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あつみねソフトボール教室

昨年8月のクラウドファンディング「あつみねわくわくプロジェクト」のリターン、ソフトボール教室の日程決めから約7か月、3月9日、10日の2日間で待ちに待ったあつみねソフトボール教室を開催。
大会前に実施希望だったのでこんなに遅くなってしまい、しかもTOP代表合宿のコーチに就任したのを見て焦った焦った。
日本代表の沖縄合宿の日程にもろ被り・・・
大きな仕事を打診されたにも関わらず、今回予定通りこのソフトボール教室を開催していただいたこと、お二人の誠実さが心に沁みました。
先約だからと、代表合宿へは後半から参加されるとの事。恐縮すぎます。

初日は午後から北条北中学校へ。
愛媛ソフトボールクラブさんの中学生の部を対象に。
この日を誰よりも楽しみにしていた野間須先生は転任後の学校で別の部活の顧問をしていて、残念ながら試合と被って参加できず。

この日は雨がポツポツ降ったり、晴れたりの変な天気。とにかく寒かった。
最初の挨拶では渥美さんから、
「出来ないことが恥ずかしいことではなく、やらないことが恥ずかしいことだと思ってチャレンジしてみてください」と話がありました。
まさにその通り!!出来なくて恥ずかしいと思ってしまうお年頃ですからね。
恥じらいは成長の邪魔者です。

まずはアップから始まります。
足裏の感覚や地面の捉え方、ストップ動作の重要性、その動きはどこの筋肉を使っているのか、どの筋肉を使えばどんな動きになるのか。
私もなるほどと思いながら見させていただきました。
ソフトボールにはこういう動きがあるからこのメニューが必要なんだという明確な説明があり、よりスッと入ってきます。
元気いっぱいの中学生はキャーキャー言いながら走りますが、峰さん優しい口調でピシッと締めます。

「口が空いてるよ!」「それかっこいいかな?」「上手な選手は身のこなしがかっこいいよね。
とりあえず言われたメニューをこなすだけではなく、意識してかっこよく!」

自分が思う一番かっこ悪い走りをして、途中から一番かっこいい走りをする。
というユニークなメニューもあって、個人的にはそれをお手本でやった渥美さんがレアだなぁと見ていました。

次にキャッチボール。
その前に東京オリンピックで使われた公式ボールを触らせてもらって、生徒たちのテンションを上げます。
そしてあつみねさんのお手本。広いグランドに響き渡る捕球音が心地よい。
渥美さんからのワンポイントレッスンで踏み出し足のつま先の向き、グラブ側の腕の使い方を説明。
峰さんが「キャッチボールを見ればそのチームの強さがわかる」というくらい、キャッチボールはソフトボールの基本であり重要な要素。
その重要性を伝えてから生徒たちのキャッチボールが始まります。
それが終わると次はボール回しです。

ひと通り見た後で、渥美さんからのアドバイス。
ボールをもらう人は投げやすいように両手で待ってあげる、右利きの子は左足を踏み出して捕球しステップに繋げる。
そして1回タイム計測を行うと、峰さんからの指令は「さっきのタイムより少し速く設定した目標タイムを切る」こと。

これが何回やっても縮まらない。
「ソフトボールは黙っては出来ないよね。ナイスボールでも、ナイスキャッチでも、ナイスカバーでもいいから声を掛けてみよう」と峰さんから話があると、すぐに全員が声をして盛り上がります。
だけどミスも無くならず終わらない。
「達成するまで終われないよ。今日ずっとボール回しになっちゃうよ。」と発破を掛けられる中学生たち。
途中で話し合ってみるよう促し、選手たちだけでどうすればタイムを縮められるか話し合いの時間を設ける。
もう何回チャレンジしたかは覚えていないけど、やっとのことで無事目標達成し、エンドレスボール回しからは回避できました。

その後、一度生徒を集めてどんなことを意識してやったのか、自分の中で何%の出来具合だったかなどを1人ずつ言葉に出させます。
そして自己評価の低い子たちに向けて、成長ゼロということはないんだというお話がありました。

次はゴロ捕球。
中学生向けのメニューは、右利きの子は左足ケンケンで待ち、1(右足).2(左足)でキャッチ、1(右足).2(左足)で送球するというもの。投げられたボールに向かってケンケンで正面に入る。リズムを作ること、常に同じリズムで入ることが説明されます。

次に、ダッシュ→ブレーキ→その場で5回細かくハーキーステップ→1.2で捕球。
これらを2人組で練習後、ノックに移ります。
渥美さんのお手本を見せていただくのにどこから見るべきか各々考えて散らばる。
お手本を見た後に集合し、渥美さんはどうやって捕球していたのか問いかけます。
上手な人を見て、凄い!で終わらせずに真似してみること。
みんな渥美さんになろう!と声掛けしてから生徒たちもノックに入ります。
部活の試合が終わって飛んできた野間須先生もノッカーに入り、ショートとセカンドに分かれてノックしました。

最後はバッティング指導。
ティネットを2か所使って峰さんと渥美さんがトスをしてくれます。
残りの生徒は野間須先生の得意技、1人で二人並べたバッターにトスするロングティ。

最初はボール拾いに入っていた私も、2人の指導が見たくてやっぱりティバッティングを見学することに。
2年生には早打ち5球、全力で3球を繰り返しひと箱、1年生には早打ち3球と全力3球をひと箱。
急いでトップの姿勢に戻ろうとすると軸が綺麗に回らないと戻れないから、軸を強く意識するようにと説明がありました。
「今自分で何%出来たと思う?」指導の中で、何度も生徒に問いかけます。
指導を受けている選手本人がどう受け取って何を感じているか、会話をとても大切にされている印象です。

全員が打撃指導を受けて講習会が終わるころにはすっかり予定時間を超えていて、その後も金メダルを見せていただいたり、写真撮影したり、サインをもらったり。
時間オーバーしているにも関わらず快く対応してくださりました。

最後に渥美さんから、
「ソフトボールは成長が見えにくいスポーツだから、なかなか自分では気付けてないけど毎日練習していれば昨日より必ず成長しているから自信をもって!」
とお話がありました。

そして2日目の午前はとべスワローを対象に。
早朝の砥部は寒い!8時半に集合してグランド準備。
3月の週末は様々な大会が始まるからグランドの取り合いです。
ホームグランドである砥部小学校で開催するに当たり、譲ってくださったサッカーチームの方々ありがとうございました。
明るい時間に来ることないから、みなさん見慣れない景色に違和感があったようです。

スタートの挨拶は峰さんのお話から。
続いて渥美さん、「峰さんみたいには喋れないけどプレーで見せることはできる」とおっしゃったことに、うちの選手たちハートを掴まれたようです。

まずはストレッチとアップから。
足の裏の感覚、股関節、肩のストレッチ、トップ動作。
前日の中学生と同じメニューもあれば新たなメニューも登場し、練習メニューネタが増えてとっても助かります。
股関節ストレッチでは、同じような体格の2人組でやるのにあやてぃんの相棒がいないとのことで急遽私が参戦。
あやてぃんの背中に乗っただけで足が地面に届かず意味なかった・・・
マーカーとボールを使ってのミラードリルでは、リーダーの竹ちゃんが転んだり、リーダー紗央里に誰もついていけなかったりと散々でした。

その後普段通りのキャッチボールとトスバッティングまで終わらせると、本日のメインイベントであるお悩み相談講習。
盗塁阻止率を上げる為のキャッチ指導を峰さんが担当。
ショート指導を渥美さんが担当。
これは贅沢過ぎる光景!!綾乃ともえぴが羨ましい。

そして盗塁を仕掛ける側のスタート指導も渥美さんが行って下さいました。
「ピッチャーの腕が真上に挙がってからボールを離すまでが0.2秒、ベースを挟んで踏んでいればスタートを切っても後ろの足が残る。後ろの足がベースを離れるまでの時間を考えて」と選手に問いかけます。

何度も何度も繰り返し練習。
そして選手本人の感覚確認も行いながら、気付けば40分ほど経っていました。
どれも動画に残したい私はホームと1塁と2塁を行ったり来たり。
あとで動画見たら息切れした音声が入ってました。情けない。

日頃は参加人数も少ないナイター練習。
この日はほぼ全員揃っての昼間練習。
いつもはこんなに一つの練習に時間を割けないないので、とってもとっても貴重な時間でした。

キャプテン紗央里からはキャッチ峰さん、ショート渥美さんの目線からのランナーの動きの質問があり、スライディングについてや、どういうランナーが守備からしたら嫌なのかなどお話をしてもらいました。これも貴重なお話です。

次はノック。
まずは普段通りのノックを見てもらいます。
そして一旦止めて集合し、渥美さんからのお話。
「ちゃんとスタート切れているか、取るときに体が流れていないか、試合の最後のワンプレーの時に今のノックでいいのかな」と問いかけられます。

「どんな打球でもスタートを確実に切る。正面でも心の中でパッと力を入れるタイミングを作ってボールに合わせる。
取るときは停止するくらいの感覚で、パン!と音を鳴らして取りましたよというくらい。
それができないと握り替えのミスなどに繋がる。
ダラダラしがちになるけど、自分が取る時だけは集中してメリハリを付ける。
確実に芯で取る・確実にファーストの胸に投げることを追求して欲しい。
スタートは9割の力で切る。これは結構しんどいこと。
1回スタート切ったものに自分で合わせるために足を細かく使う。
取るときに一時停止する。
アップでやった動きの、ダッシュ→細かく足使ってストップ→もう一回ダッシュする動作を入れながらノックを受けることを意識する。」

そのお話の後に渥美さんのお手本を見せていただく。
今のスワローの子はこんな感じで、やって欲しいのはこんな感じと分かりやすく実践しながら説明を受けます。
その言葉通り常に足が動いていて、足が地面についている時間がほとんどない。
そしてメリハリが凄い。
「水の上を走っているみたい」という子もいたくらい忍者のような軽やかな足運び。
途中で結構しんどいんですと足を叩いていましたが、それだけ全力でスタートを切っている証拠。止まる動作の重要性もアップで教えてもらった通りここに活かされている。

受ける本人が如何に集中して、全力で確実なプレーを心掛けて臨むか否かで、僅かな時間のノックでも大きな差が生まれると思いました。
今後私もみんなのスタートとストップ動作に注力していきたいです。

最後はバッティング指導。
一人一人への説明を聞きながら、ここでもまた思ってもいなかった技術を知ることができました。
選手のお悩み相談には、峰さんの「私と同じタイプだね」という言葉から説明が始まり、説明がすんなりと入ってくる。
前回聞いた、「ゴロ・ライナー・フライの打ち方は、振り方を変えるのではなくボールのどこを打つかで変える」に匹敵する目から鱗のお話でした。
考えてもみなかったけど、聞けばその通り!と思える説明。

しかしあゆみんの打球はよく飛ぶ。ロングティで渥美さんに、「ゴムボールってこんなに飛ぶんですか!」と言ってもらえたくらい。
それはいいけど、気持ちよく飛んだセンターオーバーがグランドを超えて道路に出そうに。
また運の悪いことにこのタイミングでちょうど車が進入。
誰もがやばいと息を飲む中、そこに現れたのは奇跡の救世主、竹内パパ。
本当に助かった。みんなで拍手!お父さんありがとう!!

ロングティの守備は、選手が指導・説明を受けている間暇ですよね。
ふと見たら今度は、ライト側にあるブランコに腰掛けて漕いでいる竹内パパ発見。
それを私が笑っていると次の打球はブランコへ。パパ見事キャッチ。
この日はパパ神懸かってましたね。
練習後に自分が乗ってきた車忘れて帰っちゃううっかりパパだけど、この日は冴えてました。いつもママとパパで練習のお手伝い、本当にありがとうございます!

渥美さんがバッティング指導をしている間に、峰さんのキャッチ指導が始まります。
スピード測るやつどこにありますか?と聞いてきたのは知っていたけど、バッテリーゾーンではスピードガンのことをマシンガンと呼んだらしいななみん。
「マシンガン持ってきた?」と聞く渾身の峰さんのボケを見事にスルー。
本当にマシンガンと思っているようです。
その場にいた綾乃がマシンガン打ってるボケをかまそうかと思ったものの、本気でななみんに通じないと思って諦めたそうな。

途中、綾乃が峰さんのミットを使わせて頂いたようで、これにはかなり感動していましたね。
私が羨ましいです。
もともとクラウドファンディングのリターンは峰さんのミットが欲しかったのですよ。
上手い人のグラブって、出せば勝手にボールが入る。その型を体感してみたかった。
まあ、綾乃が「あつみねさんに会いたい~」と言ってこなければ今回この講習会が実現していなかったから、そこは良かったけれど。

午前の部は予定時間を大幅に超えて13時前に終了しました。
みんな何かしらの手ごたえを掴んでくれたことが本当に嬉しい。
しばらく霧の中を漂うようにモヤモヤとしていた部分を、スカッと解決していただいた。
だからと言ってすぐに完璧な動きができるわけではないけれど、理想に向けて進むべき正しい道が見えたことはこの上ない進歩。
早く試合がしたいと疼いてます。

慌ただしく集合写真を撮り、そこから昼食タイム。
30分ほどの休憩で今度は子どもたちの番です。
講師のお2人には短いお昼休憩となってしまい申し訳なかったです。

砥部クラブジュニアは、午前中松前公園で大会に参加し2試合やってきてます。
朝早いし、子供たちちびっこが多いから疲れてるだろうなという心配をよそに、グランドに着くなり遊具に向かって猛ダッシュ。
いきなり目一杯遊び始めました。子供の体力恐るべし。

さて、スタートの挨拶は珍しく渥美さんから。
「あっちゃんと呼んでください」の挨拶に、スワローの子たち「私もあっちゃんって呼びたい~」ってもうすっかりファンやん。

子供向けのアップはゲーム感覚を多めに工夫されています。
お猿さんと木はインスタで見たことあった!
1人がお猿さんとなってよじ登る。1人が丈夫な木となる。
お猿さんがおんぶされた状態からスタートして、地面に足をつけず木をぐるりと回っておんぶの位置まで戻ってきたら成功。

木も手伝ってあげないと最初はなかなか難しい。
子どもと一緒にチャレンジするお姉さんたち。
大木のごとく立ちはだかるあやてぃんにお猿の紗央里は途中で落下。木が助けてくれなかったよね。

今度は渥美さんの木に、手を挙げた2人の子どもがチャレンジ。
すると後ろから「いいな~」のスワローの子たちの声。
子ども限定ですから!きーちゃんもニコも、しっかり成功させてさすがですね。

2人でボールを投げ合いながらのリレーは、1番手の姉妹のケンカ腰のペアが、素手の至近距離にも関わらずえぐい球を投げ合い崩壊。ひたすら球拾いに走っていました。
2回目は、相手の名前を呼んでから投げ合うスタイル。
これはいい練習だなあと思いながら見ていました。

「誰かと何かを協力し合うというのは、相手に合わせる必要がある。その為には相手をよく見ることが大切。相手の取りやすいところを考える、ここにボール欲しいと伝える。チームメイトを大切にし、声を掛け合ってよく見て合わせてあげること。協力することを忘れないでね」と峰さんからお話がありました。
チーム競技だからこそ大切なポイントですよね。ソフトボールは一人でできることなんて何もありませんから。

次にキャッチボール。
始めたばかりのちびっ子にはスワローのお姉さんとキャッチボールしてもらいます。
グランド内は人がいっぱい。みんな子どもたちとコミュニケーション取りながらうまくやってくれました。
特に詩音は保育士さんだけあってやっぱり子供の扱いが上手。やんちゃお嬢さんのゆうちゃんを見事に手玉にとっていました。

次にゴロ捕球の基本スタイルを学びます。
足元に三角形を書いて1(右足).2(左足).3(グラブ)の位置を確認。
この三角形書くだけでも小さい三角やら大きい三角やら様々。
大人が一人一人チェックして回ります。

次に三角形の後方からスタートして1.2.3の動きを繰り返す。
お尻の下にグラブが入りがちな子にしっかり3の位置を覚えてもらいます。
今度は右左を間違っている子、グラブが上向いてる子たちをチェック。

その後、ちびっ子組は峰さん講師、それ以外は渥美さん講師の二手に分かれて指導。
私はちびっ子側についていましたが、峰さんの声掛けは優しくて聞き取り安くて、子供たち真剣に話を聞いています。
より基本的なグラブの使い方から学びました。
ボールが上下左右に来た時のグラブの出し方、フライの取り方、ゴロ捕球の復習、とにかく褒めて褒めて子供を乗せる峰さんです。
ちびっこ組、水分補給して再集合すると誰かがグラブを忘れてくるから面白いな。

渥美さんの方はレベルに合わせて3班に分かれ、ゴロ捕球は足を使うことを盛り込んだ練習に入ります。
並べたマーカーを飛び越えてから捕球したり、6年生はその目印を外してもしっかり足の動きができているかなどを指導されていました。
ショートバウンドの練習もレベルに合わせた距離や投げ方で進める。逆シングルも教えてもらってすごいじゃないか!
「グラブは前に出すよ。 グラブに当てて落としていいよ。いいね。」
子供たちがテンション下がらないようにずっと声をかけ続けてくれていたようです。

バッティングは後ろ足の使い方を学ぶために2人で両手のひらを押し合いっこ。
体をどう使えば力強く押せるのか。後ろの踵は地面についてないよね。
次にバットを持ってミートポイントに出したバットと手で押し合いっこ。
力の使い方はさっきと同じ。これもどこかでバトルが発生していました。
みんな相手をよく見て仲良くねって言われた話はどこへやら。

次に実際にボールを打つ。まずはロングティを渥美さんのお手本から。
左足がどうなっているか足元をちゃんと見てねって言われてるのに、打球ばかり目で追う子供たち。どうしてもボールの行方が気になるよね。わかるんだけど、今は打ち終わりまでしっかり渥美さんを見てください!そして打ち終わりの姿勢は体のどこを押されてもふらふらしないこと!
峰さんが様々な角度から渥美さんを押しますがびくともしません。

渥美さんが打っているとこを見てどうだった?と峰さんからの問いに、1年生のさほが1番に意見を言ってたね。よく見てて凄い!
どんな意見も間違いじゃない。思ったことを言葉にしてみんなの前で話す事はすごく勇気がいるけど、こうしてちゃんと言えたことをしっかり受け止めて褒めてくれる峰さんも素敵です。

その後は3か所に分かれて子供たちが打つ番です。みんな打つのは大好き。
渥美さんと峰さんにトスしてもらってよかったね!
2人ともずっと子供たちに声を掛け続けてくれていました。


最後はデモンストレーションとして渥美さんのノック。
何回見ても華麗な守備。贅沢な時間です。
これを見た後に集合して、また峰さんが子供たちに感想を求めると、今度はきーちゃんとはるかが自分の意見をみんなの前で言えました。感心です。

この時点で結構時間押していましたが、子供も大人もサイン会と写真撮影会で大行列。
すさまじい数のサインを書いていただきました。

ようやくすべてが終わってお二人が片付けをされている間、子供たちに「スワローのお姉さんたちに手伝ってもらったお礼言うときよ」って軽く言ったら全員で整列して挨拶に向かいます。スワローも一列に並んで絶妙な距離感の挨拶タイム。
どうせならそのまま花道作ってお見送りしようとなりました。

まあみんな盛り上がって楽しそうで何より。
ちゃっかりハイタッチしてもらっていたのは綾乃さん。
峰さんとあんなことからこんなことまで話した仲だもんね!
花道を抜けると今度は、逆に峰さんが振り返ってみんなを撮影されていました。

これであつみねソフトボール教室は全て無事終了。
心配していなかった天気がまさかの崩れ気味で寒かった初日、寒いと思っていたのにぐんぐん気温が上がり日焼けした2日目、どれも予定時間を過ぎてギリギリまで実施してくださいました。がっつり2日間、本当にお世話になりました。
このあとトップ代表の合宿に合流するため沖縄へと向かわれましたが、小学1年生の指導との振り幅がえげつないですよね。

中学生、大人、小学生と近くでその指導を見せていただいて、峰さんがそのカテゴリーに応じた声掛けをされていたことがとても印象的でした。
子どもには褒める言葉を多めに、中学生にはほどよく厳しく、大人にはジョークを交えながら的確に。これは山本さんの時も同じことを感じました。

メニューもレベルに応じたものを提示してくださり、毎度毎度指導者側が勉強になります。
そして渥美さんはどのカテゴリーにも本気のプレーをお手本として見せてくださり、現役を退いてもなお研鑽されていることが容易に伝わります。まさにプレーで見せる指導者。所作のすべてが綺麗でした。

そして会えば誰でもファンになる。
日本代表に選ばれる人は技術だけでなく人間性も優れていると強く実感。
絶対に不可能なことだけど、このような出会いの後にJAPANのユニフォームでプレーする皆さんを応援したかった。
どんな気持ちでオリンピック見ただろうかな。

そんな妄想はさておき、こうして金メダリストの皆さまが、カテゴリーを選ばずに指導に来てもらえるこの環境に感謝です。
ソフトボールが初めてオリンピック種目に入ったアトランタ五輪から、ソフトボールがようやく日の目をみたような気持ちでTV放送や日本リーグを見てきた私は、大げさに言えばソフトボールとともに人生を過ごしてきました。
TVの向こう側の方々、スタンドから眺める存在だった方々が、同じ目線に立ってうちの子たちを指導してくださる光景が何より至福の時間。
「子どもたちや選手のために」というのは表向きの理由で、実は自分が一番楽しみにしているんですよね。

これからはコーチや監督としてグランドに立つ姿をTV越しに拝見できることを楽しみにしています。
そして教えて頂いたことが試合で生かされ、個人としてもチームとしてもワンランクアップしましたと報告したいですね。
スワローはひと月後に全国予選を迎えます。
全国ベスト8を目指してまずは必ず予選突破しましょうね。