコイイですね。
やはり板野さんでしょうか。

ソーラレイ発射で、珍しく引きのある終わり方。

ちょいちょい作画ネタ投げっぱなしになってますがコメ欄ではまあまあ盛り上がっていました

ガンダム42話 宇宙要塞ア・バオア・クー

2007年01月10日00:49
気休めやら、反乱やら、集団戦やら、最終兵器やら
「戦争アニメ」してますね。見応えあります。
実にめんどくさそう。
もう終わりだしやってやる!という気迫を感じますね。

「ジオン」グっていういかにも後の無いネーミングが負け発想。
メカニックの人は、名前も無いのに良いこと言いまくりですね。

明日で最終回かと思うと、寂しいような。

ガンダム42話 脱出

2007年01月11日00:44
最終回は圧倒的だなあ。

三角関係から残された野郎二人が、
生臭い感情を抑えつつ、議論しながらチャンバラしたあげく
女二人にたしなめられて
ずっとダメダメだったシャアが、最後に男を見せ、
ニュータイプが人助けの役に立って
カツレツキッカのおかげで
「僕には帰るところがあるんだ」

この一話で完全に収束させてる。凄い。
議論しながら戦わせたら富野さんは宇宙一ですね。
今日もガンダムがあるのは、最終回が印象強いからだったりするのかも。
ひいては、ガンダムにおける星山さんの貢献度は計り知れないですねえ。


感想マラソン終了。長かった。
ガンダムをじっくり見直せたのは有意義でした。
明日からはZですね。楽しみ。
もう二度と全話感想なんてやらないぞ!!

文句行ってますが、全話メモがあるというのは、ガンダムを思い出す時、オタク飲みの時など色々と役に立ちました。
劇場版だけでなくテレビ版も違った面白さがあるので是非観てみてください。
この時点で既に27年近く経っている作品なのに、それから既に14年経過してもいまだ色褪せないガンダム偉大すぎますね。

ガンダムよ永遠なれ!!


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