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出会いと別れ、また出会い

 こんばんは。久しぶりに日曜日の夕方に更新している。基本的にnoteは私が当直の合間に書いているが今日はたまたま気分的にこの時間に書きたくなったから書いている。なにかものを書くという作業はわたしは好きである。その時の気持ちだったり、その時の流れであったりを振り返るのに最適だからだ。もし自分が死んだとして、絶対家族にはこの記事を見てほしくないし、自分でも振り返らないからそこはあまり重要ではないかもしれないけれど。

 いろいろな話をいろいろな人としなければいけない職業でもある。看護師の話だったり、その彼氏の話だったり、あるいは研修医の話だったり。話せる話、話してはいけない話、絶対話せない話の3つがわたしの中ではあり、それを見極めて話をしているつもりだが、様々な事情を知りすぎてその境界が極めて曖昧になることがある。そこは反省の余地が若干はあるのかもしれないが、絶対話せない話に関しては口を割っていないわけでそこを「口が軽い」と言われてしまうのはちょっと腑に落ちないどころの騒ぎではない。そんな事情があり、MINAMO似の関係を持った女性に「あなたとそういう関係にあった過去を消したい」と言われてしまった。まぁそれはそれで仕方ない。私も3月には異動だ。連絡をする必要もないし、連絡を待つ必要もないが、どこかで待っている自分もいて、パズルは完成しているのだが、まだ足りないピースを探している、そんな状況にはある。パズルだって、別にその形に変えたらよいのに変えられない状況の自分に時折苛立ちすら覚える。

 セラフィックコールは新馬戦でレッドプロフェシーを大きく突き放しての快勝。その後レッドプロフェシーも勝ち上がり、セラフィックコールは連勝街道を突き進む。前走みやこSでは後方から一気の末脚で快勝。チャンピオンズカップにも期待したがやはりまだG1クラスではなさそうだ。けれどもここでG1のレベルを経験したこと、それがさらに中京だったことを考えると、次走こそ馬券的な妙味はありそうだ。馬柱の10着は消えることはない。

 離れていく人がいれば寄ってくる人もいる。先日の調教師の娘は何度も飲みに誘ってくれるようになった。人生なにがあるか分からない。馬乗りの技術の向上を目標にした1年だったが気付けばもう12月。なんにも出来ないまま1年が終わりそう。物事に遅すぎるというのはなくて、また始めればよい。梅酒を久しぶりにロックで飲んだ。気がついたらボトル全部なくなっていたが、あの何とも言えない氷の周りの、梅酒の砂糖が急に冷えて対流を作る感じに見惚れてしまう。

 この2ヶ月は「博多美人に再会するため」を目標にいろいろな仕事を頑張ってきたつもり。新たなお仕事いただき、新たな場所に行く機会も増えた。音沙汰はもちろんないし、スマホも「着信ナシ」状態で、ホラー映画よりもホラーだ。そもそも生きているのかすら怪しい。それでも何かと頑張れているのはやはり思い出は美化されているから。「過去を消したい」のは構わないが、過去を消したいというのではなく、「未来をもっと良いものにしたい」ための過程であれば、気の持ちようも変わる。

 日の出前に掃除をし暗い中で記事を書いていたが段々と外がオレンジ色に染まってきた。今日もみなさんが幸せに過ごしてくれることを願ってやまない。九州のあの方とまたお酒を飲めますように。


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