【ネタバレ注意！】『仮面ライダーOOO 10th 復活のコアメダル』を観てきた感想

3/13(日)に『仮面ライダーOOO 10th 復活のコアメダル』観てきました！
個人的にはとても満足した出来でした。
以下はネタバレになってしまうので、少し行間を空けて内容について書きたいと思います。

今回の見所は、タイトルにもあるように“テレビ版最終回にて消滅してしまったアンクの復活”。

物語冒頭にて、荒廃した世界で蘇ったアンク…しかも復活した理由についてはなんの説明もなく…というのは、最初観た時は驚いたというのが正直なところです。

しかし、物語の終盤にて映司の命と引き換えにアンクは復活した…というのがわかった時、腑に落ちました。

映司にとってみれば、昔戦場にて少女に手が届かなかったこと、そしてアンクにも手が届かなかったこと…この自責の念がこの10年間で彼に重くのしかかってたんだな、と。

そんな中で、“命”を代償にアンクを復活させることができる…ということを知ったのなら、映司は自分の命を犠牲にしてアンクを甦らせるだろうな、と思いました。

言葉悪いですが、映司ってそういう常人からしたら異常なことをやってしまう…どこか頭のネジが外れた狂人…というのをテレビ版見てた時も思ってたので、今回の映司の行動は受け入れられた…というのが正直なところです。

映司からしてみたら
・今回は少女を助けることができた
・アンクも甦らせることができた
という欲望を叶えることができたので、満足してるんだろうな、って。

残された比奈やアンクからしたら、受け入れられないところもあるとは思いますが…でも、個人的には今作が『オーズ』の完結編としてよくまとまってるな、という感想です。

その後、アンクが過去に戻ってMOVIE大戦MEGA MAXに繋がってくのか…と思うと、あの時のアンクのどこか浮かない表情も納得できるというか。(これは偶然の産物ではあるんでしょうが)

ただ、『オーズ』に関していえば800年前に石になったはずの先代オーズが甦ったりする世界観なので、映司が何かのキッカケで甦る可能性もあるにはあると思うので、それに関してはそれぞれの中でそれぞれの『オーズ』の続きを組み立てていくのが良いのかな？となってます。

とりあえず、今作を映画館で観れてとてもとても満足でした！
火野映司の永遠の旅の始まり、応援してます！