何の変哲もないただ幸せな日々
午前7時。
ひかる)おーい、○○〜。
ひかる)はよ起きんと遅刻するよー。
○○)ふはぁ〜、おはよぉひかる〜。
ひかる)おはよ○○。
ひかる)朝ごはん出来てるから顔洗ってリビングおいでね。
毎朝ひかるに起こして貰い、朝食まで用意してもらっている。
毎回申し訳無いと思っているが、ひかるはなんとも思ってないらしい。
ひかるに言わた通り、洗面所で顔を洗いリビングへと向かった。
ひかる)ご飯食べよっか。
○○)いただきます。
ひかる)いただきます。
今日の朝食は白ご飯、お味噌汁、焼き魚に漬物
どれもとても美味しそうだ。
○○)美味しいなぁ〜ひかるの料理は。
ひかる)ありがとう(笑)
○○)いや〜、ほんとに美味しい。
ひかる)喜んでもらえて嬉しいよ(笑)
そんな他愛もない会話を交わしながら朝食を食べ進める。
午前8時前
そろそろ出勤する時間だ。
ひかる)お弁当持った?水筒持った?パソコンは?携帯は?
ひかると玄関での最終チェックを行う。
ひかる)よしっ、忘れ物ないね。
ギューーーーーー。
ひかる)今日も○○がお仕事頑張れますように。
ひかる)よしっ、それじゃ頑張ってね!
ひかるは出勤前必ずおまじないをかけてくれる。
そのおかげで毎日頑張れる。
○○)ひかるのためにも頑張るわ。
○○)それじゃ、行ってきます。
ひかる)行ってらっしゃい!!
ひかるは満面の笑みで手を振って見送ってくれる。
それから数時間後。
やっと仕事が終わった。
帰る前に毎回ひかるに電話するのが決まりだ。
プルルル プルルル
ひかる)もしもし〜、お仕事終わったー?
○○)今ちょうど終わったところだよ。
ひかる)今日もお疲れ様、ご飯もうちょっとで出来るから早く帰って来てねー。
○○)分かった。
ひかる)気をつけて帰ってきてね。
○○)はーい。
ツー ツー
ひかるがご飯作って待ってくれてるから寄り道しないで帰ろう。
鼻歌を歌いながらひかるの待つ我が家へと向かう。
ガチャ
○○)ただいまー。
やっと家に着いた。
ドタドタドタドタ
ひかる)おかえりー!お疲れ様ー!
そのままの勢いで抱きついてくる。
ギューーーーーー
ひかる)今日もよく頑張りました!
帰ってきたら毎回やってくれる。
疲れが一気に吹き飛ぶ。
ひかる)今日のご飯は○○が大好きなハンバーグだよ!
○○)おぉ、まじで。
ひかる)準備しとくから、早く着替えておいで。
自室で部屋着に着替え、リビングへと向かった。
○○)おぉ〜、めっちゃ美味しそうじゃん。
ひかる)へへ、○○のために頑張ったんだよ。
ひかる)だからいっぱい食べてね。
○○)ひかるの料理ならいくらでも食える。
ひかる)もぉー、そんな大袈裟な(笑)
ひかる)早く食べよ、冷めちゃうよ。
○○)それもそうだね。
○○)いただきます。
ひかる)いただきます。
それから今日あった出来事などを2人で話しながらご飯を食べた。
晩御飯も食べ終わり、洗い物を済ませた。
お風呂も入り、寝る準備は万端になった。
ベッドで横になっているとひかるが隣に来た。
ひかる)もう寝ちゃう…?
○○)どうしたの?
ひかる)明日○○休みじゃん…?
ひかる)だからそのぉ……
何か言いたげな様子でこちらを見つめてくる。
ひかる)久しぶりにしない…?///
避妊具をこちらに差し出し、顔を赤らめながら誘って来た。
○○)いいよ、しよっか。
ひかる)ヤッタ…///
その後ひかるを思う存分可愛がった。
これが僕の何の変哲もないただ幸せな日々だ。